黒い仏

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評判

黒い仏の評価:

3.19/5点 レビュー 52件。 D ランク

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平均点3.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全80件 61〜80 4/4ページ
No.20
(4pt)

面白いですよ。笑っちゃいますよ。

これ笑いましたよ。相手も律儀につじつまを合わせたりして。いちおうトラベルミステリになるんでしょうか。人を小馬鹿にする感じの小説です。ミステリマニアだからこそ笑えるが、怒りもするという危険も伴う諸刃の剣。まじめな方にはお薦めできない。
黒い仏 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社文庫)より
4062739364
No.19
(4pt)

動ぜぬ石動

「ハサミ男」、「美濃牛」と作品毎に作風を変えてきた作者の第3段。本作は体裁はミステリだが、冒頭近くで異界の物語という事が分かる仕組み。今度はそういう手で来ましたかという感じ。
異界のストーリーの中で、石動は一人自身のペースを守って、ある筈のない解答を導き出す所が笑わせる。石動が生き仏に見えてくるから不思議である。次作はどういう趣向を用意してくれるかが楽しみである。
黒い仏 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社文庫)より
4062739364
No.18
(4pt)

石動シリーズ初心者にはお勧めしない

「名探偵」石動シリーズの中では若い作品ですが、石動シリーズが「お遊び」であることを理解していない人は読むべきではありません。
トリックとか、登場人部の怪しい行動とか、使われている某怪奇神話とか、全て「小道具」です。
石動シリーズ全体に言えるのですが、まず「オチありき」ですので、「どんなオチでくるのか?」そして、「オチまでの構成、描写」、「随所に散りばめられたパロディー」を楽しむ作品となっています。
言ってみれば、「本格ミステリー風落語」
作者もはっきりとその路線を狙っています。
黒い仏 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社文庫)より
4062739364
No.17
(3pt)

SFです

これはミステリではなく、SFです。
ですから、犯人や動機について考えるのはやめましょう。
普通に読んで、ただ面白かったか面白くなかったか。
ただそれだけを思い浮かべれば良いと思います。
私はというと、石動のキャラクターが好きなので、面白いと思いました。
しかし、「ハサミ男」でこの作者のファンになった方などへは、
随分と不親切であるかと思います。
私は最近、浦賀和宏さんなどをよく読んでいるので、それほどの衝撃はありませんでしたが、
「ハサミ男」「美濃牛」とはまったく毛色が異なる作品なので、これでいいのだろうか?
と少し思ってしまいました。
読後感の良さと登場人物の魅力で、☆は3つにします。
黒い仏 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社ノベルス)より
4061821679
No.16
(4pt)

「意味」や「解釈」を問うエンターテイメント

ミステリーの棚に置かれつつ、理論付けすることの意味合いを問いかけてくる小説だと思いました。あるいは問いかけるのではなく遊んでいるのかもしれませんが。
黒い仏 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社文庫)より
4062739364
No.15
(3pt)

何コレ?

 明らかにおかしいって言うか、どうしたんだって感じ。まぁ、既にハサミ男や美濃牛で実力を発揮している作者だからこそ、書ける代物。何も知らない人がこれを読むと、ぶちきれて壁に叩きつけるかもしれない。
黒い仏 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社ノベルス)より
4061821679
No.14
(1pt)

これは駄目だ 星もつけれない

 そもそもどのジャンルに分類すればいいのかもわからない。ミステリー、SF?どちらか一方をとるべきだと思った。探偵ものともいいずらい。 明らかに続編で徐々に真相を明らかにしていくというもので読んでいてすっきりしない。 投げかけた問題を次回作に持ち越すかのような、作家として一番やってはいけない行為であると思う。一冊の本での充足感が全くない。 「ハサミ男」のような作品を作ってしまうとその人の味というものが定着されてしまい、どのような切り口で次を切ったらいいのか難しくなってしまうと思う。 作者自体が、スタートダッシュは得意だかスタミナ切れした逃げ馬のような気がする。とりあえずこのシリーズはもう買う気はしません。 
黒い仏 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社文庫)より
4062739364
No.13
(5pt)

今まで誰もやらなかたったこと、やっちゃた!

