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種別
長編
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あらすじ

1994年02月28日 駅 (角川文庫)

多種多様な人間が去来集散する巨大駅。その周辺では、絶えず事件が発生している。歌舞伎町の繁華街から少し離れた公園で、中年の浮浪者が三人の無軌道な少年に嬲り殺しにされた。三日後、犯人の少年たちは逮捕され少年鑑別所へ送られた。だが、それは一連の殺人事件の序曲だった。一年後、死んだ浮浪者と顔見知りの少女が絞殺され、更に一年後、浮浪者殺しの少年の一人が事故死した…。息子の客死の悲しみを乗り越え、捜査に没頭する新宿署牛尾刑事の活躍を描いた長編ミステリー。(「BOOK」データベースより)

評判

の評価:

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の総合評価:

7.67/10点 レビュー 6件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6
(5pt)

新宿駅での、交錯する想い

大都会の拠点駅では、雑多な人々が、様々な想いをかかえて通り過ぎる。

本書の云う駅とは、具体的には東京新宿駅を指していると見て良い。

そこでは、都会の喧噪の中で、個人の都合のみで、人々が行き交い、

他人の身の上などは、まるで眼中には無い。

繰り広げられる出来事は、哀しい。

出来事は、主に、新宿歌舞伎町で繰り広げられる。

遊び半分で少年に撲殺されたホームレスに、花をたむけたコールガールが、

今度は絞殺死体となって、ホテルで発見されたりする。

大都会の「駅」とは、こんなにも哀しい。

牛尾刑事の一人息子の運命も同様だ。

当初はそれぞれが別々の事象であっても、実は有機的なつながりがある。

本書は、人間の情に訴える、繊細な推理ドラマだ。

しんみりとした哀しさが湧き上がる。
駅 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 駅 (角川文庫)より
4041753252
No.5
(4pt)

読み応えのある作品だが・・・

事件解決となる前のところまでは非常に良くできた作品だなと感心しました。
数年前、この物語に出てくる人物たちが人混みの途絶えない新宿駅で偶然にも行き違いになっていて、その後それぞれの生き方の中で共通した事件に巻き込まれるとは驚きのストーリーです。
これだけの物語を作り上げるのは大変だと思います。

しかしながら、最後事件解決の場面で犯人が犯行を自供するところで、これまで起こした数々の殺人事件の経緯や行動性が曖昧に感じられる箇所があって、物語の中で謎だった部分が十分に解き明かされてないのは残念です。
犯人が自供しながら事件の全貌を解いていくストーリーは推理小説には付きものですが、何かこういう手法だと作品自体が軽く感じられてしまいます。
もっと時間的な間隔を置きながら事件を解明していくやり方が出来なかったのか、ちょっと残念に思います。

また一人息子を失った牛尾刑事の辛い気持ちや犯人に対する怒りといったことが強く感じられなく、これでは警察に付く者としてあまりにも無惨でなりません。
犯人を追及する場面で牛尾刑事の言動や行動が姿に表れないのがなんとも虚しいです。
最後の場面で、牛尾刑事の妻の我が子を思いやる行動や心理に泣けてくる思いがしました。
駅 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 駅 (角川文庫)より
4041753252
No.4
(5pt)

新宿駅での、交錯する想い

大都会の拠点駅では、雑多な人々が、様々な想いをかかえて通り過ぎる。

本書の云う駅とは、具体的には東京新宿駅を指していると見て良い。

そこでは、都会の喧噪の中で、個人の都合のみで、人々が行き交い、

他人の身の上などは、まるで眼中には無い。

繰り広げられる出来事は、哀しい。

出来事は、主に、新宿歌舞伎町で繰り広げられる。

遊び半分で少年に撲殺されたホームレスに、花をたむけたコールガールが、

今度は絞殺死体となって、ホテルで発見されたりする。

大都会の「駅」とは、こんなにも哀しい。

牛尾刑事の一人息子の運命も同様だ。

当初はそれぞれが別々の事象であっても、実は有機的なつながりがある。

本書は、人間の情に訴える、繊細な推理ドラマだ。

しんみりとした哀しさが湧き上がる。
駅 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 駅 (集英社文庫)より
4087495582
No.3
(5pt)

牛尾刑事の初登場作

森村誠一のシリーズ・キャラクターと言えば棟居刑事が有名ですが、新宿署の牛尾刑事もなかなかの人気シリーズです。本作はその牛尾刑事が登場するシリーズの1作目です。『駅』というタイトルが本作の全てを表現しています。見も知らぬ人々がたまたま一堂に会するのが駅です。駅で顔を合わせた人々は、そのことを意識することすらなく、そのまますれ違っていきます。しかし、彼らの人生は本人達も意識しないうちにどこかでつながっているかも知れません。そんな赤の他人同士の運命の結びつきを描いたのが本作で、犯人探しやトリック探しに重点を置くのではなく、運命の結びつきをひとつひとつ紐解いていくところに面白みがあります。
いわゆる推理小説的な意味での伏線(犯人やトリックのヒントとなるような伏線)とは違うのですが、伏線の張り方がとても見事です。最後まで読み終わった後に思わず序章を読み返してみたくなります。浮浪者から政治家まで様々な“階級”の人々を小説内に闊歩させる森村の手腕もさすがと感じさせます。
駅 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 駅 (集英社文庫)より
4087495582
No.2
(5pt)

新宿駅での、交錯する想い

大都会の拠点駅では、雑多な人々が、様々な想いをかかえて通り過ぎる。

本書の云う駅とは、具体的には東京新宿駅を指していると見て良い。

そこでは、都会の喧噪の中で、個人の都合のみで、人々が行き交い、

他人の身の上などは、まるで眼中には無い。

繰り広げられる出来事は、哀しい。

出来事は、主に、新宿歌舞伎町で繰り広げられる。

遊び半分で少年に撲殺されたホームレスに、花をたむけたコールガールが、

今度は絞殺死体となって、ホテルで発見されたりする。

大都会の「駅」とは、こんなにも哀しい。

牛尾刑事の一人息子の運命も同様だ。

当初はそれぞれが別々の事象であっても、実は有機的なつながりがある。

本書は、人間の情に訴える、繊細な推理ドラマだ。

しんみりとした哀しさが湧き上がる。
駅 Amazon書評・レビュー: より
4087750965

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