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アルバトロス さんのレビュー一覧

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レビュー数17

全17件 1~17 1/1ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.17:

鴉 (幻冬舎文庫)

麻耶雄嵩

No.17: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

麻耶雄嵩は麻耶雄嵩だった

あまり内容に言及するのも芸がないので、ただ一言。
今回もやっぱり騙されました!
鴉 (幻冬舎文庫)
麻耶雄嵩 についてのレビュー
No.16: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

可愛らしい表紙の裏に潜む世界

おそらく米澤穂信さんの『小市民シリーズ』と同じ方が表紙を担当されていると思うのですが、とても可愛らしい絵柄で作品の出だしを見ても、青春ミステリーだと思って読んでいましたが、とんだ勘違いでした(笑)
確かに文体自体は非常に柔らかく、どこかやさしい雰囲気に満ちあふれた短編集なのですが、どれもきっちりミステリーをやってます。しかもどれも完成度は高く、多少結末が予想しやすい話もありましたが、それでもインパクトの強い作品であると思います。
北山さんの作品は初見でしたが、これをきっかけにファンになるかもしれません。
私たちが星座を盗んだ理由 (講談社ノベルス)
北山猛邦私たちが星座を盗んだ理由 についてのレビュー
No.15:
(9pt)

ライトノベルだと思ってナメてはいけない

アニメ化をきっかけに読みました。
だいたいのストーリーは把握していたので軽い気持ちで読んだのですが、原作は意外にミステリー要素が高く「なるほどな」と思わせる謎解きがされていました。
ライトノベル特有の個性的なキャラクターたちはもちろん、ストーリーも非常に面白く、かつなかなか綿密に作られているので、表紙で「ラノベだからムリ」と思わずに、是非手にとって欲しい一冊です。
神様のメモ帳 (電撃文庫)
杉井光神様のメモ帳 についてのレビュー
No.14: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

桜庭一樹を読むなら、絶対に外せない傑作

読了後、「なんて圧倒的な作品だったのだろう」と思い返さずにはいられない、素晴らしい傑作長編でした。
三部構成ですが、それぞれになかなか個性的な女性が出てきて、その彼女らの物語に夢中になってるうちに読み終わる、という「ハマり度」がすごい作品だったと思います。
赤朽葉家の伝説
桜庭一樹赤朽葉家の伝説 についてのレビュー
No.13: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

クローズドサークルの傑作

設定・内容ともに最高の面白さだったと思います。クローズドサークル系の作品は無意味な殺戮が繰り返されるものが多いですが、本作はそんなこともなく、しかしそれの醍醐味を味わえる希少な作品です。
ちなみに映画は最低でした。
インシテミル
米澤穂信インシテミル についてのレビュー
No.12:
(9pt)

恐ろしく質の高い、ホラーミステリ短編集

一作ごとに流れてくる不穏な空気が、読者の心をえぐるホラーミステリです。
絶対に読むべきだと思います。
鬼の跫音 (角川文庫)
道尾秀介鬼の跫音 についてのレビュー
No.11:
(9pt)

「雨」が印象的なミステリー

この作品全体に流れているどこか暗い雰囲気。それを多分に描写された「雨」の様子が表わしているように感じました。そういった描写の緻密さがあって、ミステリーとしての質も非常に高いため、二度、三度読みたくなる作品であるのではないかと思います。
龍神の雨 (新潮文庫)
道尾秀介龍神の雨 についてのレビュー
No.10: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

兄弟の絆と予想外の真相

ドラマは見ていませんでしたが、非常に面白かったです。
東野さん得意の人情描写はもちろんのこと、ミステリーとしてもきちんと完成されています。さらに個人的には予想外の真相が良かったです
流星の絆 (講談社文庫)
東野圭吾流星の絆 についてのレビュー
No.9:
(9pt)

やっぱり麻耶雄嵩

ただでは終わらせない麻耶作品
本作もやはり、真相だけでは終わっていない気がします。
というのは、皆さんの目でお確かめを。
買って、間違いはない作品です。
隻眼の少女
麻耶雄嵩隻眼の少女 についてのレビュー
No.8: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ファンタジックな推理モノ

