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グルメ探偵、特別料理を盗む



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【この小説が収録されている参考書籍】
グルメ探偵、特別料理を盗む (ハヤカワ・ミステリ文庫)

グルメ探偵、特別料理を盗むの評価: 4.56/5点 レビュー 9件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.56pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(4pt)

グルメ探偵は、殺人事件を解決しません

解決するのは警察のヘミングウェイ警部です。証拠を集めるのも、犯人を追いつめるのも彼です。
グルメ探偵である主人公は、偶々殺人現場に居合わせただけの理由で警察から捜査の協力を依頼され
情報収集はしますが推理はしませんし、しても間違ってます。アクションもありません。
どっちかというと事件の傍観者というか、読者に対する説明役です。

ストーリーは29章からなってまして、題名の「特別料理を盗む」ミッションは最初の4章で終わります。
その後、「うちのレストランをつぶそうとしている者がいる。そいつを突きとめて欲しい」という依頼を受け、
その流れでとあるパーティーに出席したところ、そこで出席者の一人が死にます。毒殺のようです。ここで8章終わり。
なんやかんやあって終盤近くの26章で、いきなりとある人物が自白の遺書をタイプライターに残して同じ毒で死亡。
タイプライター、というのがミソで、勿論これは自殺に見せかけた殺人です。
この後、真犯人を追いつめて行くのがクライマックスですが、この役割は警察。主人公は聞いてるだけです。

こんな感じで、探偵が華麗な推理をみせる!といった探偵小説を期待するとがっかりするかも知れません。
これは事件そのものよりも、それにまつわる料理の描写やうんちく、料理法などを楽しみながら読むものだと思います。
グルメ探偵、特別料理を盗む (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:グルメ探偵、特別料理を盗む (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151762515
No.8:
(5pt)

グルメ

美味しそうな料理が沢山出てきて、それを推理しながら味わっている、殺人事件が起こるんだけれども、どこか優雅な雰囲気の話です。
しかし、日本人の私にはなかなか想像できないような料理も出てきます。なじみの無い材料の名前などは・・・。美味しいんだろうなと想像するしかないのが悔しいです。
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No.7:
(5pt)

おいしい料理食べた〜い

でてくる料理が、どれもおいしそうです。探偵業はちょっとどじっぽい。料理やワインの説明、それと合ったバックグラウンドミュージックなど、上品な美味しいレストランでゆっくり味覚の官能を楽しませたくなります。読んでるうちに、料理を作りたくなる。そういう本です。

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No.6:
(5pt)

おいしい本

クッキングママシリーズが好きな人にはお勧めです,途中途中に挟まるおいしそうな料理,そして素人にもわかりやすい薀蓄が楽しい.グルメ探偵シリーズの1巻目ですが,2巻目の「グルメ探偵と幻のスパイス」が出てからずいぶんたってしまっているので,8巻目まで日本で出版されるのぞみはちょっとうすいかな・・・?だとしたらとても残念.人のいい探偵の語り口,料理の専門用語の多さを考えると翻訳で読みたい本です
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No.5:
(5pt)

ほんわかとした推理小説

文庫440ページの長編だが、全編にわたってのんびりムード。
グルメ探偵と警察が協力して事件を捜査するが、あまり緊迫感は無い。
というのも、物語は脱線の連続で、特に料理の話がたっぷりと盛り込まれる。

料理そのものの話から、素材の産地、どんな酒が合うかという風な話題が盛りだくさん。
料理に合わせるのは酒にとどまらず、BGMとしての音楽にもこだわっている。

グルメ探偵は、たっぷりの料理の詳細な名前を並べ立てて、
それにより、「軽い」朝食を済ませた、とある。
グルメ探偵は本当のグルメだ。

一方、グルメ探偵は、探偵としてはあまり俊敏ではなく、むしろ間抜けな方だ。
のほほ〜んとした雰囲気だが、そこがまた面白い。

本書には、事件を推理する楽しみと、
料理話を味わう楽しみが同居する。
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No.4:
(4pt)

美味しく、楽しく、面白く。

有名料理、伝説のシェフ、美味しいワインなどの知識もどっさり満載のミステリ。おまけに恋愛もありで、わくわく、ドキドキ。最後まで楽しめます。登場人物の描写も丁寧ですし、主人公の性格も好感が持てます。グルメファンにお勧めの1冊だと保証します。
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No.3:
(5pt)

ごちそうさまです

本当に楽しくおいしく読めるミステリーです。
食べ物だけは詳しい主人公のグルメ探偵は探偵とは思えないほどぬけているところがあって、
巻き込まれた殺人事件を推理するところでは、おいおい、と突っ込みたくなるような間抜けぶりを披露。
逆にそこが作品全体をほんわかしたムードにしてくれます。
登場する料理は数え切れないほどたくさん。
どんな料理かじっくり語ってくれて、頭の中はおいしさの渦に。
読んでいると何か食べたくなりますが、スナックなどはがまんして、
ラストまで味わいつくしてから、おいしいレストランに行くことをおすすめします。
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No.2:
(4pt)

読後はレストランへ!

とっても美味しそうな料理がどんどんでてきて、読後は美味しいものを食べたくなります。
私の偏見ですが、イギリス人ってあんまり料理に興味がないというイメージだったので、
このイメージ払拭にもなりました。
また、海外ミステリファンなら、思わずにんまりしてしまう主人公の名前が料理の次に
出てくるので、こちらも楽しめます。
ミステリとしては・・・もう少し捻りがほしいところですが、その分安心して読めるかも。
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No.1:
(4pt)

お腹がすくミステリ

食材探しやメニューのアドバイスが主な仕事のグルメ探偵が、殺人事件に巻き込まれ警察に協力して調査を始めるのですが…。
主人公が本物の探偵に憧れるミステリファンなので、いろんな探偵の名前が出てきてニヤリとさせられますが、
何と言っても出てくる料理が美味しそう!ワインや食材に関する薀蓄もあったりして、盛りだくさんで楽しいです。
本作では主人公の活躍がいまひとつな感じがするので、もっと活躍してくれそうな二作目を早く読みたいです。
グルメ探偵、特別料理を盗む (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:グルメ探偵、特別料理を盗む (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151762515

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