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モンスター
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モンスターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全89件 21~40 2/5ページ
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主人公、高校時代の部分は、まるで少年誌(コミック)を読んでいるようで、リアリティーが希薄。宝塚歌劇を文章にしたような違和感を感じてしまう。状況描写、整形外科医との会話などの場面は気にならないが、その他の登場人物の対話は、、、ちょっとね、、、。全体的にストーリーが冗長で読んでいて時間の無駄と感じた部分も多々ある。 ようするに、やっつけ仕事と感じてしまう。時間と手間を掛けて作り込んでいけばもっと良くなるのじゃないのか?そんな風に、低評価をつけた方達は感じているのでは?読んでいて面白く、引き込まれる部分もあるのだけれども、点数をつけたら低くなってしまう。 リアリティーのないストーリーでも読者はそれを感じず、引き込まれてしまうのが良いフィクション(大体、リアリティーのないストーリーだから小説になる)とすれば、本昨は駄作です。 この小説を楽しみたければ、以上の点について目をつむって下さい。部分的には引き込まれるような場面もあります。特に終末部付近の崎村が美鈴(未帆)を訪ねて来て去って行く場面は、ちょっと感動してしまった。 エピローグ部分について(この部分はハードカバー版には無くて、文庫版に有るとのことですが)作者は一体、何を言いたいの?男の狡さを言いたかったの?所詮、本作品はエンターテイメントなんだから、最後に読者を気分悪くして終わらせてどういうつもりなんだろうね? | ||||
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他のひとのレビューを見ると酷評が目立ちますが、苛められていた主人公が苛めていた相手や世の中に対して大人になってから自分なりにやり返していく、なかなか痛快な作品だなと感じました 気になったのは文庫版にはあるエピローグがハードカバーの方には無くてラストも微妙に違いますね エピローグで台無しだなと感じたので、ハードカバーの方をお薦めしたい | ||||
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うん。 最初の数ページを読んでください。 そして、違和感なく「読みやすいな」と思えば、読み続けるべし。 反対に「うーん、この文章、あんまりうまくないなぁ…」と気になったら読むのやめるべし。 私は後者なのですが、最後まで読んでも、文章が劇的に魅力を放つことはなかったです。 作者は放送作家さんなんですね。 さすが、読みやすいです。一晩でよめちゃった。 だから「サクサク読める。面白い」って感じる人がいるのは、よく分かります。 でも、小説じゃないんです、書き方が。 その点で、本当に本が好きな人からは評価されないんでしょう。 評価する人の気持ちも、しない人の気持ちも、どちらも分かりますよ。 私には、合わなかった。 もちろん、美醜をテーマにした内容も、人を選ぶでしょうが… 本当の小説家の書いた文章って、内容や主題がどんなものでも魅力を持ってる気がします。 この本ではそこが見えなかった。 昼ドラとかのドロドロ好きで、読み物としては軽いもの(矛盾するようですが…)を求めているかたにオススメです。 | ||||
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美容整形の方法とお値段がわかり驚きました。特に目のモンゴルヒダは、新人女優の時と、時間が経過した後の目の印象が違うのは、ただ単に、自身だけではない事もあるのだろうと思いました。 昔から、美形を求める要求は変わらず、今は男性、女性にかかわらず、そんな風潮になったのかもしれません。たた一枚の皮のつき具合の違い、とは言いきれないほどの違いを、昔から人は追い求めていた事の面白さも見えてきました。題材としては、ありきたりの小説になってしまっているようにも思えました。 この本を読んでから、韓国ドラマの女優を見るたびに、ここが、あそこが手直ししている様だと、目が行ってしまうようになり、何か楽屋裏を知ってしまった感じで、少しがっかりしてしまいます。 | ||||
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女の欲望に関しては面白く描けていると思うが、形成外科の内容を淡々とかかれている部分はイマイチ。異常なほどの醜女が、形成外科程度で誰もが振り返るような美貌を得られるのかも疑問。 | ||||