騎士、従者、魔法、巨人……。
これだけを聞くと、完全に西洋ファンタジーの要素しかありませんが、内容はれっきとした推理モノです。
といってもガチガチの推理モノではなく、それに関しての疑問を持ちながら、ファンタジックな物語が進んでいくので、気軽に誰でも読めて、楽しめる作品であると思います。
個人的には、2012年度の「このミス」には確実に入ってくる作品だと思いますし、今後のメディアミックスなんかも進まないかなぁ、と期待しています。
折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)
米澤穂信折れた竜骨 についてのレビュー
No.7: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

いっそ清々しい

飴村さんの「粘膜シリーズ」第一作です。
とにかくこの作品は、初めて読んだ人の度肝を抜く作品だと思います。
ぶっ飛んだ設定に強烈すぎるキャラクター達。読者をなんだか別世界に誘うその描写は賞賛に値します。
しかし、まず間違いなく好き嫌いが分かれる作品です。ぐちょぐちょしたグロさ、
エロさが苦手な人はやめておくべきだと思います。しばらく頭を離れませんから。
粘膜人間 (角川ホラー文庫)
飴村行粘膜人間 についてのレビュー
No.6: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

数少ない、「鳥肌がたつ」小説

なんとも形容しがたい圧倒されっぱなしの作品でした。
こんなしっかりとした壮大な世界観の中で、物語を描き切る貴志さんには、ただただ感服するばかりです。
間違いなく、作者の代表作といえるでしょう。
新世界より(上) (講談社文庫)
貴志祐介新世界より についてのレビュー
No.5: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

伊坂ミステリーの真骨頂

この本は、伊坂さんの本の中でも比較的ミステリー要素が高い本だと思います。
物語の序盤から、主人公の周囲の人々の行動の不可解さに疑問がつのっていくのですが、そういったもやもや感を、いつもの伊坂節と見事な技巧が吹き飛ばしてくれます。
映画化もされた作品ですが、まず映画を観る前に、原作を見てほしいですね。

▼以下、ネタバレ感想
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アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
伊坂幸太郎アヒルと鴨のコインロッカー についてのレビュー
No.4: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

死神っぽくない死神

死神と聞いて、鎌を持ったなにかだと思ってしまったので、読み始めて普通のおじさんだとわかって、少し自分が恥ずかしくなりました。
内容は、1人の死神の視点から様々な人間の死を見てゆく。というものでしたが、決して暗くて陰惨な雰囲気はなく、いつもの伊坂節も炸裂で、落ち着いたいい作品になっています。また、短編集なのでさくさく読み進めることができ、本当にあっという間に読み終わりました。そういう意味では、気軽に買って読める本であると思います。
死神の精度 (文春文庫)
伊坂幸太郎死神の精度 についてのレビュー
No.3:
(9pt)

終末のフールの感想

もうすぐ世界が破滅する――。
「でもそんなこと言ったってしょうがないじゃないか。生きてるんだから」
そう言われた気がします。
まさかこのタイトルで「楽しい」小説を読めるとは思っていませんでした。重い雰囲気になりがちな設定なのに、終焉を迎えようとしていて、それでも生きる人間のそれぞれの生き様が、決して悲惨さを感じさせない軽妙な文章で描かれています。
一家に一冊必須の本です!
終末のフール (集英社文庫)
伊坂幸太郎終末のフール についてのレビュー
No.2:
(9pt)

ハッピーエンドにさよならをの感想

歌野ワールド全開の短編集です。気持ちのよい作品など皆無です。心が多少荒んでもいいと感じる方のみ、読むことをお薦めします。
ハッピーエンドにさよならを
歌野晶午ハッピーエンドにさよならを についてのレビュー
No.1: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

悪の教典の感想


▼以下、ネタバレ感想
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悪の教典 上
貴志祐介悪の教典 についてのレビュー