さよならドビュッシー
評判
さよならドビュッシーの評価:
3.36/5点 レビュー 239件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全228件 161〜180 9/12ページ
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さよならドビュッシーの評価:
3.36/5点 レビュー 239件。 A ランク
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大賞賞金からいっても、「『このミステリーがすごい!』大賞」も視野に入れているんです。
その勉強のためという理由もあって、この「さよならドビュッシー」を読んでみました。
序盤から中盤まで、小説としては面白いし、中山七里さんという方は文章力がある方だなぁとは思いました。
でも、ミステリーとしての要素があまりにも少なすぎるのが気になりました。
終盤も、ピアノを演奏する描写にばかり気を取られ、ミステリーであることを忘れてました。
そしたら、最後の最後で、大ドンデン返しですよ。
まぁまぁ、言われてみれば、ありがちな展開なのかもしれないですけど。
構成もしっかりした小説なので、最後のオチまで引き込まれるように、スラスラと読めました。
でも、文末の解説にも書かれてますが、ジャンルとしては音楽スポ根ものなのでしょうね。
もっと驚きなのは、長編小説の大賞なのに、この人、2作品を提出して、両方とも最終選考まで残ったってことです。
50才にしての新人デビューみたいですが、その分の蓄積が凄いでしょうから、今後の活躍が期待されるところです。
小説を書くという視点で参考になったのは、伊坂幸太郎さんの「ゴールデン・スランバー」の時と同様に、事のきっかけの真相は藪の中でもOKらしいって事ですね。
でも、どうせ書くなら、作詞で培ってきたノウハウもありますし、全ての辻褄合わせがキチンとできてる小説を書きたいですよね。
この賞に限っていうなら、「エンターテイメント性」が重要視されるみたいなので、ミステリーとしてのトリックは稚拙でも構わないみたいですね。
文庫本で400ページ以上ある割りには、スラスラと楽しく読むことが出来ました。
是非ご一読あれ。