暗殺のジャムセッション
評判
暗殺のジャムセッションの評価:
3.75/5点 レビュー 4件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1〜3 1/1ページ
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暗殺のジャムセッションの評価:
3.75/5点 レビュー 4件。 B ランク
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アフリカの大統領を暗殺するかどうかという長篇なので、一応謀略小説風に読めるし、実際そうですが、個々の登場人物が自分の都合に合わせて立場を豹変させるという展開の多い小説なので、どちらかというとハードボイルド/クライム・ノヴェル風に読みましたし、そういう方も多いのではと思います。
著者はよくインタビューで自分の短所を聞かれて「プロットが込み入り過ぎている」と語っておりましたが、あまり改善する事のなかった様で、本書でも謀略とそれを巡る登場人物の駆け引き等が込み入り過ぎで、何回も色々な所を読み返しながらの読書になりましたが、好きになるとその辺の込み入ったプロットに翻弄されるのが快感になるという不思議な作風で、その作風は本書でも堪能できます。
かって原りょう氏はこの人の書評で「よく調べてあるとかがない所がいい」と仰っていた記憶がありますが、確かに自分の知っている範囲の情報や知識で話を転がして、お話を作っている様な作品が多く、その辺は評価に値すると私も個人的に思いました。これぞ、娯楽小説の王道だと思います。
何でもこのシリーズで唯一未訳になっていてミッシング・リンクになっていて翻訳が待望されていた作品だとか。ようやく翻訳されて大ファンの方は喜んでらっしゃると思いますが、私も中ファンとして絶版のなっている作品の復刊、未訳の作品の翻訳を期待したいです。
日本でも、志水辰夫、大沢在昌、原りょうという錚々たる面面から支持される作家の秀作。機会があったら是非。