ロンド
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.50pt |
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作者が自分の文章に勝手に酔ってます。 | ||||
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創元推理文庫で読んだ。上・下巻に別れていてけっこう長い。幻の絵画ロンドにまつわる連続殺人事件の物語。絵画と言えば花やポートレートのような人物画とか印象的な街並みを描いた風景画を想像する。しかし、その一方で | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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「名状しがたきモノ」ともいえる幻の絵画『ロンド』を巡る幻想小説的ミステリ。 上巻は『ロンド』の来歴解説と次々に起こる事件の説明に費やされています。 登場人物の大半が「異常な芸術家・美術関係者」なので主人公やヒロインに肩入れできる点は少なく むしろ(明らかに嫌われ役として設定されている)平刑事の言動がマトモという変わった作風です。 | ||||
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下巻は開始60ページほどで「意外(?)な人物」が登場し、ひたすら事件背景の説明とトリック解説が 200ページ以上続きます。そのため「探偵役の行動で徐々に謎が解かれてくる」面白さには欠けるのが残念です。 なお、そのトリックや終盤の「主人公が大ピンチ → 機転を利かせて大逆転」のシーンは 古き良き時代のスパイ活劇というか昭和の特撮番組というか・・・・・・苦笑物の連続です。 最終的には主人公が「無邪気な邪悪」とも言える少年を守るために死者達(尊敬していた上司も含む)へ 全て責任を押し付け沈黙,秘かに持ち帰った『ロンド』を「書類上は焼失したことにし、自分が勤務する 美術館の倉庫へ保管することで独占」という何ともダークな終幕を迎えます。 | ||||
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2002年に出た単行本の文庫化。 著者は版画家。 本書は、絵画の持つ「魔力」をテーマにしたミステリ作品。けっこうみっしり詰まった小説であり、上下巻で800頁。じっくりと腰を据えないと読めない物語であった。 上巻では、事件が次々と起こっていく。グロテスクで残虐な殺人現場、名画への見立て殺人、メインとなる絵の「謎」。ミステリ読みなら引き込まれてしまうような魅力的な物語であった。美術館や批評家の独特の世界も描かれ、ペダンチックな味わいも充分。 | ||||
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2002年に出た単行本の文庫化。 著者は版画家。 本書は、絵画の持つ「魔力」をテーマにしたミステリ作品。けっこうみっしり詰まった小説であり、上下巻で800頁。じっくりと腰を据えないと読めない物語であった。 上巻では、事件が次々と起こっていく。グロテスクで残虐な殺人現場、名画への見立て殺人、メインとなる絵の「謎」。ミステリ読みなら引き込まれてしまうような魅力的な物語であった。美術館や批評家の独特の世界も描かれ、ペダンチックな味わいも充分。 | ||||
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2002年に出た単行本の文庫化。 著者は版画家。 本書は、絵画の持つ「魔力」をテーマにしたミステリ作品。けっこうみっしり詰まった小説であり、上下巻で800頁。じっくりと腰を据えないと読めない物語であった。 下巻は、そのほとんどが謎解きにあてられている。300頁くらい、謎解きがつづくのである。とんでもない本だ。 しかし、正直言ってガッカリな結末であった。美術家ならではの視点は面白いし、アイデアも悪くない。しかし、説得力に欠けるのである。絵の「謎」の真相にリアルさがなくて冷めてしまう。また、主人公の行動原理にも付いていけないので、作品世界に入り込めない。 もっと読者のことを考えて書いて欲しい。 | ||||
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