夜啼きの森

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種別
長編
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あらすじ

2004年04月30日 夜啼きの森 (角川ホラー文庫)

暗黒の森の中で銃声とともにこだまするうめき声。「来た。鬼が来たんじゃ」。昭和十三年、岡山県北部で起こった伝説の「三十三人殺傷事件」。おとなしく、「利発でええ子」だったはずの辰男は、なぜ前代未聞の凶行へと至ったのか。狂気か?憤怒か?怨恨か?古い村の因習と閉ざされた家族の歪な様相、人間の業と性の深淵を掘り下げながら、満月の晩に異形の「鬼」となって疾駆する主人公を濃密な文体で描き出した戦慄の長編小説。話題の女流作家が切り拓いた圧倒的迫力の新境地。(「BOOK」データベースより)

評判

夜啼きの森の評価:

10.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点10.00pt

夜啼きの森の総合評価:

7.13/10点 レビュー 23件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(10pt)

夜啼きの森の感想

辰雄は多面的に人間を見たり、貧乏故に人間が薄汚くなったり意地悪になったり下品になったりする事を受容出来ない人間だったのかな?と思った。村人達は皆お世辞にも善人とは言い難いが語り手の視点が変われば良いところもあるし、舞台設定が昭和初期の極貧村である事を考えれば極悪人といえそうな人もいない。

辰雄もやよひの入り婿のような人間だったらそれなりに一生を終えることも出来たはず。それが出来なかったというのは辰雄が単に村社会で生きて行くにはしんどい性質だったからなのだと思う。もしそうだとすれば辰雄でなくても生きにくさを感じている人が周りに恨みや不満を持った時、鬼になる可能性があるということなのだろうか。

岩井志麻子さんの作品を読んでいると、この世で1番不幸なのはブサイクでも極貧出身者でもなく自分の不幸や周りを受け流せない性格の人なのかもしれない…と思う。

ヘッポコ屋敷嬢
XG82ACXM

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.22
(3pt)

犯行の動機の欠如

この作品は1938年に実際に起こった「津山三十人殺し事件」を題材にしたものと思う。
文中に出てくる辰男とは真の犯人である都井睦雄を描写していると思われる。
作品の最後の方では辰男が村人を殺害する場面が出てくるが、犯行の動機を知る私としては理解できるが、背景も知らず初めて読む人にとっては何故犯行に至ったのかの経緯が分からないのではないかと、ストーリーをもう少し掘り下げて欲しかったと思われる。
夜啼きの森 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 夜啼きの森 (角川ホラー文庫)より
4043596049
No.21
(3pt)

犯行の動機の欠如

この作品は1938年に実際に起こった「津山三十人殺し事件」を題材にしたものと思う。
文中に出てくる辰男とは真の犯人である都井睦雄を描写していると思われる。
作品の最後の方では辰男が村人を殺害する場面が出てくるが、犯行の動機を知る私としては理解できるが、背景も知らず初めて読む人にとっては何故犯行に至ったのかの経緯が分からないのではないかと、ストーリーをもう少し掘り下げて欲しかったと思われる。
夜啼きの森 Amazon書評・レビュー: 夜啼きの森より
404873301X
No.20
(2pt)

肝心の部分の描写は少なく、それに至るまでが長すぎる

本著は1938年に起きた津山事件をもとにした半分ノンフィクションの作品。
事件に至るまでの軌跡(犯人が事件を起こすに至る鬱屈)が
冒頭から9割以上に渡って描かれている。
しかし正直、ここが長すぎる。
そして肝心の事件のあらましがほとんど描かれていない。 
たえず、他者への妬み・嫉み・悪口と夜這いなどの田舎の慣習が描かれている。
事件に興味がある方はほとんど参考にはならない作品に思う。
夜啼きの森 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 夜啼きの森 (角川ホラー文庫)より
4043596049
No.19
(2pt)

肝心の部分の描写は少なく、それに至るまでが長すぎる

本著は1938年に起きた津山事件をもとにした半分ノンフィクションの作品。
事件に至るまでの軌跡(犯人が事件を起こすに至る鬱屈)が
冒頭から9割以上に渡って描かれている。
しかし正直、ここが長すぎる。
そして肝心の事件のあらましがほとんど描かれていない。 
たえず、他者への妬み・嫉み・悪口と夜這いなどの田舎の慣習が描かれている。
事件に興味がある方はほとんど参考にはならない作品に思う。
夜啼きの森 Amazon書評・レビュー: 夜啼きの森より
404873301X
No.18
(2pt)

読みづらい

"ぼっけえきょうてえ"が凄かったので、同作者の作品を読んでみた。
とにかく読みづらかったです。

岡山弁がかなりキツくてなってたからなのか
淡々とした話作りのためか は分かりませんが(多分両方)
何度も躓き、スラスラと読める作品ではありません。
夜啼きの森 (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: 夜啼きの森 (角川ホラー文庫)より
4043596049

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