ほろびぬ姫



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    ほろびぬ姫 (新潮文庫)
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    初公開日(参考)2016年05月
    分類

    長編小説

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    ほろびぬ姫 (新潮文庫)

    2016年05月28日 ほろびぬ姫 (新潮文庫)

    両親を事故で失くしたみさきは19歳で美術教師の夫と結婚した。それから4年。あなたはあなたが連れてきた―嵐の晩、彼女の前にふたりの「あなた」があらわれる。夫が、長い間音信不通だった双子の弟を探してきたのだ。混乱するみさきに、僕はもうすぐ死ぬんだ、と告げる夫。衰弱していく兄になりかわるように、その存在感を徐々に増していく弟。眩惑的な文体で綴る愛のサスペンス。(「BOOK」データベースより)




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    No.3:
    (5pt)

    読者に受容を求める完璧な構成

    ラストシーンが初めから決まっていたのか、あるいはタイトル(のイメージ)が最初からあったのか知らないが、結果的に出来上がった物語の構成が完璧。
     タイトルがこうならば結末は他にありえず、よって読者が無明の闇に落とされ、結末の需要を迫られる。
     ……とはいえストーリィあるいはプロット構成には実は決まったルールなどなく、帰結としての結末があれば、当然、非「帰結としての結末」も存在し、第三またはそれ以上のずらし方もある。
     けれども作者が「帰結としての結末」を選んでしまったため、読者が受容を迫られるのだ。
     井上荒野さんは、わりとそういった小説の書き方をすると思う。
     殆どの著作を読んでも常に「不恰好な朝の馬」まで引き摺り戻されるのは、この先いつまで続くのだろうか(例外は「結婚」。つまり……)。
    ほろびぬ姫 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ほろびぬ姫 (新潮文庫)より
    410130257X
    No.2:
    (3pt)

    姫のお話

    よくわかりませんでした。

    文体がむずかしいとか、ストーリーがややこしい訳ではなく、
    「あなた」と「あなた」もちゃんと分かるように書いてあるな…という点には感心しました。

    そもそも弟の方を「あなた」と呼ぶことからして、理解できないのですが…。
    見た目がそっくりなので、病気になる前の「あなた」を象徴するモノということでしょうか?

    登場人物の誰に共感することもなく読み終えて、少々戸惑うほどでしたが…

    妻を残して死ななくてはならない夫が、彼女を虞美人に例えるような呪文をとなえ、倒錯的とも思える行動に出る…
    可憐な子鹿に例えられる…
    結局は登場する男たち全ての心をとらえる…
    そんな姫様のような女性のお話だ!と思うと、やっとしっくりきた感じです。
    ほろびぬ姫 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ほろびぬ姫 (新潮文庫)より
    410130257X
    No.1:
    (2pt)

    二人称が多すぎて

    夫の双子の弟、そして夫を「あなた」と呼ぶために
    ややこしいです。これ、必要でしたか?

    夫が死を覚悟してからの行動は、はっきり言って
    愛情でもなくただのエゴと自己満足です。
    妻は23歳のれっきとした大人の女性なのですから
    過保護にしすぎると「頭悪いの?」とさえ思えます。

    実際夫のお見舞いに来た教え子達への「挨拶も出来ない」
    ヒロインですから、確かに心配ですが(笑)
    情緒不安定なんでしょうが、もう少し魅力的に描いて欲しかった。

    双子の弟の心情も曖昧です。ツンデレなのかコンプレックスなのか
    よく分かりません。
    人形も意味深に出てくる割に何もオチが無かったし・・・

    ラストはいきなり照明が落ちて暗転!という終わり方です。
    やはり夫はいびつな愛情の持ち主だとしか思えませんでした。
    ほろびぬ姫 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ほろびぬ姫 (新潮文庫)より
    410130257X



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