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マッチマッチ さんのレビュー一覧
マッチマッチさんのページへレビュー数149件
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結構、ページ数は多いですが、読み易いです。
北方領土の小さな離島に潜入捜査に入った日本人刑事が、殺された日本人社員の犯人に辿り着く過程を、その離島での複雑な利権関係を交えつつ丁寧に描かれています。 さほどハラハラ・ドキドキの展開があるわけでもなく、また驚くような結末が隠されているわけでもないですが、飽きずに最後まで読み進めさせる辺りは、さすが著者の手慣れた力量でしょう。 せっかちに結論を急ぐ小説より、こういうじっくり書き込まれた小説の方が、私には合っているかも、、、ですね。 惜しむべきは、あと一歩驚くべき展開が待ち構えていたら、もう少しポイントを加算できたと思う。 ところで読んでいる途中、パキージンという登場人物が出てくるたびに、プーチン大統領の横顔が浮かんできたが、果たして著者はそれを意識して創作されたんだろうか(笑) |
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【ネタバレかも!?】
(2件の連絡あり)[?]
ネタバレを表示する
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終盤の終盤。第2回公判日までは、かなり面白いですね。
事務員の過去の秘密。 事務員の殺人被疑者としての濡れ衣。 主人公の暴行被害。 主人公への懲戒請求扇動者。 この4つの事象が複雑に絡み合って、話が展開する。 どうなるのか。どういう結幕を迎えるのか、興味は尽きず、ページを捲る手が進む。 ここまでは、あっという間に読めます。 ここまでは、当方としては10点あげたい位。 後はラストですよね。 しかしながら、最後の20ページほど。 正直、安直すぎるまとめ方でした。 どうにか上記4つの事象を漏れなくまとめてはいるが、そんな簡単に事は運ばないだろう。 というのが、実感。 ここだけに注目すると、駄作だけど、とにかくラスト近くまでの面白さはかなりのレベルなので、当方としては高評価です。 |
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アクション、ミステリー、サスペンス何でもありのエンタメ小説ですね。
読み始めは警察小説かなと思って読んでいましたが、主人公の逃亡に関する記述も多く、一種の冒険小説にような部分もありました。 そういう面では、結構テンポがよく小気味いいです。 本書の骨格となるミステリー部分も、しっかり書かれてあり、上滑りはしていません。読者に考えさせます。 とりあえずラストも、キチンと悪を始末して終わらせているので、めでたしめでたしというところでしょうか。 レベルが高いB級エンタメ小説でした。 |
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焦点は彼。
高齢化社会と介護に関わる格差問題を真っ向から問う本格的な社会派小説、なんだけど「彼」と「彼の目的」を主旋律にしたミステリー小説である。 単純に思い込んで読んでいたため、後半驚いてしまった。 そして、そういう展開は、結構面白く楽しめた。 ただ最後は少し宗教観が強く出すぎ、ちょっと興ざめ。もう少しミステリー感を押し出して欲しかった。 でも、登場人物はさほど多くなく読み易い。 PS:読んでいて「津久井やまゆり園」の事件が頭に何度も浮かんできた。この日本を震撼させた植松聖被告は、この小説を読んだことがあったのかもしれない。 |
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スッキリした短編集。
加賀恭一郎シリーズの一冊でした。 短編集というのを好まない当方ですが、無理なく読み終えることが出来ました。良品が揃っておりますね。 この方の作品は、基本的に読み易く、かつ大外れは無い。 今後も、過去に手にしていない物を読んでみたいです。 |
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ストーリーは予想外に展開する。
よって後半は特にページを捲るスピードも上がる。 ただ、事件が都合よく展開するあたりが少々目立つので、重厚さ緻密さにかける面もあるが、その事を差し引いても、面白かった。 日本の司法制度では、こうした悲劇が起こっているんだろう。 主人公の少年にとって、悔いの残る結末だった。 |
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中盤までは「何が起きているのか?」という得体の知れない不穏な空気感が感じられ、飽きずに読み進めることが出来る。
ゆえに非常に面白い。 登場人物が多く、奇妙な出来事が続発する。 著者はこれをどうまとめるのか、まさに腕の見せ所。 期待して読み進めたが、最後は少し期待外れかなぁ。 少々風呂敷を広げ過ぎたのか、盛りだくさんな事件の割には、さほどの驚きは無かった。 これが減点対象。 しかし、600ページくらいのこの本を一気に読ませるところは、著者さすがですね。 |
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