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松千代 さんのレビュー一覧

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レビュー数225

全225件 201~220 11/12ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.25: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

動機の感想

4作品の短編小説からなる作品です。
主人公が刑事なのは1つのみで、他の主人公は女事件記者、前科持ち、裁判官となっているため、普通の警察小説とは違うものとなっています。
しかし、主人公達の心理描写、謎が明かされるまでの過程、そして真相はにたどり着くまでの描写は読者を作品に惹き付ける物があると思います。
主人公は一つを除いて警察以外の人達ですが、硬派な警察小説と言っても良い作品だと思います。
動機 (文春文庫)
横山秀夫動機 についてのレビュー
No.24: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

悪意の感想

最近の加賀シリーズの人情味溢れる刑事加賀の作品とは傾向が違う作品ですが、これはこれで面白かった。
ラストに向けての伏線が上手く書かれており、最後に真相を知った時は、タイトルの悪意という2文字が頭の中に大きく浮かび上がってくる感覚を感じさせられました。

悪意 (講談社文庫)
東野圭吾悪意 についてのレビュー
No.23:
(7pt)

秀吉の枷の感想

本能寺の変は裏で豊臣秀吉が関わっていたという設定に基づいて秀吉の天下取り、そして天下人となった後の物語を書いた作品です。
主君信長に仕えながら、天下取りへの野望の心の内、そして天下取り後の心の変化、それによる思わぬ影響について実に上手く書いています。
この作品から、例え頂点に立てたとしても決して安泰ではなく、何かしらの葛藤に苦しむものという事を感じさせられました。
秀吉の枷 (上)
加藤廣秀吉の枷 についてのレビュー
No.22: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

陰の季節の感想

警察の天下り人事のトラブル、刑事の不正疑惑等の警察内部の事をメインに扱った物語です。
そのため、警察小説ながら核となる事件の捜査は出てきませんが、何かが裏に潜んでいる気配を感じさせつつ話が進んで行きます。
そして、最後に明かさられる真実。これには、驚嘆させられてしまいました。
あらすじにも書いてあったように、まさしく新しい警察小説といえる作品です。
短編集で軽い気持ちで読めると思いますから、警察小説に興味がない人も是非読んでみて下さい。


陰の季節 (文春文庫)
横山秀夫陰の季節 についてのレビュー
No.21:
(7pt)

指し手の顔 脳男2の感想


▼以下、ネタバレ感想
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指し手の顔 上―脳男2 (1)
首藤瓜於指し手の顔 脳男2 についてのレビュー
No.20: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

催眠の感想

話の始まりは一家惨殺事件から入ります。その家族の中の息子が瀕死の状態で発見され、主人公が少年に催眠術をかけて事件の手掛かりを手に入れることになります。
しかし、ここで事件が終わらなかったのです。
事件の意外な真相の発覚、そして主人公が過去に関わってきた事柄が新たな物語として浮かび上がってくるのです。
意外な展開は映画のシーンのように映像が脳の中で浮かび上がる感覚を感じさせられました。
催眠〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ラーシュ・ケプレル催眠 についてのレビュー
No.19:
(7pt)

第四の壁 アナザーフェイス(3)の感想

刑事らしくない刑事というギャップが売りの作品です。
学生時代に演劇部に所属していた過去を持つ刑事らしくない所が逆に主人公を魅力的にしているのでしょうね。
第四の壁―アナザーフェイス〈3〉 (文春文庫  24-3)
堂場瞬一第四の壁 アナザーフェイス3 についてのレビュー
No.18: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

臨場の感想

警察小説の短編集となっています。
主人公の強烈なキャラクター、そして事件解決に至るまでの経緯等、実に面白く書けています。
臨場 (光文社文庫)
横山秀夫臨場 についてのレビュー
No.17: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

私が彼を殺したの感想

加賀恭一郎シリーズの作品です。
読者への挑戦物となっていますが、内容自体も面白いです。
ただ、人間のモラルの観点から人によっては、話の内容について抵抗を覚えるかもしれませんね。
私が彼を殺した 新装版 (講談社文庫)
東野圭吾私が彼を殺した についてのレビュー
No.16: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

魔術師の感想

リンカーン・ライムシリーズの作品です。
タイトルからも想像出来るように、マジックのトリックを駆使して犯罪を犯していく犯人が登場します。


▼以下、ネタバレ感想
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魔術師(イリュージョニスト)〈上〉 (文春文庫)
No.15: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ガリレオの苦悩の感想

