あるキング

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評判

あるキングの評価:

3.02/5点 レビュー 187件。 D ランク

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平均点3.02pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全253件 221〜240 12/13ページ
No.33
(3pt)

伊坂幸太郎の異色作!

伊坂幸太郎の新作。
天才野球少年山田王求が成長する姿を「誰も読んだことのないような伝記」という形で書き上げた、伊坂作品の中では異色な一冊。
それだけに、ファンの評価は分かれると思います。

個人的には、「魔王」を読んだ時の読後(読中)感に似ていました。
読者の勝手な思い入れを、良い意味で裏切ってくれると思いますし、いつもの作品に比べると、淡々と進んでいく印象があります。
しかし、キャラクタ設定(例えば、王求の両親の潔さ)など、伊坂作品としての魅力も十分に持ち合わせています。

あとがきで、「いつもの僕の小説とも雰囲気の異なるものになりました」と書かれているところをみると、「これから」を試行して書かれた作品というよりは、「今」書きたい作品を書いたのだという気がします。
ファンとしては、大きな方向転換には抵抗を感じるところもあるけれど、新しいタイプの作品を読んでみたい気持ちも強いです。
次はどんな作品になるのか、今から楽しみです。
あるキング (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: あるキング (徳間文庫)より
4198935874
No.32
(3pt)

伊坂幸太郎の異色作!

伊坂幸太郎の新作。
天才野球少年山田王求が成長する姿を「誰も読んだことのないような伝記」という形で書き上げた、伊坂作品の中では異色な一冊。
それだけに、ファンの評価は分かれると思います。
個人的には、「魔王」を読んだ時の読後(読中)感に似ていました。
読者の勝手な思い入れを、良い意味で裏切ってくれると思いますし、いつもの作品に比べると、淡々と進んでいく印象があります。
しかし、キャラクタ設定(例えば、王求の両親の潔さ)など、伊坂作品としての魅力も十分に持ち合わせています。
あとがきで、「いつもの僕の小説とも雰囲気の異なるものになりました」と書かれているところをみると、「これから」を試行して書かれた作品というよりは、「今」書きたい作品を書いたのだという気がします。
ファンとしては、大きな方向転換には抵抗を感じるところもあるけれど、新しいタイプの作品を読んでみたい気持ちも強いです。
次はどんな作品になるのか、今から楽しみです。
あるキング Amazon書評・レビュー: あるキングより
4198627797
No.31
(2pt)

誰も読んだことがないような伝記?

私は、伊坂幸太郎の作品をほとんど読んでいて、他の作家の小説では感じられない颯爽感というか時間軸をひねったような仕組みが感じられる作風に魅力を感じている者です。

しかし、本作品は著者の過去の作品とは、趣向が大きく違います。
そのことを意識して読んだ方が良いと思います。

過去の作品では、主人公は何らかのハンデというか弱さがあり、周りの特徴のある登場人物に助けられたりしながら話が進む点、すなわち他者とのコミュニケーションに面白みがあると思うのですが、本作品は、主人公が余りにも強く(王ですから)、どちらかと言うと、他者との関係が切られた存在であることからも過去の作品と異なると思います。

また、「誰も読んだことがないような伝記を」とありますが、シェイクスピアからの引用が多く、また、最後のシーンについては、ロバートレッドフォードの映画「ナチュラル」を思い起こさせ、どうしてもオリジナリティがない、伊坂幸太郎っぽくないと感じてしまいまいました。
あるキング (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: あるキング (徳間文庫)より
4198935874
No.30
(2pt)

誰も読んだことがないような伝記?

私は、伊坂幸太郎の作品をほとんど読んでいて、他の作家の小説では感じられない颯爽感というか時間軸をひねったような仕組みが感じられる作風に魅力を感じている者です。
しかし、本作品は著者の過去の作品とは、趣向が大きく違います。
そのことを意識して読んだ方が良いと思います。
過去の作品では、主人公は何らかのハンデというか弱さがあり、周りの特徴のある登場人物に助けられたりしながら話が進む点、すなわち他者とのコミュニケーションに面白みがあると思うのですが、本作品は、主人公が余りにも強く(王ですから)、どちらかと言うと、他者との関係が切られた存在であることからも過去の作品と異なると思います。
また、「誰も読んだことがないような伝記を」とありますが、シェイクスピアからの引用が多く、また、最後のシーンについては、ロバートレッドフォードの映画「ナチュラル」を思い起こさせ、どうしてもオリジナリティがない、伊坂幸太郎っぽくないと感じてしまいまいました。
あるキング Amazon書評・レビュー: あるキングより
4198627797
No.29
(1pt)

