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直線の死角
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直線の死角の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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嫌いな作家ではなかったが,弁護士ものは飛躍が多い上に,あり得ない話ばかり。 彼の他の作品を読む気持ちが薄れた。 | ||||
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山田さんの作品さ好きですが、これは全く受け付けませんでした。 推理小説だと思い読みはじめて最初はよかったのですが、途中から恋愛小説に展開しました。 中途半端な作品でガッカリしました。 | ||||
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嫌われ松子の一生、黒い春に続き3作目。思い起こすとどれも登場人物がしっかり描かれているので読みやすいのだと思う。やたら人が出てくるが、脈絡に乏しく、頭を混乱させるだけの小説に閉口していたのもあり、読後感が爽快だった。 | ||||
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さっくり読めるけど、ただそれだけだと思いました。キャラクター設定や話の展開が唐突で説得力がないです。テーマは良かったかもしれないけれど文章力が伴ってない印象です。これで受賞作??横溝正史ミステリ大賞ってあまり大したことないのかな。 | ||||
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1998年の作品で、第18回横溝正史賞を受賞した作品である。 交通事故の刑事裁判や示談をめぐる弁護士と依頼人、加害者、被害者が出てくるが、意外なのはある交通事故の被害者である依頼人が、交通事故を装った保険金殺人事件に関与しているのではないかと疑惑が出てくる。 刑事事件は死亡事故の場合、被害者との間で示談が成立し、減刑の嘆願書が被害者から提出されている場合、執行猶予となることが多いそうで、保険金自体は任意保険から支払われるので加害者自身のふところは痛まない。逸失利益の大きな被害者を捜し出し、その保険金をせしめるという発想自体、いまでもありそうな話である。 弁護士事務所に途中からアシスタントとして採用される女性がエイズに感染していることがわかるが、やがて主人公の弁護士はその女性を守って行くことになる。 交通事故に関する法律知識や保険金の算出方法など実際に役に立つ記述もあり、大変面白く読んだ。 | ||||
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ミステリの要素と恋愛の要素、両方をうまく取り込んだ作品で最後まで一気に読んだのだが、両方にこだわった結果、どちらも少し中途半端になってしまったのではないか。ミステリの方は途中から犯人の思惑が分かり予想通りの展開になっていったので臨場感が足りなかったし、恋愛の方は途中でひろこの身に降りかかる不幸は強引で必然性がないような気がするし、なぜひろこを好きになったのかその過程もあまりなかった。それでも、交通事故をめぐる逸失利益と1.2秒の空白など、事故の検証は楽しめた。 | ||||
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面白かったですよ。すらすら読めましたし・・。 でも、ストーリー展開が早いから仕方ないのかもしれないですけど、 ひろこを好きになっていく過程が描ききれていないというか・・。 まあ、恋愛小説じゃないから減点するほどではないけど、ひろこは この小説のキーパーソンなんですからもう少し描いて欲しかったですね。 32歳のひろこを「おばさん」として描くところはちょっと時代錯誤に思えましたね。平成9年の作品でしょ?その点はいまどき何いってんの?と30代の私は思いましたけど・・。 | ||||
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事件の真相は意外性があり、なぞを解いていく過程には読み応えもありおもしろかったです。ただ、ラストに向けての人々の行動はちょっと不自然な感じがして残念でした。 | ||||
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「きらわれ松子の一生」を読んだ後の、私にとっての二冊目です。決して文章が上手いとは思えません。内容が複雑なわけでもありません。どっちかというと陳腐な表現・ネタが多いです。でも、そんなマイナス面を吹き飛ばすスピード感!登場人物の漫画のような性格付けと、ゆたかな感情表現。ハードボイルド?ミステリー?サスペンス?ラブロマンス?!どの枠にも入らずに、どの枠にも当てはまる。そしてじんわり泣ける一冊。最初の10ページで惹きこまれて、最後の1ページまで一気に読みました。面白かった!! | ||||
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山田 宗樹さんの「聖者は海に還る」をこの前読んで、とっても面白く、一気に読んでしまいましたが、今回も先が読みたくて、あっという間に完読です。山田さんの作品は、テンポがあって読みやすく、人物像もすぐにイメージできるため、頭の中で物語がどんどん進んでいきます。そして、謎が解き明かされていく「疾走感」がたまりません。ある程度読みすすめると先が推測できる部分もありますが、わかっていても最後まで面白く読める作品だと思います。時間のある時に読まないと、続きが読みたくてしょうがないと思いますよ。 | ||||
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天使の代理人、聖者は海へ還る、に引き続き、引き込まれてしまいました。著者は単なる交通ミステリーを書きたかったわけではなく、生命の軽視に対する警鐘がストーリーに盛り込まれているように思います。天使の代理人では胎児の生命、聖者は海へ還るでは人間の心。ストーリーの面白さを楽しみながら、きちんと著者の主張も届くという素晴らしい小説です。女性の描き方がどうもワンパターンかなーという点でマイナス1です。30過ぎたらオバサン扱いってのはいただけないです。 | ||||
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単なる保険金殺人ではなく、逸失利益というのが意外で面白かった。小早川弁護士の「愛する女のために本当に命を投げ出すところ」はハラハラするし、彼のあまりの愛情の深さに、推理小説だということを忘れて、ラスト近くではほんとに涙が出ました。女が聞きたいこといっぱい言ってくれて、まるでラブストーリー読んでるみたい気になった。 | ||||
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