三つの秘文字

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種別
長編
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あらすじ

2011年09月21日 三つの秘文字 上 (創元推理文庫)

ルーン文字を刻まれ、心臓をえぐられた死体に隠された忌まわしい陰謀とは。欧米各国で活躍中、MWA賞受賞の新鋭がシェトランドの伝説をもとに描く、英国ミステリの傑作!(「BOOK」データベースより)

評判

三つの秘文字の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク

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三つの秘文字の総合評価:

7.43/10点 レビュー 14件。

感想一覧

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No.14
(4pt)

シェットランドを舞台にした猟奇サスペンス

シェットランドを舞台にした小説では、先にアン・クリーヴスを読んでいました。が、なかなか新作が翻訳されないので、他に何かシェットランドものはないかと検索していてこちらに当たりました。クリーヴスもボルトンも、イングランド出身でシェットランドを描いたという点では同じ、けれど内容はクリーヴスが刑事が事件を捜査する小説、そして人間ドラマであったのに対して、こちらは、猟奇、陰謀、サスペンス、そして女性小説と言えるかと思います。共通しているのは、シェットランドを排他的な所として描いていること、特に両者とも女性であるためか、シェットランドの男性と恋愛や結婚をして島に入り、とけ込めなくて苦労する女性を描いています。クリーヴスは現実に即した話ですが、この「三つの秘文字」はちょっと現実離れしています。

心臓を抜き取られ、背中にルーン文字を彫られた女性の遺体がトーラの自宅の庭から発見されます。ルーン文字というのは2世紀以降、ゲルマン人が使用していた文字で、かつてシェットランドを支配下に置いていた北欧諸国でも中世まで使われていました。北欧の小人伝説トロールが伝わったものと思われるトローの伝説がここでは長く伝えられていて、シェットランドの人々は今もそれを信じています。トローはこの作品によると「幽霊よりもわずかに実態があるというものだが人間によく似ている、不自然なほど長生きし、催眠術も含めた不思議な力を備えている。男の種族であり、子孫を残すために人間の女性をさらって変わりに身代わりを置いてくる、そして生まれてくる子供は男の子ばかり。母親は出産後9日目に死ぬ」そして、「シェットランド中にある小さな丘はトローの墓だと信じられている。トローは”芳しい暗い土”に埋められないと魂が彷徨って悪いものに変わってしまう。島の住民は土地が荒らされているのをみつけても、トローの墓を暴くことを恐れて捜査を拒むことがある」ということ。トーラは、庭に埋められていた女性の死体とこれらの伝説をつなぎ合わせて考え始めます・・・。

ユニークな作品で力作ですが、読んでいて漠然と何か不自然さがあり、処女作だからか、猟奇的でショッキングなカラーを出そうとして無理をしている部分があるように感じました。他のレビューアの方も言われているように、事件の真相とルーン文字を死体に彫る理由も必然性があまり感じられないような気がしますし、トーラが怪しい島に乗り込むシーンは、サスペンス映画風にしたところがあってちょっと・・・という感じです。

作中で大切な役割を担うトーラの相棒的な巡査部長タラクはスコットランド警察から飛ばされてきた若い女性ですが、名前からしてイスラム系ではないのか?と思いながら読み進んでいくと、後の方で「インド人」という表記があり、英国に多いパキスタン系英国人だと思います。英国の読者にとっては名前を聞くだけでわかる明白なことですが、日本人だとわからない人が多いと思うので、タラク巡査部長ががパキスタン移民家庭の出身だということを頭に入れて読むのと知っていないのでは、内容の受け止め方が違ってくると思いました。文章内にその説明がなくても、翻訳の時点で書き加えておいた方がよかったのではと思いました。

続く第二作は賞を受けているそうで、きっとさらによくなったのだと思います。そちらの方も読んでみたいです。また、あとがきに英国ミステリの古典であるコリンズ作「白衣の女」のネタばれが作中にあるので、できればあちらを読んでからこちらに取り掛かる方がいいと書いてありましたが、「白衣の女」を読む予定がある方は、その方がいいかもしれません。
三つの秘文字 上 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 三つの秘文字 上 (創元推理文庫)より
4488207030
No.13
(3pt)

友人に

感想を、訪ねていませんでした。東京まで新幹線に乗る方に渡しました。
三つの秘文字 下 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 三つの秘文字 下 (創元推理文庫)より
4488207049
No.12
(3pt)

友人に

何かのお祝いにあげました。 感想は聞いていないので、わかりません、
三つの秘文字 上 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 三つの秘文字 上 (創元推理文庫)より
4488207030
No.11
(1pt)

題名負け。

伝承関係は興味深かったけど・・・え?何それ?って結末でした。秘文字って関係あるの?特にラスト。寒々しさはあったけど・・・。儀式が大事、とか言いながら「アイツ」の・・は生きてんじゃん!って思ったのは私だけ?!しかもアイツは非常に強力な力持ってんでしょ?あそこだけまったく辻褄が合わないよ!そこがなければ☆3はいったかな。寒々しい風景描写をお望みな方はどうぞ。
三つの秘文字 下 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 三つの秘文字 下 (創元推理文庫)より
4488207049
No.10
(1pt)

題名負け。

伝承関係は興味深かったけど・・・え?何それ?って結末でした。 秘文字って関係あるの?特にラスト。 寒々しさはあったけど・・・。 儀式が大事、とか言いながら「アイツ」の・・は生きてんじゃん!って思ったのは私だけ?!しかもアイツは非常に強力な力持ってんでしょ?あそこだけまったく辻褄が合わないよ!そこがなければ☆3はいったかな。 寒々しい風景描写をお望みな方はどうぞ。
三つの秘文字 下 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 三つの秘文字 下 (創元推理文庫)より
4488207049

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