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かいん さんのレビュー一覧

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レビュー数40

全40件 21~40 2/2ページ
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No.20: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

この世界は、どこかおかしい

歪んでいる。
兎に角ミチオがどんどん歪んでいく様が怖かった。
ラストの意味がよくわからなかったが、それを理解した時に、この作品に対する真の評価を下せるのだと思った。
8点。
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)
道尾秀介向日葵の咲かない夏 についてのレビュー
No.19:
(8pt)

安定の福井節

これまで、「12」「亡国」「川」と読んできての本作だったが、良くも悪くも無難な感があった。
何度か繰り返される街の破壊描写は、流石にそんな量必要か、とも思ったが・・・
何はともあれ、これ程の長編を読ませる筆力は流石の一言。
あと、「おっさんと若造」ものの、若造にあたる朋希がこれまでの若造たちより可愛かった。8点。
Op.ローズダスト(下)
福井晴敏Op.ローズダスト についてのレビュー
No.18:
(7pt)

ラストのどん詰まり感・・・

一応の個人的BESTは「ワイド仇討」。
しかし、終わり方のしっくりこない話が多かった。
7点。
日本以外全部沈没―パニック短篇集 (角川文庫)
筒井康隆日本以外全部沈没 についてのレビュー
No.17:
(8pt)

泣かぬなら 殺してしまえ 中学生

中学生王子の見事な悪役ぶりは、首尾一貫していてある意味アッパレだった。
最後に王子がどうなったのかは気にはなるが、ともあれあの夫婦には拍手を送りたい。
良い読書体験だった。
8点。

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マリアビートル (角川文庫)
伊坂幸太郎マリアビートル についてのレビュー
No.16:
(7pt)

濡れ縁で 話す二人の 良い漢

安定の陰陽師クオリティと云ったところでござんすか。
そしてお次は生成り姫。
長編に期待しちゃうでござんすよ。
7点。
陰陽師 鳳凰ノ巻 (文春文庫)
夢枕獏陰陽師 鳳凰ノ巻 についてのレビュー
No.15:
(7pt)

主人公の影が・・・

薄い。
マンネリだと云う向きもあるかとは思うが、安定感のあるシリーズだと思う。
だがしかし、今のところシリーズを通して突き抜けて面白い回がない。
7点。
総門谷R 小町変妖篇 (講談社文庫)
高橋克彦総門谷R 小町変妖篇 についてのレビュー
No.14:
(7pt)

ポッツヴィル 出てくる奴らは クズだらけ

主人公がイかれているのは前情報で分かっていたが、出てくる人出てくる人どこかおかしなキャラクターばかりだった。
面白かったが、話がポンポン行き過ぎて余韻も糞もなかったな。
物語としてはそれ程飛び抜けたものでもなかった。7点。
ポップ1280 (扶桑社ミステリー)
ジム・トンプスンポップ1280 についてのレビュー
No.13:
(7pt)

また三人に会いたいなァ

単純に楽しかった。
ミステリ的な結末もありつつ、「俺」の父親としての成長も見れたので満足。
7点。
ステップファザー・ステップ (講談社文庫)
宮部みゆきステップファザー・ステップ についてのレビュー
No.12:
(7pt)

どんでん返しのどんでん返しって・・・

今までで一番話が入ってきた気がする。
ただ、前作まででも感じたが、ホラー要素が怖くない。
描写力の問題だろうか。
7点。

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山魔の如き嗤うもの (講談社文庫)
三津田信三山魔の如き嗤うもの についてのレビュー
No.11:
(7pt)

”時”に支配された物語

ストーリー自体は退屈することなく読めた。
安定の館シリーズと云う感じだった。
しかし、迷路館には及ばず。
7点。
時計館の殺人<新装改訂版>(上) (講談社文庫)
綾辻行人時計館の殺人 についてのレビュー
No.10:
(7pt)

軽い

特に云うことはないかな。
7点。
人形は遠足で推理する (講談社文庫)
我孫子武丸人形は遠足で推理する についてのレビュー
No.9: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

鬼畜系がぶっ放す、マシンガン14連打!

個人的BESTは「恐怖症<フォビア>召喚」。14篇の中で唯一救いのあるラストがGOOD。
全ての物語が絶妙な調和を生み出していて、「他人事」という一冊の小説として高いレベルにある。
鬼畜に敬意を表し、8点。

他人事(ひとごと)
平山夢明他人事 についてのレビュー
No.8: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ミステリ的手法を用いた恋愛小説

あらすじの「最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する」からして一種のネタバレな気がするが、そうと知っていて読んでもやはり騙された。
物語としては面白く読めた。
8点。
イニシエーション・ラブ (文春文庫)
乾くるみイニシエーション・ラブ についてのレビュー
No.7: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

長い

けど、最初のミクルの話と、タイタニックの話は単体でも面白く読めた。
御手洗が出てきてからは割と一気読みだった。
7点。

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水晶のピラミッド (講談社文庫)
島田荘司水晶のピラミッド についてのレビュー
No.6:
(7pt)

良質な探偵小説

個人的BESTは「執事の血」。ぞわっとするラストが良い。
全体として、トリック自体は大したことないと云えば大したことないが、物語りがスタイリッシュ。
割と良かった7点。

キッド・ピストルズの慢心: パンク=マザーグースの事件簿 (光文社文庫)
山口雅也キッド・ピストルズの慢心 についてのレビュー
No.5:
(7pt)

Say it with flowers

個人的BESTは「マスカレード」
全体としては高水準だった。
結構生々しいのが抒情小説のイメージからすると意外だった。
7点。
窓鴉: 式貴士 抒情小説コレクション (光文社文庫)
式貴士窓鴉 についてのレビュー
No.4:
(7pt)

OUTな女とOUTな男

長い割には、色々と中途半端だったような気がする。
リーダビリティは高いので7点。
OUT(アウト)
桐野夏生OUT についてのレビュー
No.3:
(7pt)

おれはゼロから何になる?

思ったより読みやすく、今後も作者の作品をチェックしたいと思わせる物語だった。
ただ、善の立場にある主人公(春日)、悪の立場にある主人公(佐伯)と、分かりやすい立ち位置にキャラクタを置いているにも拘らず、最終的には其々が何を考えているのか理解できずモヤモヤしてしまった印象。
次に期待の7点。
RANK
真藤順丈RANK についてのレビュー
No.2: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

夢で逢いましょう

いつもの森クオリティ。
ただ、犯人は分かりやすい。
及第点の7点。
夢・出逢い・魔性―You May Die in My Show (講談社文庫)
森博嗣夢・出逢い・魔性 についてのレビュー
No.1:
(8pt)

前作のインパクトには・・・

及ばなかった。
僕は、作者(密室殺人ゲームシリーズ)は割と実験的な作風だと思って読んできたので、綺麗に収まっていたのが逆に物足りない感じがした。
ただ全体的にはミステリとして高いレベルにある作品だと思うので、8点。
密室殺人ゲーム2.0 (講談社文庫)
歌野晶午密室殺人ゲーム2.0 についてのレビュー


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