(短編集)

福袋

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種別
短編集
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あらすじ

2010年12月04日 福袋 (河出文庫)

私たちはだれも、中身のわからない福袋を持たされて、この世に生まれてくるのかもしれない…見知らぬ客から段ボール箱を預ったバイト店員。はたしてその中身とは?家を出ていった夫の同窓会に、代理出席した離婚間近の妻。そこで知った夫の過去とは!?自分の心や人生の“ブラックボックス”を思わず開けてしまった人々を描く、八つの連作小説集。(「BOOK」データベースより)

評判

福袋の評価:

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福袋の総合評価:

8.20/10点 レビュー 10件。

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未読の方はご注意ください

No.10
(4pt)

小説のなかの真実

8編に登場する人物は、どこにでもいる人たちである、本書では
人生を肯定も否定もしないあるがままの人生が描かれており、
まさに小説のなかに真実が隠されているように思える。
福袋 Amazon書評・レビュー: 福袋より
430901853X
No.9
(4pt)

小説のなかの真実

8編に登場する人物は、どこにでもいる人たちである、本書では
人生を肯定も否定もしないあるがままの人生が描かれており、
まさに小説のなかに真実が隠されているように思える。
福袋 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 福袋 (河出文庫)より
4309410561
No.8
(5pt)

人生はカード・ゲームじゃなくて。

都市生活の日常の中にするりと紛れ込む小さな謎。
それはある日突然、見知らぬ客から預けられた段ボール箱だったり
ゴミ収集の日に門の前に置かれた紙袋だったり
駅のホームで赤ん坊を押しつけたまま行ってしまった女の人の事情だったり…

自分だったらどうするだろう、と思わずのめりこんでしまう身近な設定と
確かな観察眼から生まれる日常生活の描写の巧みさ。
つるっとしたうどんのようなやわらかな語り口。うまいなあ~

それでいて、内容はけっしてスイートじゃない。

自分の知らない恋人の生活。妻の知らない夫の過去。
夫の知らなかった妻の性癖。娘の知らなかった母の遺言。
どうしようもない兄を持った妹…

時にはほろ苦く、ときには愚かで、ときには古典落語のようなおかしみさえ漂わせて
段ボールより紙袋より、一番のブラックボックスは実は身近な人間(!)であり
もしかしたら自分自身なのかもしれない、と気づかされる。

人生はブラックボックスだ。
でも作者の眼には、同じボックスでもそれは「福袋」に見える。
中身が何であれ、それを受け入れ身につけていくうちにいつしか自分のものになってゆく。
「福」袋を持たされてこの世に生まれてくること自体がとてもおめでたいことなのだと
人生を肯定する力強さに、思わず笑みがこぼれる。

実を言うと、人生はカード・ゲームのようなものだ、とずっと思ってきた。
どんな悪い手札であろうと、与えられた手札で戦わねばならないものだと。
でも、カードだと思うより、福袋だと思うほうが、ずっと楽しい。
どんな厄介事も、「福」のかけらに見えるじゃないか(笑)

短編集のなかで一番好きだったのは
「イギー・ポップを聞いていますか」だった。
ああ、この物語は本当に、幸せな読後感です^-^
福袋 Amazon書評・レビュー: 福袋より
430901853X
No.7
(5pt)

人生はカード・ゲームじゃなくて。

都市生活の日常の中にするりと紛れ込む小さな謎。
それはある日突然、見知らぬ客から預けられた段ボール箱だったり
ゴミ収集の日に門の前に置かれた紙袋だったり
駅のホームで赤ん坊を押しつけたまま行ってしまった女の人の事情だったり…

自分だったらどうするだろう、と思わずのめりこんでしまう身近な設定と
確かな観察眼から生まれる日常生活の描写の巧みさ。
つるっとしたうどんのようなやわらかな語り口。うまいなあ~

それでいて、内容はけっしてスイートじゃない。

自分の知らない恋人の生活。妻の知らない夫の過去。
夫の知らなかった妻の性癖。娘の知らなかった母の遺言。
どうしようもない兄を持った妹…

時にはほろ苦く、ときには愚かで、ときには古典落語のようなおかしみさえ漂わせて
段ボールより紙袋より、一番のブラックボックスは実は身近な人間(!)であり
もしかしたら自分自身なのかもしれない、と気づかされる。

人生はブラックボックスだ。
でも作者の眼には、同じボックスでもそれは「福袋」に見える。
中身が何であれ、それを受け入れ身につけていくうちにいつしか自分のものになってゆく。
「福」袋を持たされてこの世に生まれてくること自体がとてもおめでたいことなのだと
人生を肯定する力強さに、思わず笑みがこぼれる。

実を言うと、人生はカード・ゲームのようなものだ、とずっと思ってきた。
どんな悪い手札であろうと、与えられた手札で戦わねばならないものだと。
でも、カードだと思うより、福袋だと思うほうが、ずっと楽しい。
どんな厄介事も、「福」のかけらに見えるじゃないか(笑)

短編集のなかで一番好きだったのは
「イギー・ポップを聞いていますか」だった。
ああ、この物語は本当に、幸せな読後感です^-^
福袋 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 福袋 (河出文庫)より
4309410561
No.6
(4pt)

犬。

犬の舌は、ざらざらしていない。

作者は猫しか飼ったことがないんじゃないか、と思った。
福袋 Amazon書評・レビュー: 福袋より
430901853X

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