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ダブル・トラップ



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ダブル・トラップの評価: 4.00/5点 レビュー 7件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(4pt)

競争がルール

加賀哲。
ある都市の高級レストラン プリオールのオーナー。
仕事は順調だったが、
妻を交通事故で失った。

そこに、昔の仕事仲間 牧野から
生命の危険を感じるようなメッセージが届いた。
牧野は 電子工学製品を作る会社を企業化し、
経営も 順調だった。
牧野の開発した新製品が 重要な価値をもっていた。

加賀も牧野も 政府の情報機関で働いていたのだ。
現在は そうやって 幕開けをした。

そして、過去の 加賀と牧野は 危険な仕事で、
得体の知らない組織の ワナ にはめられたのだった。
裏切り者として 扱われた。
その事件の中で、実際には 加賀の妻をみつけたのだった。

現在の つづきで 加賀は 過去の物語を
ひもといていく中で、
得体の知れない組織の 存在とその上司を
明らかにすることが できたのだ。

物語の構成はおもしろいね。
競争が必要だ というルールが、
この物語の スタンダードな 基本となる。

なぜ、雪が 加賀に 来ないでくれといったのか
が、よくわからないな。
来てほしいというべきだろうに。
ダブル・トラップ (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ダブル・トラップ (集英社文庫)より
408749764X
No.4:
(5pt)

最後まで読み終えた時、この題名の意味がわかります!

1984年に刊行された大沢在昌さんの処女長編作品です。

新宿鮫シリーズから読み始めた人たちが多いと思いますが、この作品はまだ初期の作品のためか、比較すると文章があっさりとしているような気がします。
それが逆にハードボイルドの深さを演出しているようにも思えます。

日本政府の諜報機関、松宮貿易。

日本では最高であり、少数精鋭の諜報機関に「汚染」が始まります。
汚染とは内部に二重スパイがいるということ。

主人公の加賀は罠にはまり、二重スパイとして疑われ、組織から排除されます。

5年後、同じように排除された同僚牧野から救援を意味するカセットテープが届き、第二幕がスタート。
自分の潔白を証明するために動き出した加賀が最後に突き止めた本当の二重スパイとは・・・。

大沢在昌ファン、必読の一冊です。
ダブル・トラップ (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ダブル・トラップ (集英社文庫)より
408749764X
No.3:
(5pt)

行商人の世界を知る一冊

大沢さんと言えば新宿鮫シリーズですが、私はアルバイト探偵や、らんぼうといった作品の方が好きです。そのなかでも、このダブルトラップは最初から「二重の罠」と答えが出ているにも関わらず最後まで誰が黒幕か、誰が仕掛け人なのか、気になって気になって、一気に読んでしまいました。
初稿は1985年と古い作品ですが、今でも十分楽しめる一冊です。ボリュームも中篇程度で、サラッと読める点もグット。
ダブル・トラップ (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ダブル・トラップ (集英社文庫)より
408749764X
No.2:
(4pt)

必ず満足する1冊

大沢在昌さんの本はほとんどがリアルでどれでも一気に読んでしまえる面白さがあります。この本も裏社会を追われた主人公が再び裏社会と接点を持つという内容で非常に読み応えがあります。はまると寝不足の日々が続きます。
ダブル・トラップ (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ダブル・トラップ (集英社文庫)より
408749764X
No.1:
(4pt)

必ず満足する1冊

大沢在昌さんの本はほとんどがリアルでどれでも一気に読んでしまえる面白さがあります。この本も裏社会を追われた主人公が再び裏社会と接点を持つという内容で非常に読み応えがあります。はまると寝不足の日々が続きます。
ダブル・トラップ〈新装版〉 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:ダブル・トラップ〈新装版〉 (徳間文庫)より
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