■スポンサードリンク


わたろう さんのレビュー一覧

わたろうさんのページへ

レビュー数501

全501件 281~300 15/26ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.221:
(4pt)

訳が悪いのでしょうか

本国ではとても評価された作品だそうですが、率直に言えば散漫なミステリーでした。不必要な登場人物が多すぎます。2人の少女もとても10歳とは思えません。誰一人魅力的なキャラクターがいませんでした。内容に比べて増長でした。キャロル・オコンネルに少し失望しました。

クリスマスに少女は還る (創元推理文庫)
No.220:
(4pt)

これがピューリッツァー賞ですか

金太郎飴のような淡々とした冒険小説でした。荒廃した近未来をただ歩いていくだけの日記でした。この小説を「最高」と評価している人がいますが、どこが良いのかわかりません。映像になるとまた違うのかもしれませんが。映画「カントリー」の原作者だということで期待したのですが見事に裏切られました。
ザ・ロード (ハヤカワepi文庫)
コーマック・マッカーシーザ・ロード についてのレビュー
No.219:
(6pt)

ゲテモノでしたが真剣に読んでしまいました

江戸川乱歩の短編を源流にもつような作風に感じました。「ニコチンと少年」が最も不気味でした。
独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)
No.218:
(6pt)

アメリカではアメフトの力は強大なんですね

はじめてローザンを読みましたがミステリーというとりもヒューマンドラマのようでした。謎解きについてはそれほど興味をひかれるところはありませんでしたがアメリカの高校におけるアメフト部員がいかにもてはやされているのか勉強になりました。
冬そして夜 (創元推理文庫)
S・J・ローザン冬そして夜 についてのレビュー
No.217:
(4pt)

「死角」というほど大袈裟なものではありませんでした

冒頭で北京原人が登場したのでこれはと期待したのですがどんどん詰まらなくなりました。最後の真相もすでに興味を失っていました。江戸川乱歩賞には枚数規定があるのでしょう。駆込みの終わり方が残念でした。

蝶たちは今… 五十万年の死角―江戸川乱歩賞全集〈10〉 (講談社文庫)
伴野朗五十万年の死角 についてのレビュー
No.216:
(6pt)

最後に主人公の過去をばらされても

とてもずるい構成のミステリーでした。結局単なる復讐の話ではないですか。舞台は1800年代のアメリカとは思えない暗い雰囲気がずっと流れていて良かったのですが結末で抱いていた期待が砕かれてしまいました。エドガー・アラン・ポオの登場もそれほど効果があったとは思えませんでした。
陸軍士官学校の死 上 (創元推理文庫)
ルイス・ベイヤード陸軍士官学校の死 についてのレビュー
No.215:
(4pt)

なんとも座りの悪いミステリーでした

涙を誘おうという作者の意図が見え見えで逆に全く感動しませんでした。文章力も稚拙で展開も矛盾だらけでした。暇つぶしにはなりますが。
獅子座 (創元推理文庫)
藤雪夫,藤桂子獅子座 についてのレビュー
No.214:
(6pt)

映像化しにくいでしょうね

初めて道尾秀介の作品を読みました。心理サスペンスが得意なんでしょうか。子供が登場するミステリーにありがちなストーリーで新鮮味はありませんでした。かなりはじめの時点で犯人がわかってしまったので次の作品に期待したいと思います。
シャドウ (創元推理文庫)
道尾秀介シャドウ についてのレビュー
No.213:
(6pt)

出会い系サイトに対する社会的告発でしょうか

世の中にはいろいろな人がいてこの世界を構成しているんですよね。本当の悪人というのは一体どんな人ですかと作者が問いかけているわけですね。
悪人
吉田修一悪人 についてのレビュー
No.212:
(6pt)

アリバイ崩しの短編集に新鮮味はありません

それぞれのエピソードに登場する人物が多すぎました。謎解きは工夫されたものでしたが話によっては狡いなと感じるトリックもありました。
遠きに目ありて (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
天藤真遠きに目ありて についてのレビュー
No.211:
(4pt)

