(短編小説)
臓物大展覧会
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第一章の『透明女』だけがグロテスク過ぎて気持ち悪く感じる。 この趣旨の短編集なら最後まで読めないなと思いましたが、他の話は全く違う傾向で、本当にバラエティ豊かでどれが本当の小林泰三なんだろう?と思うほどに物語ごとに世界観や表現が変わります。 この1冊で色んな物語が楽しめるのでとても良いです。 こういう短編集をまた書いてほしいです。 | ||||
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すごいタイトルだな…。玉石混淆、小林泰三のホラー短編集です。 コメディ色強めの短編や胸糞短編まで毛色の違うストーリーが詰め込まれてます。世にも奇妙な物語っぽい読後感の話が多い。個人的には大トリを務める宗教家vs小説家の短編が好きです。 文体は軽く、サクサク読み終えられます。タイトルで察しがつきますがゴア描写モリモリ。どの話も一定の水準を保っており面白かったです。☆3。 | ||||
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見知らぬ町の「臓物展覧会」を見学するという外枠が設けられているが、あまり意味がない。九編のホラー短編は関連も統一感もない。ゼロ年代に発表された短編群だ。 ホログラフ・自動人形・ロボットに支配された社会などSF的な作品は何となくオチが読めてしまい、あまり感心しない。ホラーや不条理がテーマの作に見るべきものが多い。 「透明女」透明になりたかった女がとった行動は。理不尽で気持ち悪い佳作だ。 「攫われて」昔語りと思われた誘拐の体験談が現実を侵食する。胸糞の悪い変態話ながら、サスペンスと意外性はナンバー1だ。 「SRP」ウルトラ狂の作者が捧げたオマージュなのか。巨大有害生物が怪獣でなく妖怪だったら。ヒロインの名がユリコというのが何とも。戸川?ひし美? 「十番星」小学生の頃、魅力的な嘘をつく子供がいた。多くの昭和オヤジは思い当たるだろう。いやな奴でも離れられない。その話は嘘か真か。 「悪魔の不在証明」小説家と宗教家が過疎の村を舞台に論争する。議論小説とでもいうのか。理屈のぶつけ合いがメインテーマというユニークな小説である。 ずば抜けた一推しは存在しないが、忘れがたい佳品が何篇か含まれている。 | ||||
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短編。グロいミステリ寄りの話や、SFにしても近未来的で十分ありえるかもしれないような世界の話から、完全にあり得ないだろう世界のお話まで様々でした。全てが全然違うジャンルのお話で、かなりの振り幅がありますので、好みの話もあれば、苦手で読みにくいお話も正直ありました。でもそういうのも全部ひっくるめてこんなにもアイデア満載なのが、もう凄いとしかいいようがないです。 どの作品を読んでも斬新なアイデアと会話のユーモアが面白くて、大好きな作家さんでした。もう新作が読めないことがとても悔やまれます。 とにかく今は、既に出されている本を片っ端から読むつもりでいます。楽しい作品の数々を本当にありがとうございました。 | ||||
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面白かったです | ||||
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