バスティーユの悪魔
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ガボリオと言っても今の人は知らないでしょうけど。 名探偵ルコックの名は、ミステリーファンなら聞いたことがあるかもしれませんが。 明治の海外探偵小説移入期には、かの黒岩涙香らの手で、英訳からの重訳ですがかなり紹介されていたようです。 私も実は初めて読みます。 ただし、本作は、ルコック登場以前のミステリーならぬ歴史伝奇ロマン。 けっこうおもしろかった。 というより、17世紀、太陽王ルイ十四世の治世、「鉄仮面」や「三銃士」が活躍した爛熟しきった王朝文化を背景としているので、面白くならないのが不思議なくらいです。 脱獄のシーンなど、デュマ「モンテクリスト伯」からの拝借が目につきますが。 残念なのは雑誌連載途中で中絶したものを、作者の死後に別の作家が引き継いで完成させたといういきさつ上、最後の展開が尻つぼみになっていること。 でも、珍しい読書体験を有難うと、出版社と訳者にはお礼を言いたいです。 | ||||
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