小説家の一日
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
小説家の一日の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「書く」ことをテーマにした十編の短篇小説。短篇小説の名手といわれるだけあり、「書く」だけでもこれだけ多彩に描けるのかと感銘うけるし、情景が(良くも悪くも)まざまざと浮かんでくる。 | ||||
| ||||
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
10編収録の短編集。 うち、小説家が主人公のものが4編あり、作者本人か父・井上光晴を思わせるものもある。 表題作もその1つだ。 他の6編も含め、全体が「書くこと」をテーマにしているというのだが、それはあとからのこじつけ臭いw 10編それぞれに異なる趣向が凝らされている。 たとえば、「緑の象のような山々」は不倫カップルのメールのやりとりのみで進行し、地の文は一切ない。 全体に、力の抜き加減がとてもうまい。 書きすぎず、“ステレオタイプな盛り上がり”の一歩手前であえて「寸止め」する美学というか。 収録作の中で、私がいちばん気に入ったのは「何ひとつ間違っていない」。 編集者・小説家間のありふれたトラブル(「小説集を刊行する・しない」というトラブル)に材を取りながらも、読ませる。ツイッターが小道具として巧みに使われているあたりも、いかにもいまどきだ。 逆に、いちばんつまらなかったのが表題作。 10編中、作者本人に最も近いと思われる小説家が主人公であるせいか、小説というよりもエッセイだと思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
書くことをテーマにした短編集。 話がぶっつり切れるところがたまらなく好きです。 「緑の象のような山々」が一番印象に残るかなー。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
傍から見ると初めから終わりまで陳腐なやりとりが、本人にしてみれば大真面目に幸福の頂上と絶望のどん底だった若かりし頃を思い出して懐かしくなった 井上氏のヒロインは美しく引くが、そこは引くな都合よくなるなせめてゴネろ と、思ってしまうのは自分が歳を食ったからだろう 楽しく読みました。が、全般爽快な話ではないです | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|