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ジャム さんのレビュー一覧
ジャムさんのページへレビュー数60件
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文学少女シリーズ第5作のテキストは宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」!ついに第1作から引っ張ってきた心葉の想い人「朝倉美羽」が登場!彼女が抱えてきた想像を絶する闇を前に心葉は立ちすくむ!果たして、心葉は彼女を救うことが出来るのか?ラストでカムパネルラ=美羽の本当の望みが明かされ、心葉が封印していた真実を告白するシーンは感動的でした!間違いなくこれまでのシリーズで一番良かったですね!琴吹さんも美羽に果敢に立ち向かって大活躍でしたし(笑)
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美少女作家の男子高校生井上心葉は、高校で1年上の本を食べる妖怪こと文学少女天野遠子と出会ったことから平凡な日常が非日常へと変わっていく!初めて森博嗣や綾辻行人、麻耶雄嵩を読んだ時と同じような衝撃を受けました!ライトノベルだからと思って甘くみていた自分が恥ずかしく、読めば読む程世界に入り込み、キャラは勿論ですがミステリ的にもよく練ってあり、どんでん返しの結末も楽しめました!そして、主題となっている太宰治の「人間失格」とのシンクロが絶妙で実はこの作品まともに読んだことないんですが、読みたくなってきました(笑)
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これぞ、「交換殺人」モノの最高傑作!「鵜飼・朱美」視点、「流平・さくら」視点、そして「刑事」視点の3つが最後に一つにつながるさまがホントに綺麗で、本格ミステリの醍醐味を東川流ユーモアも混じりながら味わえる傑作!
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まだこんなすごいトリックが眠っていたなんて!本作が新本格黎明直前に発売されていたことにも二度驚きました!マジシャンでもあった泡坂さんの本を使ったトリックに驚嘆間違いなし!
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小学4年生の僕は終業式の日、クラスメイトのS君が自宅で首を吊っている姿を発見する!しかし、その1週間後S君はあるものに姿を変え「僕は殺されたんだ」と訴えてきたのだった!かくして僕と妹のミカは彼の無念を晴らすため、事件の謎を追っていく。 いやあ、これにはちょっと驚きました。もうこの手のものには何回も騙されて尽くしてるのに、途中でなんかおかしいぞとは気づくもののなんでやられちゃうのかなあ(笑)緻密な本格ミステリと人間の本性をあぶり出すドラマが合わさった傑作!ネタがあれなのでコミカルな部分があるのも良かった(笑)
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月並みな発言で申し訳ないですが、とにかく面白い!の一言に尽きます。さすがに、西澤流SF本格の代表作と言われるだけのことはあるなあ。どうしても祖父の死を阻止できない少年。その謎の答えも実に意表をつくものがあり、非常によくできたSFパズラ-だと思いました!普通のミステリに飽きてしまった人にこそ、ぜひおすすめです!
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発表当時、賛否両論を巻き起こした問題作にして傑作!この手のトリックの原点。もちろん、「フェア」だと思います!
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刀城言耶シリーズ第4弾!シリーズ中最もホラー色が強く、特に冒頭の「忌み山の一夜」は描写に迫力があり怖かった。本格ミステリ的には相変わらず2転3転する真相も良かったが、一番はやっぱりメイントリックの「一家消失の謎」。まんまとしてやられた感が強く、やっぱり三津田さんは一発大トリックの神だなあと改めて感じた。一生憑いて行きます(笑)
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異色の第17回メフィスト賞受賞作!イスラム教の修行僧が体験する密室殺人。厚いノベルスが多いなかで、この短さでまとめあげたのがすごい!後世まで残る傑作だと思うが、発表後10年以上経った現在でも第2作が出ていないのが惜しい。
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【ネタバレかも!?】
(1件の連絡あり)[?]
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京極小説との出会いは実はこちらが最初。1000ページ超という長さを感じさせない推理小説の大傑作!昨年のアニメも原作世界に忠実で良かったですし、志水アキさんの漫画も京極堂の薀蓄が分かりやすくて良かった。
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ミステリ界の新鋭道尾秀介。彼の作品は初めて読んだが、本格ミステリと人間ドラマがここまで物語にリンクできるのは凄いと思った。青春劇としても切なすぎる。傑作!
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これは、傑作!現本格ミステリ作家クラブ会長辻真先さんが牧薩次名義で発表し第9回本格ミステリ大賞に輝いた本格ミステリ+恋愛小説の二重奏!戦時中から戦後、現代と3つの時代で起こる3つの不可能犯罪の裏に隠されていたのはある有名画家の恋心だった!真相は大体第1部を読んでいて察しがついたんですが、世紀を跨る一人の男の生涯愛したただ一人の女性に対する愛を見事なまでに描き切った老練の技に脱帽!「完全恋愛」というタイトルも読み終えると完全に納得できるし、結末は二つの意味で切ないですね!
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やっぱり、三津田さんは良い!横溝的土俗ホラー臭が全編に漂い、雰囲気だけでも最高な上に婚礼の儀、首無し死体、四重密室の謎なども実に魅力的。シリーズ読者ならおなじみの最後にホラーな部分を残すというやり方も、自分的には背筋がぞくぞくするので好きだなあ。横溝の新作が読めなくても、三津田さんの新作がこれからいっぱい読めるかと思うと生きる希望が沸いて来ます(笑)
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赤川サスペンスの最高傑作!映画ばりに視点が入れ替わる息つかぬサスペンスと意外な真相で新本格派にも多大な影響を与えた事実上の処女長編!赤川さんがこんな救いのない話を書いていたなんて!後味はすこぶる悪かったですが、サスペンス的、ミステリ的には大満足でした!もっと多くのミステリファンに読まれるべき大傑作だと思います!
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新本格に麻耶雄嵩ありといわしめた大傑作!ありえない密室トリックに、映画を観ているかのような画が浮かぶ衝撃作!自分の初麻耶作品は本作で、いきなり強烈なパンチを受けました!
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昔の映画もこないだやったドラマも共に良かったですが、やはり原作が一番!緻密な論理と不気味な手毬唄殺人に酔いしれます!
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「作中作」、「見立て殺人」、そして巨大な「路」と遊び心に溢れた初期綾辻ミステリの名作!折り紙の「悪魔」折ってみたいなあ(笑)
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浦賀初期の代表作にして、一つの頂点。香奈子の恋人貴治を殺したのは、多重人格の病を抱える亜矢子なのか?衝撃の真相に至るまでの伏線とプロットがよく練られた本格ミステリとして、また登場人物たちの苦悩を残酷なまでに描き切った青春小説としても一級品の本書をぜひお試しあれ。
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自分にとっての館シリーズとの出会いは、実はこの作品。幻想的雰囲気、論理的帰結から来る真相の衝撃とミステリ読み始めの当時の私には衝撃的な出会いでした。
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