殺し屋 最後の仕事
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
殺し屋 最後の仕事の評価:
7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク
殺し屋 最後の仕事の総合評価:
8.38/10点 レビュー 8件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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主人公が殺し屋を稼業にしているストーリーに多少抵抗感があり、次を読むのを避けてきたが、一作目の短編集が結構面白かったのを思い出して本作『殺し屋 最後の仕事』(原題:Hit and Run)を入手して読むことにした。
ケリーは、アルと名乗る男からの依頼でアイオワ州のデモインという街で一人の男を殺す依頼を受けて仕事に出かけていた。
空港に迎えに来た耳毛男の指示に従って殺しの日にちが一日伸ばしにされ少々違和感を覚えながら待機していた。
そんな折に、切手取集が趣味のケラーは、切手デーラーでスエーデンの古い切手セット5枚を600ドルの現金で支払って買ってしまった。
その店の親父がテレビを見ながら「なんてこった」と驚きの声をあげた。
そこでケラーは、オハイオ州知事が暗殺されたことを知り不安に襲われる。
やはり、「アルと名乗る男」の罠に嵌ったケラーは、殺しの仕事を受けてくれる友人でもあるドットとの連絡も取れなくなり、全国ネットのTVで顔写真も出るような知事殺しの容疑者として追われる身になってしまった。
そのあと、ドットも家ともども焼き殺されたことを知ったケラーの不安は深まるばかり。
切手に600ドル費やして手持ちの現金が残り200ドルあまり、さて、絶体絶命のケラーの逃避行は如何に!
出たとこ勝負で逃避行をすすめてゆくケラーの心理の綾をブロックならではの筆さばきで読ませてくれる。
ケラーがどのようにしてこの窮地から脱出できるのか?
読者はドットももちろん生きていて、ケラーもなんとか窮地から逃れてハッピーエンドになることを知ってはいる。
が、著者のブロックがどのようなメニューをこれから読者に与えてくれるだろうかという興味だけでページを繰ることになるのです。
ネタバレを一つだけ書かせてもらいますが、ドットと連絡がとれるようになったとき、電話を切るまえにドットがケラーに「これだけは守るのよ、いい?彼女を犬の散歩に行かせないこと。しっかりつかまえておくのよ」と語ったところで評者は笑ってしまったのです。
シリーズの第一作『殺し屋』を読まれた読者なら、第四章の「犬の散歩と鉢植えの世話、引き受けます」を必ず思い出していただけると思います。
ページが残り少なるのが惜しいような気がしながら最終ページまで楽しみながら読ませてもらいました。