寄せ集めの物語

井坂幸太郎作品には作品それぞれの雰囲気があるのだが、今回のこれにはどうも雰囲気が無い。なんだか寄せ集め感が否めない。
 たぶん、実在するイチローや松井など天才と言われた選手の逸話を参考にしただろうシーンと、シェイクスピアなどに出てくる伝説のキングとの逸話とがうまくかみ合ってないのだと思う。だから、主人公であるキングのキャラクターが明確に浮かび上がってこない。更に言えば、彼を取り巻く両親や友達、はたまた謎の亡霊たち(妖精か?)も残念なことに面白みが無い。
 あとがきに、作者が読みたい物語を書いたらこうなったとあるように、実験的な作品なのだろうが、読者にとってはあまり面白いとは言えない。
 井坂ファンならば、井坂幸太郎の思考や物語を後追いして楽しむなどの方法で我慢して読めるが(私もその一人)、一般人にはお勧めしない。駄作だ。
あるキング (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: あるキング (徳間文庫)より
4198935874
No.28
(1pt)

寄せ集めの物語

 井坂幸太郎作品には作品それぞれの雰囲気があるのだが、今回のこれにはどうも雰囲気が無い。なんだか寄せ集め感が否めない。
 たぶん、実在するイチローや松井など天才と言われた選手の逸話を参考にしただろうシーンと、シェイクスピアなどに出てくる伝説のキングとの逸話とがうまくかみ合ってないのだと思う。だから、主人公であるキングのキャラクターが明確に浮かび上がってこない。更に言えば、彼を取り巻く両親や友達、はたまた謎の亡霊たち(妖精か?)も残念なことに面白みが無い。
 あとがきに、作者が読みたい物語を書いたらこうなったとあるように、実験的な作品なのだろうが、読者にとってはあまり面白いとは言えない。
 井坂ファンならば、井坂幸太郎の思考や物語を後追いして楽しむなどの方法で我慢して読めるが(私もその一人)、一般人にはお勧めしない。駄作だ。
あるキング Amazon書評・レビュー: あるキングより
4198627797
No.27
(2pt)

いつ盛り上がるのかな〜?と思いながら読みました

どこで盛り上がるのだろうと思いながら
どこでも盛り上がらず、何が言いたいのかも、よくわかりませんでした。
戯曲のような趣にしたかったのかも?

参考文献の後ろにあとがきのように書かれていたのが
「自分が読みたい物語を自由に書きたい」と思って書いたとあります。

人気作家になって、書きたくない物語もたくさん書かなきゃいけなくなって
ちょっとお疲れ?なんて邪推もしてしまうような、ムズカシイ作品。

伊坂幸太郎の作品はほとんど読んでいますが、
端的だけど繊細で、読むことに快感を覚える文体が特長だと思っていました。

だから、伊坂作品には話の筋より「読む快感」を求めてしまうのですが、
それはちっとも満たされませんでした。
あるキング (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: あるキング (徳間文庫)より
4198935874
No.26
(2pt)

いつ盛り上がるのかな〜?と思いながら読みました

どこで盛り上がるのだろうと思いながら
どこでも盛り上がらず、何が言いたいのかも、よくわかりませんでした。
戯曲のような趣にしたかったのかも?
参考文献の後ろにあとがきのように書かれていたのが
「自分が読みたい物語を自由に書きたい」と思って書いたとあります。
人気作家になって、書きたくない物語もたくさん書かなきゃいけなくなって
ちょっとお疲れ?なんて邪推もしてしまうような、ムズカシイ作品。
伊坂幸太郎の作品はほとんど読んでいますが、
端的だけど繊細で、読むことに快感を覚える文体が特長だと思っていました。
だから、伊坂作品には話の筋より「読む快感」を求めてしまうのですが、
それはちっとも満たされませんでした。
あるキング Amazon書評・レビュー: あるキングより
4198627797
No.25
(4pt)

王の悲劇:伊坂版シェイクスピア?

