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完全犯罪



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完全犯罪の評価: 3.85/5点 レビュー 20件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.85pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(1pt)

コケ脅しの虚作

出版社に持ち込まれた原稿を読んだ編集者が一読、驚愕して、一字一句修正せずにそのまま雑誌に掲載されたと言う曰く付きのデビュー作。作者の特徴が良く出ている。
舞台を異郷に設定し、それに名家に纏わる歴史を加えて雰囲気を盛り上げる。悪い意味での衒学趣味だが、これが読む者を圧倒してしまう。そして起こる密室殺人。これが「完全犯罪」と言うのだが、そのトリックは唖然とする程チャチなもので冗談かと思う程。動機も狂信的で、理解を超越している。この動機なら、ワザワザ密室を用意する必要はない。全てがコケ脅しなのだ。
後の「黒死館殺人事件」に通じる、実体のない虚作。
完全犯罪 (1969年)Amazon書評・レビュー:完全犯罪 (1969年)より
B000J952G4
No.2:
(1pt)

コケ脅しの虚作

出版社に持ち込まれた原稿を読んだ編集者が一読、驚愕して、一字一句修正せずにそのまま雑誌に掲載されたと言う曰く付きのデビュー作。作者の特徴が良く出ている。

舞台を異郷に設定し、それに名家に纏わる歴史を加えて雰囲気を盛り上げる。悪い意味での衒学趣味だが、これが読む者を圧倒してしまう。そして起こる密室殺人。これが「完全犯罪」と言うのだが、そのトリックは唖然とする程チャチなもので冗談かと思う程。動機も狂信的で、理解を超越している。この動機なら、ワザワザ密室を用意する必要はない。全てがコケ脅しなのだ。

後の「黒死館殺人事件」に通じる、実体のない虚作。
完全犯罪 (1957年) (春陽文庫)Amazon書評・レビュー:完全犯罪 (1957年) (春陽文庫)より
B000JAYNGS
No.1:
(1pt)

論理的な人や推理小説好きは絶対呼んではいけない作品

この小説全集の味噌は推理小説全集ではなく探偵小説全集の一言である。
それに惑わされた私は、結局だまされてしまった。
この本は衒学主義にあるにもかかわらず、科学的裏づけが皆無に等しいことです。
まず、作者が勝手に作った創作用語のオンパレードです。
一つ一つのトリックを理解をしようとしてもまったくの無駄。
単に探偵自身が悦に入って様々な仮説を打ち立てて捜査陣を混乱させただけだ。
かえって探偵が出てこなければ単純に解決する事件ではなかったのかと思ったのが私の感想。
鍵のトリックが気になって専門家の知人に読んでもらったところ、
下手でまったく分からない文章と言うほどだから、
真面目にトリックを理解しようとした人はたまった物ではない。
最低文章というのは相手に伝えられてこそ面白いのに、
この作品はまったくそれを無視している。単に妄想と夢想に溺れたい方に進める。
日本探偵小説全集〈6〉小栗虫太郎集 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:日本探偵小説全集〈6〉小栗虫太郎集 (創元推理文庫)より
448840006X

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