セイレーンは死の歌をうたう

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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ

1991年08月31日 セイレーンは死の歌をうたう (ハヤカワ ポケット ミステリ)

リンカーンズ・イン法曹学院の弁護士カントリップは、あきれてものも言えなかった。信託の運用をまかされていた一流の受託人グループが、九百万ポンドもの信託財産の相続人の名前を紛失してしまうとは。問題の信託は税金対策のためチャネル諸島に設置されており、相続人の名前は五人の受託人のうち弁護士のグリンしか知らなかった。ところがグリンは、別の信託の会合でケイマン諸島を訪れたさい、謎めいた溺死をとげてしまったのである。あわてた受託人の面々はチャネル諸島で会合を開き、助言を求めてカントリップを招いた。だが、ロンドンに陣取ったテイマー教授と若手弁護士たちがカントリップの送ってくるテレックスで事態の推移を刻一刻と見守るなか、またしても事故が…。信託メンバーをつぎつぎと襲う不可解な死の謎を、テイマー教授がテレックスで送られてくる情報をもとに鮮やかに解き明かす。アンソニー賞最優秀長篇賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

評判

セイレーンは死の歌をうたうの評価:

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.1
(5pt)

コードウェルの最高作

第二作目の「黄泉の国」から5年もかけてあるだけあって、文章が洗練されていて、とても笑えます。現代では人気がなくなってきている本格ミステリのなか、この作品はユーモアとウィットに溢れていて小説的にとても面白い。まったく退屈しません。もちろん、アンソニー賞受賞作だけあって、推理小説としてもなかなかの出来でした。
 少しネタばれのならない程度に書いておくと、この作品でコードウェルが仕掛けたトリックは大抵の有名な本格ミステリ作家ならば、一度は挑戦していることが多いもので、上手くいけば見事な本格ミステリとなります。しかし、それと同時にミステリ作家としての腕が試される作品でもあり、コードウェルは見事にこのトリックを成功させていました。
 
 最も笑えた作品でもあり、恐らくコードウェルの最高作だと思います。
セイレーンは死の歌をうたう (ハヤカワ ポケット ミステリ) Amazon書評・レビュー: セイレーンは死の歌をうたう (ハヤカワ ポケット ミステリ)より
4150015759

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