この作品で伊坂は、何度もあけすけにシェイクスピアを引き合いにだします。そして「あるキング」自体が、シェイクスピアが数多く描いた、王を巡る悲劇になっています。王が王であるがゆえに起こる悲劇を、天才野球選手を「王」に据えた現代の物語として書いてしまうあたりがいかにも伊坂らしい気がします。
ただ、そうした「王の悲劇」を強く感じさせるのは後半で、前半はそうでもありません。伊坂自身がこの作品を「伝記」と言っているように、「あるキング」では、主人公の出生からを年代順に書き連ねていきます。前半は、後半への予兆を孕みながら、また別の響きを持っています。
伊坂作品には陽気な「白伊坂」と、ダークな「黒伊坂」が混じっていって、そのバランスによって多様性が産まれているように感じます。白い部分は、個人のパーソナリティ、そして家族や友人といった比較的身近なコミュニティに寄せる信頼に根ざしている部分が大きいと思います。一方の黒い部分は、この国や世界がシステマティックに抱えているさまざまな病とそうした病に冒された人々への否定に根ざしているのかな、と思います。「ゴールデンスランバー」などは、まさに両者の闘いでした。
「あるキング」は、はじめ「黒伊坂」かな、と思って読みはじめましたが、そうではありませんでした。主人公は、天才であるが故に、平凡で真っ当で、だからこそ頼りになる身近なコミュニティを持つことができません。この物語の主人公は間違いなく天才野球選手・山田王求ですが、主人公の内面については、まったく描かれていません。一方で、王の周辺にいて、望むと望まざるとに関わらず、王に翻弄されることになる「普通の人々」は、比較的丁寧に描かれています。そういう観点からは群像劇の趣があります。
シェイクスピアの描いた王を巡る人間模様は、コミュニティの中に必ず王が存在し、王を中心として世界が回っていくことを誰しもが当然と受け容れていた社会を舞台としています。それに対し、現代日本に、ふつう、王はいません。突然変異種ののように降臨した王が周囲に与える影響は、自然、シェイクスピア悲劇とは異なったものになります。
......などと、いつもの伊坂とは趣のことなる、基本的にオフビートな伊坂作品の中でも、さらに変わり種という印象を与える作品ですが、相変わらず、幕切れが見事です。そもそも、目次に並ぶ章題が「〇歳」「三歳」「十歳」......「二十三歳」「〇歳」となっていて、なぜ「二十三歳」「〇歳」という並びで終わるのか、という謎が与えられているわけですが、そこらへんは見事に着地します。この短い終章を読んで、伊坂幸太郎は、親としてこの作品を書いたのだろうと腑に落ちました。最後の一行には、親として、また子として、心の底から共感しました。
あるキング (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: あるキング (徳間文庫)より
4198935874
No.24
(4pt)

王の悲劇:伊坂版シェイクスピア?

この作品で伊坂は、何度もあけすけにシェイクスピアを引き合いにだします。そして「あるキング」自体が、シェイクスピアが数多く描いた、王を巡る悲劇になっています。王が王であるがゆえに起こる悲劇を、天才野球選手を「王」に据えた現代の物語として書いてしまうあたりがいかにも伊坂らしい気がします。
ただ、そうした「王の悲劇」を強く感じさせるのは後半で、前半はそうでもありません。伊坂自身がこの作品を「伝記」と言っているように、「あるキング」では、主人公の出生からを年代順に書き連ねていきます。前半は、後半への予兆を孕みながら、また別の響きを持っています。
伊坂作品には陽気な「白伊坂」と、ダークな「黒伊坂」が混じっていって、そのバランスによって多様性が産まれているように感じます。白い部分は、個人のパーソナリティ、そして家族や友人といった比較的身近なコミュニティに寄せる信頼に根ざしている部分が大きいと思います。一方の黒い部分は、この国や世界がシステマティックに抱えているさまざまな病とそうした病に冒された人々への否定に根ざしているのかな、と思います。「ゴールデンスランバー」などは、まさに両者の闘いでした。
「あるキング」は、はじめ「黒伊坂」かな、と思って読みはじめましたが、そうではありませんでした。主人公は、天才であるが故に、平凡で真っ当で、だからこそ頼りになる身近なコミュニティを持つことができません。この物語の主人公は間違いなく天才野球選手・山田王求ですが、主人公の内面については、まったく描かれていません。一方で、王の周辺にいて、望むと望まざるとに関わらず、王に翻弄されることになる「普通の人々」は、比較的丁寧に描かれています。そういう観点からは群像劇の趣があります。
シェイクスピアの描いた王を巡る人間模様は、コミュニティの中に必ず王が存在し、王を中心として世界が回っていくことを誰しもが当然と受け容れていた社会を舞台としています。それに対し、現代日本に、ふつう、王はいません。突然変異種ののように降臨した王が周囲に与える影響は、自然、シェイクスピア悲劇とは異なったものになります。
......などと、いつもの伊坂とは趣のことなる、基本的にオフビートな伊坂作品の中でも、さらに変わり種という印象を与える作品ですが、相変わらず、幕切れが見事です。そもそも、目次に並ぶ章題が「〇歳」「三歳」「十歳」......「二十三歳」「〇歳」となっていて、なぜ「二十三歳」「〇歳」という並びで終わるのか、という謎が与えられているわけですが、そこらへんは見事に着地します。この短い終章を読んで、伊坂幸太郎は、親としてこの作品を書いたのだろうと腑に落ちました。最後の一行には、親として、また子として、心の底から共感しました。
あるキング Amazon書評・レビュー: あるキングより
4198627797
No.23
(5pt)

