音もなく少女は
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
音もなく少女はの評価:
5.00/10点 レビュー 1件。 C ランク
音もなく少女はの総合評価:
7.77/10点 レビュー 30件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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母親代わりになって聾唖の少女(主人公)を育てているフランは少女にこう言う、「人生は不毛ではないなんて、そんなのはたわごとよ。わたしたちはなんのために悪戦苦闘しているのか。それがあなたの質問なら、わたしの答えは--------次の一日のためよ。無味乾燥で血も涙もない?あなたは壊れたりしない。わたしがそれを許さない。さあ、眼を覚まして、しゃんとして、必要とあらば、わたしたちはなんとしてもあなたを--------」人生を不毛と思うような環境の中でも、毅然と生きようとしている心構えに思わず涙したのだった。
訳者が後書きで言っているが、「待っているだけで希望は訪れない。未来は自分の手で掴み取る。そのために戦おう。そう言うヒロインを力強く描く小説だ。悲惨な体験に挫けず、絶望の中から這い上がり、何度も立ち上がる凛々しいヒロインを、著者はくっきりと描いている。いい小説だ、胸に残る小説だ。」その通りである。とてつもなく恐ろしい物語だが、その中で、良きことをする信念を持って生きている大人が大勢出てくる。私はその人たちに勇気をもらった。
訳もよくこなれている。私は前に、同じ著者の同じ訳者による「一人旅立つ少年よ」を読んだが、最初は原文で読んでいたが表現が複雑で、日本語訳に切り替えた覚えがある。ボステン・テランの小説は原文を読むには私には手強いと思った。