それを愛とは呼ばず

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種別
長編
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あらすじ

2017年10月06日 それを愛とは呼ばず (幻冬舎文庫)

妻を失った上に会社を追われ、故郷を離れた五十四歳の亮介。十年所属した芸能事務所をクビになった二十九歳の紗希。行き場を失った二人が東京の老舗キャバレーで出会ったのは運命だったのか――。再会した北海道で孤独に引き寄せられるように事件が起こる。そこにあったものは「愛」だったのか? 驚愕の結末が話題を呼んだ傑作サスペンス長編。(「BOOK」データベースより)

評判

それを愛とは呼ばずの評価:

6.00/10点 レビュー 1件。 D ランク

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平均点6.00pt

それを愛とは呼ばずの総合評価:

7.50/10点 レビュー 20件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(6pt)

夢が壊れたとき、何にすがるのか?(非ミステリー)

新聞連載された長編作品。文庫の裏表紙に「傑作サスペンス長編」とあるので手に取ったのだが、サスペンスでもミステリーでもない、狂気をはらんだ恋愛小説である。
実業家の年上妻に先立たれ、関与していた事業から追放されて故郷の新潟を離れざるを得なくなり、東京で仕事を見つけた54歳の男・伊澤。美少女コンテストで入賞したことからタレントを夢見て釧路から上京したものの成功せず、10年間所属した芸能事務所を首になった29歳の沙希。沙希のバイト先である銀座のキャバレーで出会った二人は、それぞれの事情を抱えたまま、伊澤が販売をまかされて赴任した北海道のリゾートマンションで再会する。バブル時代に投機目的で建設されたものの失敗した、荒れ果てたリゾートマンションはまったく買い手がつかず、伊澤は鬱屈した日々を過ごしていた。そこを訪れた沙希も、釧路の実家へ帰る足取りは重く、ぐずぐずと時間を浪費していた。そこに現われたのが、20年も前にマンションを5部屋購入し、所有し続けている小木田と名乗る男だった。荒廃した夢のあとと舞台に、寄る辺ない三人が繰り広げた奇妙な物語は、思いも寄らない事態へ転がって行くことになった。
夢が壊れたとき、人は何を頼りに生きて行く力を得るのか? 乱暴に言えば、人は「愛」を頼りに再生して行くのだろうが、では、その「愛」とは何なのか?を追求した作品である。従って、ラブストーリーとして読むことも可能だが、それにしてはヒーロー、ヒロインに感情移入するのが難しい。
はっきり言って、読後感が良くない作品である。この作者は、もっとミステリー寄りの作品の方が楽しめる。

iisan
927253Y1

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.19
(5pt)

とても面白い

男と女の哀愁が伝わってきて良い。
ホテルローヤルよりよほど面白い。
それを愛とは呼ばず (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: それを愛とは呼ばず (幻冬舎文庫)より
434442655X
No.18
(5pt)

とても面白い

男と女の哀愁が伝わってきて良い。
ホテルローヤルよりよほど面白い。
それを愛とは呼ばず Amazon書評・レビュー: それを愛とは呼ばずより
4344027337
No.17
(3pt)

よみやすいサスペンス

愛について考える本。
自分がどのキャラクターにいるのか想像して読んでみては?
それを愛とは呼ばず Amazon書評・レビュー: それを愛とは呼ばずより
4344027337
No.16
(3pt)

よみやすいサスペンス

愛について考える本。
自分がどのキャラクターにいるのか想像して読んでみては?
それを愛とは呼ばず (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: それを愛とは呼ばず (幻冬舎文庫)より
434442655X
No.15
(3pt)

視点の移動が激し過ぎます。純文学作品が書ける作家なのに・・・・

人物の設定といい、話の展開といい、誠に上手いといえます。人物の描写もある意味で見事です。元来文章も歯切れが良いし、それなりに情緒のある文体を持った作家なのです。純文学作品にみられる余韻と情緒を備えている作家とも感じています。ところが、時として妙な技を使うのは、作者自身が自分はエンターテインメント小説作家と思い込んでいるのかと疑いたくなります。
 本作では主人公の男性の視点で話が展開していると思っていましたし、そのまま最後まで別の終局場面を用意しておけば、見事な余韻のある作物となったと惜しまれます。帯に「あなたはこのラストを受け止められるか?」とありましたが、一見衝撃的な様でいて、奇策としか思えないのは自分だけでしょうか?ここで突然視点が男性から、副主人公ともいえる女性に移動します。単行本278ページの内最後の16ページで読者の度肝を抜いた様でいて、ただ、抜いただけの、ある意味で精神を病んだ人間を描いただけの安易な作品になってしまっているのです。(作者は北海道での逸話で伏線を張ったつもりかもしれませんが・・・それなら、そもそもBMWの始末はどうしたのでしょうか?とても死体遺棄があのまま露見しないとは思えません。不自然過ぎます。)
 16ページの代わりに主人公二人が肉体関係へ展開してもよし、死体遺棄への共犯に悩んでもよし、何か他に書きようがなかったのか?そうすれば、稀にみる傑作になったのではないかと思うのですが・・・・惜しまれます。
それを愛とは呼ばず (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: それを愛とは呼ばず (幻冬舎文庫)より
434442655X

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