■スポンサードリンク
梁山泊 さんのレビュー一覧
梁山泊さんのページへレビュー数38件
閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
うわぁぁぁ出たぁ!!、辻村深月の真骨頂か。
いつかこういう作品に出会えるのではないかとは思っていましたが・・・出たなついに。 ついに男性読者を完全に置いてけぼりにしてしまった。 女性はこの作品を読んで共感できるのだろうか?女性なら誰しもが身に覚えがあるのだろうか? 個人的には、全ての女性がこうでないと思いたい。一部の女性が持つ女の嫌な部分という解釈をしたい。友達に対してこんなんじゃ、やってけないでしょうよ。 これを男には理解できない女の複雑な人間関係というのか?男は単純なのか? 「男に生まれてよかった」 ミステリーの部分のレビュー? 「知らん!」 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
近未来戦争SF小説という感じでしょうか。
慣れないジャンルであるため読むのにはかなりの時間を要しました。 難解な用語が数多く登場するだけでなく、どこか哲学的でもあり、(理解するために)全編息を抜けない非常に疲れる作品。 SF好きにはたまらないのだろうか。 作品評価が高いのも何となく理解は出来るが・・・ ただ個人的には正直好みではない。 高尚なのか単なるオタクなのか・・・ 戦争オタクが難解な専門用語を羅列し描き上げたライトノベルという感じもしている(ファンの方には怒られそうだが) 自分自身で分かりやすく変換し、またある時には補足して読み進めたりもした。 正しく読めているのかいささか自信がない。 というか多分読めていない。 何故なら、私にとってあの結末は突拍子もない以外の何物でもなく、いつもの倍以上の時間がかかりながらも、必死に追いかけて読んだつもりだったのですが、最後に「目が点」 これは作者の意図を汲み切れていないに他ならない・・・のだろう。 再読する気も起こらないし・・・ 作品批判ではなく、全く見当違いな解釈をしていたのだろうなという自分にがっかり。 疲弊。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
作者による青春のエッセイ集であり、それ以上でも以下でもない。
個人的に、アウトローとしての生き方を美化するような作品は好みではありません。 藤原伊織さんの「テロリストのパラソル」を読んだ時にも同じ事を感じたのですが、「テロリスト~」のような意図的な美化と感じ無かった分まだましでした。 確かに世界が大きく変わろうとしていた時代だったろうが、当時の学生が全てそうであったはずはない。 どうも「俺達はお前たちとは違う」「俺達はお前たちより楽しんだ」または「頑張った」的ニュアンスを感じざるを得ない。 「人間的魅力」を感じるなんてレビューが多いのには驚いた。 私の場合、魅力よりも、そこからは「死臭」のようなものしか感じられませんでした。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
DV男VSストーカーという構図。
もう一人、ストーカーである主人公と似た家庭環境に育ち、主人公同様「存在感のない」コンビニ店員が登場します。 彼らの行動は、はっきり異常であり、主人公とコンビニ店員に間しては社会不適合者と言ってもよさそうです。 DV男は、零細企業のサラリーマンとはいえ社内での成績は優秀、周囲からの信頼も厚く、容姿も整っており女性にモテる。 しかし、家庭では豹変し、妻に対して異常なまでの暴力を繰り返します。 そのギャップの激しさと言うよりも、既に行為自体が、一般的に認知されているDVの定義を遥かに超えています。 一方、コンビニ店員はキレて衝動的に殺人を犯してしまいます。 主人公とコンビニ店員の違いは、無視されたり冷遇されたりという不遇な人生を余儀なくされながら、更に報われる保証がないにも関わらず、命をかけて愛する事の出来る対象が存在したか否かなのでしょう。 しかしながら、主人公の愛情表現も常識の範囲をはるかに超えています。 ▼以下、ネタバレ感想 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
ミステリとSFを足して2で割りたかったんだけど100で割ってしまった様な作品。
