奥能登に吹く殺意の風



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初公開日(参考)1994年04月
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長編小説

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奥能登に吹く殺意の風 (講談社文庫)

2007年06月15日 奥能登に吹く殺意の風 (講談社文庫)

十津川班の刑事、北条早苗は、旅行中の能登で何者かに狙撃され負傷する。当初、人違いで撃たれたのかと思われたが、犯人から早苗殺害を予告する挑発的な電話が。また東京・国立ではバスが爆破され、早苗の同僚、清水刑事が死亡した…。不可解な犯人の狙いに、十津川警部が鋭利な推理で挑む傑作ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




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奥能登に吹く殺意の風の総合評価:9.00/10点レビュー 2件。-ランク


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No.2:
(5pt)

現代の疎外状況を生み出している」と指摘したのはエーリッヒフロム

奥能登,京都,日本海と
「殺意の風」という標題の西村京太郎作品は3つある。
「風の殺意」というのもあり,どれがどれだか記憶しきれない。

奥能登に吹く殺意の風は,
主人公が刑事の北条早苗なので印象深い。

最初は,ある女性が狙われていたように思うが,
実際には警察への犯罪の可能性も高くなる。

結局2人とも狙われていたらしく,
西村京太郎の仕掛けの上手さにまいった。

宗肖之介が解説を書いている。
カミュの「異邦人」などの文学における殺人と
日本での現実の殺人事件と
「「資本主義の経済的特性の1つというべき量化と抽象化は,本来,物に対する態度であったはずだが,それが人間に対する態度に影響を及ぼし,現代の疎外状況を生み出している」と指摘したのはエーリッヒフロムだが」と分析を紹介している。
奥能登に吹く殺意の風 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:奥能登に吹く殺意の風 (講談社文庫)より
406275763X
No.1:
(4pt)

この物語は惨い

読んで感じたことは、この物語は惨いということだ。
なんと十津川警部班の若き刑事が殺されてしまうのだ。他には女性刑事のひとり北条刑事も狙撃され負傷する。
前半部分で、北条刑事が狙撃され、さらに同僚の清水刑事が爆殺されて十津川警部に緊張が高まるあたり、非常にワクワクするようで読んでいて面白い。
西村氏の作品の中で、これまでとは違うサスペンスタッチの小説である。
最後犯人像が分かって非業な死を遂げるものと思っていたが、意外な所で犯人は捕まり、緊張感が解けてしまったのは残念だった。
また、北条刑事が悩んでいた問題の行方もあやふやだ。
こういうところで、物語の最後の締めできっちりとした感じで終わっていれば、この作品はもっと価値が高いものになっていたに違いない。
奥能登に吹く殺意の風 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:奥能登に吹く殺意の風 (講談社文庫)より
406275763X



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