獣どもの街
- 暗黒小説 (23)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
獣どもの街の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
エルロイの久々の翻訳。長編ではなく、同一の主人公の連作集。 主人公はハリウッドの刑事と女優。エルロイの得意な設定だ。 原文を読んでいないから、よく分からないけど、あの文体ってエルロイなのかなぁ。翻訳は面白いんだけど、自分がイメージしていたエルロイと大分違う。 『ブラックダリア』の映画化もあって、またエルロイブームがきそう。『L.A.コンフィデンシャル』は映画も小説もよかったけど、ブラックダリアはどうかなぁ。 エルロイと初めて出会った時の衝撃は今も消えない。20年ぐらい前になるけど、その当時よりも、今の方がエルロイのよさが分かる。若い時には、人生の苦さや報われない愛など、分からないんだろう。 この『獣どもの街』も基本は一人の男の一人の女への愛、オブセッションだ。すてきなラブストーリーだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
例の4部作に比べさすがに及ばないものの、私としてはだいぶ評価が高い作品。 3つの連作短編からなる本書は、犀がトレードマークの刑事と女優とのラブストーリーか冒険談のどちらか。まぁストーリーとしてはそれほど優れてはいないかと。 私が気に入っているのはエルロイの狂気の文章、『ホワイトジャズ』で見せたあの文体がこちらでも健在なこと。まぁ1つの話だけだが。 また、言葉遊びが凄まじく、そこも非常に気に入っている。頭韻を踏んだ文章は読むのが非常に楽しかった。 それにしても、日本語訳ですら大量にある言葉遊び。訳者の努力と力量が凄まじいとも思う。お疲れ様でした。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|