けものみち
登録されているタグ
※タグの編集はログイン後行えます
0.00pt
7.00pt
Amazon平均点
4.29pt
楽天平均点
4.11pt
みんなの オススメpt 自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク[?]
B
↑現実的
0.00pt
0.00pt
←非ミステリ
0.00pt
ミステリ→
0.00pt
↓幻想的
初版刊行(参考)
種別
長編
閲覧回数
3,405回
お気に入りにされた回数
0回
読書済み登録回数
7回
- このページのURL
あらすじ
外部リンク
※特設サイト・著者サイトなど
評判
けものみちの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
けものみちの総合評価:
8.57/10点 レビュー 42件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 42件あります。
Amazon書評・レビューを見る
しかしこの物語に関しては例外で、今回は久々の再読だったにも関わらず(もう二十年以上経つかな)、内容への吸引力も相変わらず十分なもので、最初から最後まで全く集中を切らすことなく読めた。
加えて内容もよく覚えていたからサラサラ読了できたが、今回言いたいのは物語に関してではなく原作とドラマの違いについてだ。1982年の、名取裕子が主演を務めたドラマでは大筋に違いはないがエンディングがかなり変更されている。原作では小滝は冷血な悪漢として民子を殺害するが、ドラマでは民子を愛したが故に鬼頭のもとから二人で逃亡するという形になっている(鬼頭に毒を盛ったのは民子で、鬼頭も生存)。
どっちがいいかと言えば、お茶の間で鑑賞する実写ドラマとしてはそっちの方が良かったのかなあと俺は感じた。原作で冷静沈着に描かれている小滝が、最後あんな派手なやり方で民子と黒谷を殺害するかなあという違和感もあったし。清張自身は表からはうかがい知れない小滝の心中に潜む冷酷さを露骨に描くことに快感を得たのかもしれないが、そこは真夜中に誰もいない場所で静かに刺殺あたりが妥当だったかなと思った。その部分は悪い意味で作者の性癖が出てしまったかなと。ドラマの最終部分が原作と同じだったら、余計にちぐはぐな印象が拭えなかっただろうし。
だが大事なのはドラマがちゃんと原作を尊重し、それに寄り添った形で作られていたということだ。清張も改変されたとはいえ、それはドラマの方向性として納得したのではないかと判断した。明らかにいい意味での改変だった。
それで近頃のマンガを原作としたテレビドラマ事件についても思うが、そもそも原作の方にそれだけの力があったのかなと。原作の無料分を読んでみたが、ストーリーもキャラクターも、どう見ても既存のものをただなぞっているだけの、ただ大衆受けを狙ったありきたりなマンガとしか感じられなかった。要はあの原作は改変されたからといって大騒ぎするようなものではないね。別に低能極まるテレビ局なんぞを弁護する気はないが、それを相手にした以上、改変が嫌なら作者はマンガの世界だけで満足すべきだった。あの事件の顛末はどっちもどっちだろうという見方が正しい。
比較するのもバカバカしいのかもしれんが、けもの道はそういう意味で原作とドラマとの理想的な関係をよく示していたと思う。
最近この作品を再読して、ふとそんなことを思った。