メグレと殺人者たち
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
メグレと殺人者たちの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
メグレと殺人者たちの総合評価:
8.50/10点 レビュー 4件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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この本はそんな「作者V.S.読者」で対決するタイプの推理小説が苦手な自分にも充分楽しめた。
この本の面白さはおそらく推理で犯人を予測するゲーム性にはなく、メグレ警視や彼とともに働く同僚、部下、登場するパリの住人たちの人間模様である。メグレ警視の捜査とともに小説が進行するのだが、事件がどんな展開を見せても、登場人物たちの性格や暮らしは変わらない。そういう意味で、一つの話が終わったとき、話が始まった時と比べて状況が変わってしまうタイプの小説ではない。もしそうだったら、シリーズものとして書かれたりはしないだろう。一作で完結したはずだ。この作品はおなじみの面々が何度も出てくる、一話完結の連続物である。
この作品は、ある意味では、事件の方が狂言回しで、人々の暮らしが主人公である。犯人や被害者もきちんと来歴が語られ、ある一つの像として語られた人物が読者の心に浮かび上がる。
そうやって語られた人々の暮らしがつまり、この小説の持つ人間への眼差しということになるのだと思う。