ガリレオ短編小説3作品目作品です。
ガリレオに挑戦する犯人が登場したりと、相変わらず面白いですね。
それに、このシリーズは読みやすいので夢中になって読んでしまい、あっという間に読み終わってしまいました。

ガリレオの苦悩 (文春文庫)
東野圭吾ガリレオの苦悩 についてのレビュー
No.14: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室の感想

SROとは日本版FBIのような管轄に囚われずに自由に捜査が出来る権限を持つ組織のことです。
(当然、作品の中での設定で現実には存在しません。)
このSROのメンバーは殆どがエリートですが、メンバー全員が個性溢れる面子で、作品に良いスパイスを与えてくれています。
また、警察小説の出来としても、警視庁と警察庁との確執や事件解決の経緯の描写についても楽しめる作品となっていると思います。

SRO―警視庁広域捜査専任特別調査室〈1〉 (中公文庫)
No.13: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

12番目のカードの感想

6作品目のリンカーン・ライムシリーズです。
ライムの頭脳、アメリアのアグレッシブな活躍、そして二人を取り囲む他の仲間の活躍と楽しませてくれる作品となっています。

▼以下、ネタバレ感想
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12番目のカード〈上〉 (文春文庫)
No.12: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

呪われた町の感想

読み進めて行くうちに、町が暗黒世界に包まれていく雰囲気を感じました。
まさしく、呪われた町です。
呪われた町 (上) (集英社文庫)
スティーヴン・キング呪われた町 についてのレビュー
No.11: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ダ・ヴィンチ・コードの感想

宗教、歴史、科学等の説明がありますが、分かりやすく説明されており、また、ミステリー小説としてもエンターテイメント性があって、楽しく読ませて頂きました。

ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)
ダン・ブラウンダ・ヴィンチ・コード についてのレビュー
No.10:
(7pt)

敗者の嘘 アナザーフェイス(2)の感想

妻に先たたれ、妻の母親の手を借りながらも男手一つで子育てをする大友刑事の活躍を書いた二作目の作品です。
今回の作品では、ある事件の容疑者が自殺した後に、ある女弁護士が真犯人が自分だと名乗り出た所から話が始まります。
真相にたどり着くまでに意外な事実が発覚したり、意外な展開に発展したりと、読者を楽しませてくれる作品となっています。
この作品のドラマ化も見ましたが、やはり原作のほうが数倍面白くなっています。
ドラマしか見てない人は原作も是非読んでみて下さい。
敗者の嘘―アナザーフェイス〈2〉 (文春文庫)
堂場瞬一敗者の嘘 アナザーフェイス2 についてのレビュー
No.9: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

石の猿の感想

リンカーン・ライムシリーズの作品です。相変わらず、意外な展開で驚かせてくれます。
今回の作品に登場する暗殺者の正体は誰なのか推測しながら読みましたが、なかなか上手く書かれていて正体が明かさられるまで分からなかったです。
分からなかった分、面白く、心を躍らせながら読むことが出来ました。
また、この作品は中国からの不法入国者について取り入れた物ですが、中国に関することがきちんと書かれており、しっかり調べたという印象を感じました。
このように、しっかり調査し、きちんと書いてくれるような作者の作品は、読む価値があると思いますので皆さんもJ・ディーヴァーの作品を読んでみて下さい。
石の猿〈上〉 (文春文庫)
ジェフリー・ディーヴァー石の猿 についてのレビュー
No.8: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

脳男の感想

映画化されると知って読んで見ました。
作品の中で発生する事件がメインというよりも、登場する謎の人物「鈴木一郎」(脳男)の正体を追及する話しに重点が置かれた作品だと思います。
鈴木一郎がクライマックスで活躍するシーンが出てきて最後のほうは結末を早く知りたくなり、一気に読んでしまいました。
この作品は、続編もあるらしく評価点を見ると高いようなので読んでみたいと思います。
脳男 (講談社文庫)
首藤瓜於脳男 についてのレビュー
No.7: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

探偵ガリレオの感想

ガリレオ1作目の作品です。
ドラマを見て、ある程度内容を把握した状態で読みましたが、なかなか面白く楽しむことが出来ました。


探偵ガリレオ (文春文庫)
東野圭吾探偵ガリレオ についてのレビュー
No.6:
(7pt)

アナザーフェイスの感想

育児と仕事の両立に悪戦苦闘する刑事という設定は、なかなか面白いです。
一見頼りなさそうに見えるが、時折見せる刑事としての一面が魅力的に感じます。まさに、タイトル通りのアナザーフェイスですね。

アナザーフェイス (文春文庫)
堂場瞬一アナザーフェイス についてのレビュー