殊能 将之はやっちゃいましたね。ミステリー界ではあるまじき行為なんでしょうが、元々、伝奇モノ好きの私にとっては喝采を贈ってしまった作品です。今回の石動氏はまさに狂言師的な役回り、ホントの主人公は助手のアントニオ君なのですが、もう何があっても許せちゃう珠能ワールド。これを「ミステリー」でカテゴライズすることに出版社サイドでも賛否両論あったのでは?と勝手に想像してしまいますが、この英断にエールを贈りたいです。
黒い仏 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社文庫)より
4062739364
No.12
(5pt)

クトゥルー好きにはたまらないミステリ

この作者はクトゥルー神話が本当に好きなんだと思う。そうでなければ、漢詩風にリスペクトされた呪文を創作したりはしないだろうし、だからこそ、「神話的」オチか、「ミステリー的」オチか、のどちらを選択するかの判断において、後者ではなく前者を選んだのだろう。常識という範囲内では考えられない宇宙的な恐怖。それこそがラヴクラフトの創出した「クトゥルフ神話」体系に他ならない。ならば、その常識にしがみついて、現実的な解法に陥ってしまった名探偵をあざ笑うかのような本書は、まさに伝統的クトゥルフ神話である。文句なしに5点だろう。
黒い仏 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社文庫)より
4062739364
No.11
(3pt)

「アリ」だとは思うが

こういうのもアリだと思う。真面目にミステリを求めている人は怒るかもしれないが、「何でもアリ」が小説の良いところ。こういう作品もどんどん作られるべきだろう。全く問題なし。…は良いのだが、それをやるのであれば、もっと詳細にまで徹底的に拘って欲しかった。『美濃牛』などの超長篇作品であっても最後まで読ませる事ができるだけの力のある作家なのだから。もっと長篇でも良かったのに…と思えてならない。ネタの云々は良いにしても、そちらの面が残念だ。
黒い仏 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社文庫)より
4062739364
No.10
(2pt)

中途半端

初め、ホラーかなって思った。少し読んでミステリー?その後なんだよファンタジーかよ、と。どれにしてみても中途半端・・・。秘宝を探す謎解き部分もワクワクしない。ラブクラフトだすわで詰め込みすぎ。妖魔の描写が稚拙。まあ、サクっと読めるのはいいかな。
黒い仏 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社ノベルス)より
4061821679
No.9
(4pt)

なんでもあり!が小説の醍醐味

ミステリーかミステリーではないかなんてこの際どうでもいいと思うんですよね。要は面白いか面白くないか。その点で言えばこの本は面白い!と思います。「ハサミ男」の鮮烈さには負けるけどね。
黒い仏 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社ノベルス)より
4061821679
No.8
(5pt)

真面目な人は読まないでください。特にがちがちの本格ミステリ・ファンは。

 ビール片手に読み始めたのも効いているのでしょうけど、読みながら所々で声を上げて笑いました。特に、繰り返される中村警部補とダイエーホークス&日本シリーズネタは最高。 この作品に限ったことではないけど、殊能作品はちょっとしたユーモアというかくすぐりが非常にうまい。 一応「名探偵」ということになっている石動戯作にしても、「美濃牛」での登場以来、どこか三の線を引きづっているし、ことにこの作品の場合、ミステリだと思って読み始めると途中からどんどんアレなほうになっていて、外見から和食だと思って口に入れたら劇辛の四川料理だった、みたいな驚きがあります。 いや、真偽のほどは確かではないけど、「読了後本気で怒ったミステリ・ファンがいた」という噂が囁かれるの、非常によく分かる気がします。真面目な人であればあるほど、怒るんだろうな、こういうのは。 一宿一飯、ではないけど、拾われたことをここまで恩義に感じる石動の助手のアントニオは漢である、と、思った。石動よりもこっちのがよっぽど主役っぽい。
黒い仏 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社文庫)より
4062739364
No.7
(3pt)

