ルコック探偵
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
ルコック探偵の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
分厚くて、長々と事件の背景となる因縁の物語が続く。現代の小説に慣れている人には退屈かもしれない。 でもまあ、昔の小説には慣れているので、こんなものだろうと思って読めば、それなりに面白い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こどものころ自宅にあった少年少女世界の名作の「ルコック探偵尾行命令」。懐かしくてつい購入してしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
刊行がやや古いので、あまり綺麗でないのが難点だが、致し方無いだろう。貴重な本であることは間違いない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ポーの後を受けて、探偵小説のジャンルを切り拓いたガボリオの長編小説です。ガボリオは明治21年から紹介されているのですが、文庫化されているのは本書だけのようです。ルブランのルパン物やシムノンのメグレ警視シリーズか、『レ・ミゼラブル』に親しんでいる読者であれば、素直に入っていける小説でしょう。 ルコック刑事が最初に手がけた事件という設定になっています。『ルルージュ事件』でも出てくる素人探偵のタバレ先生が捜査と推理を助けます。ただし現在の事件は前半160ページで終わり、後半にはその事件にいたる過程を過去にさかのぼって描くので、2つの違う小説が合わさっている印象を受けます。エピローグではいったん容疑者に逃げられたルコックが詭計によって、報復します。 フランスの探偵小説は直接にも間接にも、盗賊から探偵に転身したヴィドックの『回想録』の影響を受けています。本書の中のルコックも冒険活劇の主人公のようです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本作のレビューが書けるとは思わなかった。40年以上前の小学生の時に読んだもの。ルコックのデビュー作になっている。 冒頭で居酒屋での殺人事件が起きるが、ミステリ的には大した事はない(小学生の時にそう思った)。新米のルコックにアドバイスを贈る安楽椅子探偵風のタバレ老人なども登場するが、本作の本質はその後に書かれる歴史絵巻にある。物語の大半は、冒頭の事件に関係する人物達の過去の歴史因縁ドラマに費やされる。この因縁物語に魅力を感じるかどうかで作品の好悪が決まるだろう。そして、長い長い因縁話が終った後で、最後に現実の事件に戻るという構成。この構成はガボリオが発明したらしく、コナン・ドイルが長編でこの方式を踏襲しているのはご承知の通り。 書かれた時代を取っても、読んだ時代を取っても非常に懐かしさを覚える作品。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 5件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|