まぁ兎に角、読み手を選ぶ作品だと思います。 選ばれなかった読み手にとっては、この本は間違いなく壁本でしょう。 SFミステリとして読ませたいのであれば、その特殊な設定を読み手にしっかり理解させなければ、単なる自己満足の「読者置いてけぼり」です。 この作品では「生まれ変わり」という現象を前提として話が進められますが、単に「生まれ変わる事が出来る」だけでなく、そこには複雑なルールが存在します。 その特殊ルールに関する事前説明が無く、ある程度話が進んだ後の言ってみれば「後出し」です。 伏線となるような記述はあったようなのですが、不親切といっていいレベルで、普通気づかないと思います。 気付く気付かない以前にこれはフェアじゃないと思うのですが・・・ |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
まず舞台となる建物に「城」というイメージを全く抱く事ができませんでした(笑
独特な世界観にも全くついていけなかった。 しかも、メインとなる謎解きに、この現実離れした舞台設定が全く関係ないというラストには、開いた口が塞がらなかった。 想像力が欠如している私が悪いのかとも考えたが、それだけではないと思うなぁ・・・ 何せ、小説の世界に入り込めなかった訳で、登場人物が、何故ここでこんなセリフを喋ったのか、何故ここでこんな行動をとったのかにまで首を傾げるようになってきて、そのうちに、この世界観に拒絶反応すら起こすようになっていました。 私の中では完全に伝説の1冊となりました。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
一応殺人事件は起こる、しかもバラバラ殺人である。
しかし幻想的、というより最早ファンタジーな要素が作品を支配してしまい、ミステリーとは言えなくなっている。 現役医師である作者が、2作目に描きたかったテーマがこれなのか。 医療界にメスを入れるという社会派的な要素もまるでない。 島田荘司氏、綾辻行人氏辺りを意識して冒険してみたのか? 思いっ切り空振りしてる気がするが・・・ 白鳥とタメをはれるキャラが登場したものの、それを生かせていない。 登場人物に子供が多い事、そしてファンタジーを眼前にして、その強烈な個性、存在感が霞んでいる。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
最後「山村貞子」が登場したような気がしましたが気のせいでしょうか。
ジャンルとしては、SF&SMホラーという感じですかね。 あの名作「リング」も「リング」だと思って読むから「リング」なのであって、もし何の前知識もなく東野作品だと思って読んでいたなら、この作品と同じ後読感を味わったのかなと思ってみたり・・・ 東野氏がこういう方向性の作品を書くというのは正直驚きです。 「ホラー作品」に論理的な解説を要求など野暮なことはしませんが、東野作品ならそれがたとえ「ホラー的?作品」であっても要求してしまいます。 東野氏の作品の中では、相当な異端児、ハズレの少ない東野作品において、数少ないというか唯一のハズレ作品だと思っています。 ▼以下、ネタバレ感想 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
綾辻氏初のジュヴナイルを「館シリーズ」にぶつけてきた事にまず「びっくり」です。
ただ、お祖父さんと母親と子供たちの関係や、いじめや虐待など、正直子供に読ませたい内容では無いですね。 暗黒館の殺人を読んだ直後に読んだので余計に「短篇」という印象が拭えません。 おまけに、ジュヴナイル故の「縛り」の影響で、従来の「館シリーズ」が放つ独特の重厚感が感じられません。 島田潔も、シリーズ内における本来の役割を果たしていない訳ですし、これを「館シリーズ」の1つとして数えるのにはやはり若干抵抗があります。 ただ、作品を通して、この作品を支配する独特の雰囲気をもたらしているのは「人形」 本家「人形館の殺人」よりこちらの方がその名に相応しいと思っていたりはします。 ▼以下、ネタバレ感想 |
||||
|
||||
|
|
||||
【ネタバレかも!?】
(1件の連絡あり)[?]
ネタバレを表示する
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|