ワニの黄色い目
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星が5個じゃ足りないくらい面白かった。 設定も良いし、登場人物のそれぞれが人間的で、魅力的。 性格だって、どの人も良い部分と同じくらいに欠点もあるけれど、それは当たり前で、完璧な人なんていない。 各登場人物を薄っぺらなものとして描くのではなく、内面を深く掘り下げて、凝った描写によりイキイキさせているのが、この書き手の秀逸な才能である。 ストーリーも面白く、先が気になって気になってとまらない。 パリ、そしてパリ近郊に住む皆さんもいろいろな事情があって、それぞれに頑張って生きている! とんでもなく面白い本に出会ってしまったことが嬉しくてたまらない。 | ||||
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下巻に入っても面白さは失速しない。 最後の最後まで夢中で読んでしまった。 エンディングには驚いたし、ハラハラしっぱなしで、落ち着かなかった。 主人公にとってはとてもよかったのだが、主人公の姉のことを考えると、いたたまれなくなった。これしかなかったの?お姉さんにももっと優しい結末はなかったの?とつらくなった。ジョーが「ああ姉さん、姉さんの身に悪いことが起こりませんように」と唱えるところだけは、どうも浮いているような、偽善者っぽいかんじがして受け入れがたかった。 それにしても面白かった! 読者に一番人気が高かったのはマルセルだそうだが、自分もマルセルが好きだった。 彼とジョジアーヌの間に息子が産まれた場面には感動してしまって、本当にこの世の中に、マルセルとジョジアーヌと赤ん坊の三人が生きて幸せに暮らしているように感じている。 | ||||
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ごく平凡でさえない主婦のジョー。映画やドラマでよくある夫が愛人と家を出ていくところから物語は始まる。収入がないところに夫の借金まで背負う主人公。お人好しで誰にでもいい顔をする姿はフィクションではベタな設定なのだが、母の夫マルセルとその秘書(愛人)ジョジアーヌの純愛物語。ジョーの親友にもなにか秘密がありそうで脇を固める登場人物の個性が強く描かれている。特に美しさを誇り自信満々な姉のイリス、イリス大好きで夫をお財布としか見ていない母アンリエットの個性の強烈なこと。ジョーと姉、母親との関係は被支配者と支配する側、フランス版毒母毒姉物語としても読めた。 基本はラブロマンスありのサクセスストーリーなのだが様々な人間模様が描かれていて、半端なく面白かった。 | ||||
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タイトルにひかれて読み始めたのですが、上巻で夫がアフリカでワニの飼育をしたからか、と深く考えなかったけれどタイトルの意味が分かった時に作者のセンスの良さに思わずうなってしまいました。 フランス小説のイメージが変わりました。 | ||||
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何人もの人の事情が交錯して良くできてると思います。なかなか途中でやめられなくなります。 | ||||
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