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あらすじ
次期大統領を目指すカリフォルニア州上院議員が路上で射殺され、黒人医学生が容疑者 として逮捕される。大物政治家殺人事件の容疑者を弁護したがる弁護士は地元にはおら ず、被告側弁護人としてアントネッリに白羽の矢が立った。“ゆきずりの殺人”として 処理したい検察に対し、“陰謀”のにおいを嗅ぎ取ったアントネッリ。事件の鍵を握る 人物から、予想をはるかに超える罠の存在を知らされるが……。サスペンス度満点のリ ーガル・ミステリ。(解説・三橋暁)出版社からのコメント著者はシカゴ大学を卒業後、オレゴン州で弁護士を開業していたという法曹界出身の作 家。1997年弁護士アントネッリを主人公とした『弁護』で小説家としてデビューし、 以降、『訴追』『審判』(以上、文春文庫)とシリーズ作品を発表してきた。トゥロー、 パターソンらとともに、リーガル・スリラーのなかに人生を描く作家と言われる。 第4弾にあたる本書では、これまでのオレゴン州ポートランドから、カリフォルニア州 サンフランシスコへと物語の舞台を変え、アントネッリは政治的陰謀が影を落とす事件 に挑む。その一方で、出自の秘密を明かし、幼少期を過ごしたサンフランシスコで自ら の人生を振り返るなど、シリーズとしての物語の深みも増している。(「BOOK」データベースより)
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評判
遺産の評価:
7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク
遺産の総合評価:
8.17/10点 レビュー 6件。
感想一覧
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州知事候補の上院議員に対する強盗殺人で逮捕された黒人青年の弁護につく。
しかし、警察・政治家・経済界、そして市民にとって都合のよい容疑者に対する
捜査・裁判は圧倒的に不利で、Antonelliは、世代を超えてこの地に根付く
人々の階級と権力への執着を思い知らされる。
さらに事件の陰に潜む、予想をはるかに超えた陰謀の存在を知ったときから、
自身の生命も脅かされることになる…。
孤高の弁護士Joseph Antonelliシリーズ第4弾です。
いつもながら登場人物それぞれの描き方が見事で、陰があるけれども、
深く知るうちに惹きつけられずにはいられないAntonelliの人物像も魅力的。
幼少期の思い出の土地サンフランシスコで、自身の出自も振り返りつつ、
人間として弁護士として、苦悩しながらの裁判となります。
法廷シーンも相変わらずの切れ味を見せますが、今回は意外な展開も…。