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かいん さんのレビュー一覧
かいんさんのページへレビュー数50件
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これまでに読んできたものの中では、平山夢明独特の鬼畜描写は抑え目な感があった。
鬼畜描写だけでなく、作品自体も「独白する・・」ほど弾けているものが少なく、大人しい印象がある。 BESTは「枷」で、異形コレクション発の三篇は流石といったところだったが、この「枷」はその中でも際立った作品だった。 この一篇だけであれば8点だったが、全体としては7点が妥当か。 |
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比較的軽めでどんどん読めた。
しかし、如何せん出てくる挿話や台詞に古臭さを感じてしまい、文章が入ってこなかった。 6点。 |
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以前読んだ短編集「石の目」でも思ったが、あまり巧い文章とは思えなかった。
読みやすさはあったが、ホラーとしては弱いし、ミステリとしても展開を読みやすく、天才と言うほどではないように感じる。 7点。 |
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個人的BESTは飛鳥部勝則の「洞窟」。
悍ましいラストに到る後日談が、どの作品より長く、その分怪物の存在感が際立っている。 他作品もレベルの高い作品が多く、一つ一つの作品が集まって「怪物團」と云う一作品に成っているのだと思う。 8点。 |
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スピード感があり、読みやすかった。
ただ、多くの人が云うほどの衝撃は感じられなかったし、講談調の文体にもさほどの「個」を感じなかった。 7点。 |
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歪んでいる。
兎に角ミチオがどんどん歪んでいく様が怖かった。 ラストの意味がよくわからなかったが、それを理解した時に、この作品に対する真の評価を下せるのだと思った。 8点。 |
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これまで、「12」「亡国」「川」と読んできての本作だったが、良くも悪くも無難な感があった。
何度か繰り返される街の破壊描写は、流石にそんな量必要か、とも思ったが・・・ 何はともあれ、これ程の長編を読ませる筆力は流石の一言。 あと、「おっさんと若造」ものの、若造にあたる朋希がこれまでの若造たちより可愛かった。8点。 |
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一応の個人的BESTは「ワイド仇討」。
しかし、終わり方のしっくりこない話が多かった。 7点。 |
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S&Mシリーズから、Vシリーズの途中まで読んで森博嗣初の短編集。
結論、短編としてはどれも、あまり切れ味が良いとは言えない出来だった。 筆者曰く、この短編集は一番森らしい作品らしいが、スカイ・クロラといい、これといい、筆者の本質に近ければ近いほど自分の琴線に触れないのかもしれない。 6点。 |
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重い。
その割に軽いテンションで纏まっているというレビューも見るが、それも中途半端で、成功しているとは思えない。 平坦な展開が続き、久々につまらないと思ってしまった。 4点。 |
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安定の陰陽師クオリティと云ったところでござんすか。
そしてお次は生成り姫。 長編に期待しちゃうでござんすよ。 7点。 |
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薄い。
マンネリだと云う向きもあるかとは思うが、安定感のあるシリーズだと思う。 だがしかし、今のところシリーズを通して突き抜けて面白い回がない。 7点。 |
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主人公がイかれているのは前情報で分かっていたが、出てくる人出てくる人どこかおかしなキャラクターばかりだった。
面白かったが、話がポンポン行き過ぎて余韻も糞もなかったな。 物語としてはそれ程飛び抜けたものでもなかった。7点。 |
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単純に楽しかった。
ミステリ的な結末もありつつ、「俺」の父親としての成長も見れたので満足。 7点。 |
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ストーリー自体は退屈することなく読めた。
安定の館シリーズと云う感じだった。 しかし、迷路館には及ばず。 7点。 |
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特に云うことはないかな。
7点。 |
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個人的BESTは「恐怖症<フォビア>召喚」。14篇の中で唯一救いのあるラストがGOOD。
全ての物語が絶妙な調和を生み出していて、「他人事」という一冊の小説として高いレベルにある。 鬼畜に敬意を表し、8点。 |
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あらすじの「最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する」からして一種のネタバレな気がするが、そうと知っていて読んでもやはり騙された。
物語としては面白く読めた。 8点。 |
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