伊坂幸太郎に求めていなかったものがあった

伊坂作品に求めていたのは、洒脱な会話と爽快な伏線回収、
そして明快なメッセージだった。

しかしこの作品にはそれ以上のものがあった。
私はこの作品を読んで、今まで無駄なものだと思っていた
「祈りの力」を信じることが出来た。
フィクションのなかのデータなんて、それを信じさせる力にはならない。
しかし、主人公が立ちあがったとき、私は確かに「祈り」をリアルに感じることができた。

リアリティなんていらない。説得力があればいい。
それが嘘でも良い。信じさせてくれるだけでいい。
それが小説の力なんだと思う。
あるキング (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: あるキング (徳間文庫)より
4198935874
No.22
(5pt)

伊坂幸太郎に求めていなかったものがあった

伊坂作品に求めていたのは、洒脱な会話と爽快な伏線回収、
そして明快なメッセージだった。
しかしこの作品にはそれ以上のものがあった。
私はこの作品を読んで、今まで無駄なものだと思っていた
「祈りの力」を信じることが出来た。
フィクションのなかのデータなんて、それを信じさせる力にはならない。
しかし、主人公が立ちあがったとき、私は確かに「祈り」をリアルに感じることができた。
リアリティなんていらない。説得力があればいい。
それが嘘でも良い。信じさせてくれるだけでいい。
それが小説の力なんだと思う。
あるキング Amazon書評・レビュー: あるキングより
4198627797
No.21
(4pt)

よかったです

野球モノとゆうだけでうれしい。
登場人物も、すぐにビジョン化出来るほど、ほのぼのとした愛くるしさがあります。
印象に残ったのが、野球の素人の父親の意見に、言葉では表現できない違和感を覚えだすトコロ。私も言葉では表現できない共感を覚えます。

出来ればもう少し長編が良かったです。

他のレビューを見ると「異作」との感想が目立ちますが、私はそうは思いません。
会話やキャラなども充分イサカ氏らしさがタップリです。

あとこの作品の映像化はむかないと思います。スポーツものは映像で観るとドッチラケです。
・・とゆうかこの作品に限らず、伊坂作品の映像化はマンガを含めて反対です。小説のみで行って欲しい・・。想像に勝る映像はなし!!
あるキング (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: あるキング (徳間文庫)より
4198935874
No.20
(4pt)

変化球?

ベストセラー作家・伊坂幸太郎の新著。本著では、野球選手・山田王求
の生涯が、淡々と語られていきます。

これまでの著者の作品とは雰囲気がまったく異なるので、かなりの違和
感がある作品です。暗めのストーリー、寓話的な世界感。なんとなく、
松本大洋のマンガ「鉄コン筋クリート」を小説にしたような感じを持ち
ました。

となんとかいっても、どんどん前に読み進んでしまうのが自分でも不思議。
物語を語る力のすごさなのか?筆力のすごさなのか??最後には、しっ
かり楽しめました。著者が書けば、広告文でも一気に読まされてしまいそ
うな気が・・・

伊坂幸太郎初挑戦の人は避けるべき(もっと王道の作品、例えば「ゴール
デンスランバー」がお勧めです)ですが、伊坂幸太郎ファンにとっては、
これまでにない刺激と読後感が得られる作品です。
あるキング (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: あるキング (徳間文庫)より
4198935874
No.19
(4pt)

よかったです

野球モノとゆうだけでうれしい。
登場人物も、すぐにビジョン化出来るほど、ほのぼのとした愛くるしさがあります。
印象に残ったのが、野球の素人の父親の意見に、言葉では表現できない違和感を覚えだすトコロ。私も言葉では表現できない共感を覚えます。
出来ればもう少し長編が良かったです。
他のレビューを見ると「異作」との感想が目立ちますが、私はそうは思いません。
会話やキャラなども充分イサカ氏らしさがタップリです。
あとこの作品の映像化はむかないと思います。スポーツものは映像で観るとドッチラケです。
・・とゆうかこの作品に限らず、伊坂作品の映像化はマンガを含めて反対です。小説のみで行って欲しい・・。想像に勝る映像はなし!!
あるキング Amazon書評・レビュー: あるキングより
4198627797
No.18
(4pt)

変化球?