どうしても……

作品全体にしてもトリックにしても、とても面白い作品だと思います。読了後も鮮烈な印象を残す作品でしょう。ただどうしても気になるのが、解決編後半の表現の稚拙さでしょうか。やはりミステリ作家はファンタジックな表現に慣れていないのか。この部分が原因で、どうしても荒唐無稽な感が抜け切らないように感じます。好き嫌い、評価の別れる作品でしょうが、私的にはラストの締め方なども好きですし、一読されることをお薦めします。
黒い仏 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社ノベルス)より
4061821679
No.6
(4pt)

本格ミステリって何ですか

本格ミステリというものに対する著者の一つの解答を極端な方向にもっていくことにより解りやすく明示されています。ハサミ男などを読んで、純然なものを求められる人にはツライかもしれないけど。読後に「本格ミステリ」について考えると面白いと思います。
黒い仏 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社ノベルス)より
4061821679
No.5
(5pt)

先入観なく読みましょう。

薄い本だから、すぐ読める。ランチ一回分くらいの値段。だから読んだほうがいい。真ん中がたぶんない。「なんじゃこりゃ、許せん」ってなるか、「はい、最高」って喜ぶか。でも、これだかけはいえる。確実に記憶に残る本。わざわざ電車を乗り継いで、行列に並んで食べたラーメンがくそまずかった時よりも腹はたたないから、とりあえず手にとってみましょう。たまには怒るのも悪くないはずです。
黒い仏 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社ノベルス)より
4061821679
No.4
(1pt)

ミステリーじゃない!

こんなストーリーもありかな、とは思うが、カバーに堂々と「ミステリー新世紀」と書いておきながら「実はミステリーではありませんでした」という結末はどう考えてもおかしい。せめて伝奇小説とでもしていればよかったのに。メインのトリックも過去の小説にあったものであり、特に斬新と思えない。また野球ファンでないので、野球に関して延々と述べているのはどうかと思う。
黒い仏 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社ノベルス)より
4061821679
No.3
(4pt)

すべてを覆す衝撃の物語

「駄作!」「傑作!」あなたはこの作品をどちらだと考えるだろう?俺はもちろん傑作だと思うよ。この物語だけではなく、ミステリーの根底をも覆しかねない衝撃の結末。「犯人が残した暗号、ないしは手掛かりを元に事件を追及していく」のが今までのミステリー作品。これ読んじゃったら、信じられる情報なんて一つもなくなっちゃうね。俺は頭悪いから、この本紹介する言葉も「あぁ、これって絶対反則だけど、こういう考え方したら全部ひっくり返っちゃうなぁ。うーん、どうなんだろ?」ぐらいしか思いつかないんだけど、カナリの問題作品であることは確か。読んでみて損は無いと思うよ。
黒い仏 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社ノベルス)より
4061821679
No.2
(1pt)

斬新というのか何と言うのか・・・・・・。

 『ハサミ男』『美濃牛』と、他にないユーモアと推理の面白さでファンになり、期待して買いました。  この作品は2つの世界が交錯していくアクロバティックな文章で、展開の速さを体感できる一気読み系の作品だと思います。  一気には読めました。でもなんかくやしい。 充実感が全くないです。結局、展開方法にのみに重きを置かれ、キャラクター設定や複線の甘さで、奥の浅い作品になってしまったのではないかと思います。  ただ、ミステリー小説の異端児として、今後も何かやってくれそうな殊能さんの可能性感じさせてくれる作品ではありました。
黒い仏 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社ノベルス)より
4061821679
No.1
(2pt)

ミステリーなんですかねぇ

読み終わっての感想はタイトル通りで「これは本当にミステリーなのか?」でした。前半は正しくミステリー的展開なのですが、その後がものすごいことになってしまってミステリーとして読んでいた私にはついていけませんでした。終わり方もすっきりしにくいですし、「それを言っちゃぁ、話がミステリーじゃなくなっちゃうよ」というような台詞が出てきもします。ホラーというか超自然的なものがお好きな方には一読をお薦めしますが、純粋にミステリーを読みたい方にはちょっと・・・。
黒い仏 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 黒い仏 (講談社ノベルス)より
4061821679