グルメ探偵、特別料理を盗む
- ワイン (31)
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解決するのは警察のヘミングウェイ警部です。証拠を集めるのも、犯人を追いつめるのも彼です。 グルメ探偵である主人公は、偶々殺人現場に居合わせただけの理由で警察から捜査の協力を依頼され 情報収集はしますが推理はしませんし、しても間違ってます。アクションもありません。 どっちかというと事件の傍観者というか、読者に対する説明役です。 ストーリーは29章からなってまして、題名の「特別料理を盗む」ミッションは最初の4章で終わります。 その後、「うちのレストランをつぶそうとしている者がいる。そいつを突きとめて欲しい」という依頼を受け、 その流れでとあるパーティーに出席したところ、そこで出席者の一人が死にます。毒殺のようです。ここで8章終わり。 なんやかんやあって終盤近くの26章で、いきなりとある人物が自白の遺書をタイプライターに残して同じ毒で死亡。 タイプライター、というのがミソで、勿論これは自殺に見せかけた殺人です。 この後、真犯人を追いつめて行くのがクライマックスですが、この役割は警察。主人公は聞いてるだけです。 こんな感じで、探偵が華麗な推理をみせる!といった探偵小説を期待するとがっかりするかも知れません。 これは事件そのものよりも、それにまつわる料理の描写やうんちく、料理法などを楽しみながら読むものだと思います。 | ||||
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美味しそうな料理が沢山出てきて、それを推理しながら味わっている、殺人事件が起こるんだけれども、どこか優雅な雰囲気の話です。 しかし、日本人の私にはなかなか想像できないような料理も出てきます。なじみの無い材料の名前などは・・・。美味しいんだろうなと想像するしかないのが悔しいです。 | ||||
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でてくる料理が、どれもおいしそうです。探偵業はちょっとどじっぽい。料理やワインの説明、それと合ったバックグラウンドミュージックなど、上品な美味しいレストランでゆっくり味覚の官能を楽しませたくなります。読んでるうちに、料理を作りたくなる。そういう本です。 | ||||
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クッキングママシリーズが好きな人にはお勧めです,途中途中に挟まるおいしそうな料理,そして素人にもわかりやすい薀蓄が楽しい.グルメ探偵シリーズの1巻目ですが,2巻目の「グルメ探偵と幻のスパイス」が出てからずいぶんたってしまっているので,8巻目まで日本で出版されるのぞみはちょっとうすいかな・・・?だとしたらとても残念.人のいい探偵の語り口,料理の専門用語の多さを考えると翻訳で読みたい本です | ||||
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文庫440ページの長編だが、全編にわたってのんびりムード。 グルメ探偵と警察が協力して事件を捜査するが、あまり緊迫感は無い。 というのも、物語は脱線の連続で、特に料理の話がたっぷりと盛り込まれる。 料理そのものの話から、素材の産地、どんな酒が合うかという風な話題が盛りだくさん。 料理に合わせるのは酒にとどまらず、BGMとしての音楽にもこだわっている。 グルメ探偵は、たっぷりの料理の詳細な名前を並べ立てて、 それにより、「軽い」朝食を済ませた、とある。 グルメ探偵は本当のグルメだ。 一方、グルメ探偵は、探偵としてはあまり俊敏ではなく、むしろ間抜けな方だ。 のほほ〜んとした雰囲気だが、そこがまた面白い。 本書には、事件を推理する楽しみと、 料理話を味わう楽しみが同居する。 | ||||
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