描写が細かすぎました

「マークスの山」に次いで高村薫2冊目でした。「マークスの山」が素晴らしかったので期待して読み始めましたが途中から厭きてきました。人間関係とそのバックグラウンドが曖昧で感情移入ができなかったことと文章が細切れで体温を感じなかったからだろうと思います。物語もシンプルで深みがありませんでした。
黄金を抱いて翔べ (新潮文庫)
高村薫黄金を抱いて翔べ についてのレビュー
No.210:
(5pt)

作家が自画自賛しています

2時間ドラマの脚本でした。
鞆の浦殺人事件 (光文社文庫)
内田康夫鞆の浦殺人事件 についてのレビュー
No.209:
(4pt)

時代性がありました

明治中期の新日本が舞台なので時代性に面白みがありました。全体にホンワカとした雰囲気で軽く読める話でした。ただ冒険と呼べるようなエピソードではないですね。ホック氏の正体は言わずもがなですが。
ホック氏の異郷の冒険―日本推理作家協会賞受賞作全集〈44〉 (双葉文庫)
加納一朗ホック氏の異郷の冒険 についてのレビュー
No.208:
(5pt)

これまでのエピドードに比べると掘り下げ度が低い感じでした

テロリストと政治家のロマンスと少女兵と警官の友情の両面が軸になっていますが両方とももっと物語になっていれば結末も盛り上がったのだろうと思います。
機龍警察 未亡旅団 (ハヤカワ文庫JA)
月村了衛機龍警察 未亡旅団 についてのレビュー
No.207:
(6pt)

劇画的な2作品と短編1つ

あまり面白くありませんでした。
黒蜥蜴・妖虫 (江戸川乱歩全集)
江戸川乱歩妖虫 についてのレビュー
No.206:
(5pt)

歴史改変小説にしてはスケール感がありません

ヒトラーと米国大統領の会談をモチーフとするならもっと緊張感のある物語を期待してしまいます。主人公とそれを取り巻く人物との相克も描写が軽く感情移入ができませんでした。
鷲たちの盟約(上) (新潮文庫)
アラン・グレン鷲たちの盟約 についてのレビュー
No.205:
(4pt)

ディック・フランシスは過大評価されているのでは

主人公のハレーやその周囲を取り巻く登場人物に誰一人魅力を感じることができませんでした。菊池光の訳もひどいもので思わず語り部はバカボンのパパかと思いました。物語も言わずもがな全く焦点のない平坦なものでした。不必要な登場人物も多く人物表を作らないと読み進めていけませんでした。
利腕 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 12‐18))
ディック・フランシス利腕 についてのレビュー
No.204:
(6pt)

ページ数が足りなかったでしょうか

史実にミステリーを載せてますが説明と掘り下げ度が低くてあまりリアリティを感じませんでした。明治末期の話なのでもっとドロドロしたエピソードに焦点をあててもよかったのではないでしょうか。
江戸川乱歩賞全集(9)アルキメデスは手を汚さない 暗黒告知 (講談社文庫)
小林久三暗黒告知 についてのレビュー
No.203:
(6pt)

原発はいらないです

元新聞記者らしく時事問題に真正面からぶつかっていく姿勢には共感するものがありました。ただ他人の声をまねて人を呼び出したり、警官のふりをして質問をするなど安易な筋書きには首をひねりたくなりました。江戸川乱歩賞には最早それほど期待はしませんが、それにしてももう少し人間の内面を掘り下げて欲しかったです。
新装版 原子炉の蟹 (講談社文庫)
長井彬原子炉の蟹 についてのレビュー
No.202:
(5pt)

この内容でこのタイトルはないですね

タイトルで期待して読み始めましたが時間軸が曖昧ですんなりと入っていけませんでした。主人公二人の関係ももう少し掘り下げて描いてくれればなと思いました。
ねじれた文字、ねじれた路