夜をぶっとばせ
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登場人物全員が「うあー…そっちの世界に行きたくない」って方向に驀進してく感じのお話でした。 | ||||
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「夜をぶっとばせ」『小説トリッパー』二〇〇二年冬季号 DVな夫の許で僅かづつ常道を逸してゆく妻。その昔中学生だった頃から、いったいどれだけ遠くまで来てしまったのだろう。壊れたのか、それとも単にひょいと一線を越えてしまったのか、見知らぬ他人とデートを繰り返す彼女。息子は小学校では苛められっ子で、娘(妹)は月一で箱庭療法に通う精神が不安定な子供だったが、その娘が兄がボール遊びでいじめられたと石で兄の仲間の頭を殴ってから時は動き始めた。やがて事態は彼女の思いもよらなかった展開を見せ…… 描写があってすぐにいなくなってしまうハスキー犬の不在が物語を蔽い尽くそうとする閉塞感にポッカリと孔を開けているのが興味深い。 「チャカチョンバへの道」『小説トリッパー』二〇十一年夏季号 前作の登場人物であるDVな夫の視点から語られる数年後の姉妹篇。あちらから見ればこうだったあれは、しかしこちらから見ればそれであり、だがそれはやはりああなるしかなかったのだろう。話の展開と構成の化け方が作者が辿った歳月を感じさせる。えっ、何で黒人? あの友だちが…… どうして息子と娘はこうなった?「黄色い黄色い陽が今日もやっぱり沈む」って、この登場人物に当てるには、ちょっとシュール過ぎない? そして犬はまた不在となるのであった。 | ||||
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