秘花
- 遊廓 (11)
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中学生の娘、その母、そしてまたその母親という女三代に流れる熱い血と因縁めいた運命を、連城三紀彦が独特の切なさといじらしさを持ってリアルに描き出しています。物語の初めから、ある問題が知子を煩悶させますが、それが少しずつ解き明かされていくとともに、もっと多くの深い問題をはらんでいたことが徐々に見えてきます。それとともに、娘・水絵の重大な告白がラストに渦巻き出し、因縁めいた運命の始まりである祖母の人生について探られる下巻へと流れます。平凡な毎日の水面下に迸る、激しい情念と情熱を感じ、胸がチクチクしました。 連城氏の小説には、どこか不器用だけど情溢れる温かい人物が登場しますが、この女性三人もそうで、女性としてもろい部分と、また凛として強い部分を持ち合わせていて、何とも共感させられました。 | ||||
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連城さんの「恋文」を読んで号泣した経験から、「秘花」を購入しましたが、読後、ちょっとガッカリしました。 まず、同じ女性として、登場する3人の女性たち(女三代)に共感出来なかったです。それぞれの女性が自分勝手すぎて、読んでいて不快に感じました。 しかし、文章はスラスラ読めました。感動はしませんが、名古屋や小樽のそれぞれの時代のことが詳しく描かれているので、違う楽しみ方が出来るかもしれません。 | ||||
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