ベストセラー作家・伊坂幸太郎の新著。本著では、野球選手・山田王求
の生涯が、淡々と語られていきます。
これまでの著者の作品とは雰囲気がまったく異なるので、かなりの違和
感がある作品です。暗めのストーリー、寓話的な世界感。なんとなく、
松本大洋のマンガ「鉄コン筋クリート」を小説にしたような感じを持ち
ました。
となんとかいっても、どんどん前に読み進んでしまうのが自分でも不思議。
物語を語る力のすごさなのか?筆力のすごさなのか??最後には、しっ
かり楽しめました。著者が書けば、広告文でも一気に読まされてしまいそ
うな気が・・・
伊坂幸太郎初挑戦の人は避けるべき(もっと王道の作品、例えば「ゴール
デンスランバー」がお勧めです)ですが、伊坂幸太郎ファンにとっては、
これまでにない刺激と読後感が得られる作品です。
あるキング Amazon書評・レビュー: あるキングより
4198627797
No.17
(3pt)

多くを望め、多くを望むな

すごく悲しい。天才がゆえの主人公の孤高さ、孤独さに胸が痛みます。
ラストは涙がとまらず、カフェで一人泣いてしまった。
だけど引き込まれる。読みやすいし、のめり込んでいつの間にか読了できて、感動できます。
おすすめです。
あるキング (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: あるキング (徳間文庫)より
4198935874
No.16
(3pt)

多くを望め、多くを望むな

すごく悲しい。天才がゆえの主人公の孤高さ、孤独さに胸が痛みます。
ラストは涙がとまらず、カフェで一人泣いてしまった。
だけど引き込まれる。読みやすいし、のめり込んでいつの間にか読了できて、感動できます。
おすすめです。
あるキング Amazon書評・レビュー: あるキングより
4198627797
No.15
(3pt)

確かにいままでの作品とは違う。でもやっぱり伊坂幸太郎

ある野球の天才バッターの、誕生から23歳までを綴った伝記小説。イジメにあったり、事件が起こってストレートにプロ野球の道に進めなかったり紆余曲折があるのは他の青春小説でもありがちなお話。

いつもの伊坂作品のように独特の浮遊感があったり、人を喰ったようなエピソードやサプライズがあったりするわけでもない。最後に収斂するオチがあるわけでもない。レビューとして評価するのが非常に難しい作品ではある。

しかし、生々しい表現や言動はあるものの、物語の視点・語り手を一人称、二人称、三人称と各章ごとに変える工夫が施されているし、3人の魔女が現れたり、額に硬球が当たった痕がある獣が出てきたり、極めつけは背番号5の謎の人物が登場してきたりと、並みの青春伝記小説とは異なる伊坂幸太郎らしさはうかがえる。また、比較的短い物語であるが、ページを捲るスピードがはかどるリーダビリティーを持っている。

本書は、本の帯にあるように伊坂幸太郎の「新たなるファンタジーワールド」であり、『伊坂ブランド』で読ませる、ある種の「寓話」と言えなくもない。
あるキング (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: あるキング (徳間文庫)より
4198935874
No.14
(3pt)

確かにいままでの作品とは違う。でもやっぱり伊坂幸太郎

ある野球の天才バッターの、誕生から23歳までを綴った伝記小説。イジメにあったり、事件が起こってストレートにプロ野球の道に進めなかったり紆余曲折があるのは他の青春小説でもありがちなお話。
いつもの伊坂作品のように独特の浮遊感があったり、人を喰ったようなエピソードやサプライズがあったりするわけでもない。最後に収斂するオチがあるわけでもない。レビューとして評価するのが非常に難しい作品ではある。
しかし、生々しい表現や言動はあるものの、物語の視点・語り手を一人称、二人称、三人称と各章ごとに変える工夫が施されているし、3人の魔女が現れたり、額に硬球が当たった痕がある獣が出てきたり、極めつけは背番号5の謎の人物が登場してきたりと、並みの青春伝記小説とは異なる伊坂幸太郎らしさはうかがえる。また、比較的短い物語であるが、ページを捲るスピードがはかどるリーダビリティーを持っている。
本書は、本の帯にあるように伊坂幸太郎の「新たなるファンタジーワールド」であり、『伊坂ブランド』で読ませる、ある種の「寓話」と言えなくもない。
あるキング Amazon書評・レビュー: あるキングより
4198627797