機械探偵クリク・ロボット
評判
機械探偵クリク・ロボットの評価:
4.25/5点 レビュー 12件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1〜2 1/1ページ
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機械探偵クリク・ロボットの評価:
4.25/5点 レビュー 12件。 C ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
なお,この文庫版では『特別付録』として,1930年代の短々篇二篇も収録されています.
初めは少し言い回しが気になるものの,すぐに落ち着き,字も大きめだったことから,
ページ数ほどの時間は掛からず,思いの外,スムーズに読み進められた印象を受けます.
また,あちらの文化や言語を絡めた『暗号文』も,日本向けにかなり手が入れられており,
ジョークやダジャレなど,そのセンスはさておき,翻訳をされた方の奮闘が随所に窺えます.
また,メインとなる二篇はタイトルの通り,機械(ロボット型)の探偵が活躍をする篇で,
カバーも飾った,いかにもロボット面(?)をした彼が,難事件に挑むといったものですが,
自ら積極的に動いたり,喋ったりはせず,開発者である博士の指示,操作の元に動かされます.
そのため,SF的な動きや広がりに期待をしていると,肩透かし…となってしまうかもしれません.
とはいえ,軽い皮肉を交えた作風は,謎解きとなる一篇目,犯人退治の二篇目ともに楽しく,
著者自らが描いた多くの挿絵(カバー絵)も,お世辞にも褒められるレベルではありませんが,
半世紀以上も前の作品ということを意識,慣れてくると『味』のようなものが感じられてきます.
このほか,『カミのコント』と銘打たれた文庫版限定の二篇は,台本のような体となっており,
機械探偵とは関係のない物語ですが,思わず「フフッ」となってしまうユーモアがよかったです.