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美しくなることをとことん求めた青春物語です。 最新技術を使って美しくなることは、善か悪か? 普通か異常か? 納得か理解不能か? 日本のどこかでこんな出来事があるかもしれない、と思える一冊です。 | ||||
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百田の小説は、「悪」をおこなっているように見える主人公の心の底にひそむ一片のまごころ、というのが基本線らしい。ここでは、激しく醜かった女が整形手術で美貌になり、自分をバカにした者たちに復讐しつつ、子供の頃から恋心を抱いていた男との再会をこいねがうといった筋だが、解説は中村うさぎ。整形の手順がこまかに書いてある。 で、カギとなる人物が、整形のための資金を得るため風俗店で働こうとして和子が出会った崎村で、これが醜い和子が自分の母親に似ていると言って和子に優しく、孤独な戦いの中にいる和子に、要所で声をかけてくれる。美人に変わってから、その前で気をひこうとする男たちの姿を目の当たりにするあたりもうまい。これは本当のことで、百田には偽善がない。 さて、最後に初恋の英介と再会し、英介がその美貌にメロメロになり、和子が結婚を迫る(英介には妻がいた)。そこへ崎村が現れる。ここがうまい。伏線が生きている。 未帆と名を変えた和子は、美術史家が言ったことをヒントに、完璧な美ではない「ゆらぎ」を顔に入れている。ここもいいが、この小説そのものが、読者のツボを心得た、マシーンによって書かれた完璧な小説になってしまっている恐れもある。つまり「ゆらぎ」がない。 | ||||
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現在、同氏の著作を読む機会が増えているが、本作はカジュアルに読めるエンターテイメントとしては面白い。 ソープオペラのように、どろどろとした描写は多いのでちょっと疲れるが、ストーリーのテンポが良いので読みやすい。 デフォルメされていることは多いが、女と男、美醜にまつわることが現実と似たり寄ったりの部分は多く感じる。 | ||||
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あるイメージを持って読んでしまったため、自分の中でその差を埋めることができず、ずっと違和感を感じていました。作品としては面白かったと思いますが、女性の描写がちょっと薄っぺらい気がしました。 | ||||
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百田さんの小説、毎度毎度、内容がカメレオンのように七変化で、毎回毎回、楽しみです。 この小説も、レビュー通り大変、面白かったです。 | ||||
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ビジュアルとすると面白いかもしれませんが、 もののあわれと、読後感の悪さがあります。 | ||||
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作品の中で気になったことがあったので調べてみました。日本人は生まれつき目に蒙古襞(もうこひだ)があり、これがない人は美容整形をしている、といったような内容があり、主人公が蒙古襞(もうこひだ)を切除する手術を受けた後、自宅でモデルなどの写真を見ると皆蒙古襞(もうこひだ)がないので「なんだ、みんな整形していたんだ」とほくそ笑むようなシーンが印象に残りました。そこで、蒙古襞(もうこひだ)とはいったいどんなものなのか、ネットで調べてみました。いくつかの美容整形医院のサイトなどに詳しく写真付きで掲載されていましたが、蒙古襞(もうこひだ)は日本人を含む黄色人種に多い、というだけで、全員が持っているものではありません。生まれつき蒙古襞(もうこひだ)がない人もいるそうです。ちなみに私は、鏡で確認したところ、蒙古襞(もうこひだ)がありませんでした。ですので、百田さんのこのような記述は、生まれつき蒙古襞(もうこひだ)がない人に対して「あの人整形してる」と思わせるような誤解を生みそうなので、もっときちんと取材をしていただきたかったなと思い、残念に思いました。 | ||||
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読み終わってこの主人公に対して作者の愛情を感じないというか 非常に薄っぺらい人格に書かれてると感じたのですが、それは敢えてなのか 作者の筆力なのかと少し考えましたが、他の感想を読んでみるとラストが 変更?されてるんですね。 私が読んだラストはまだ幸せといえる形で終わった物でしたが、より悲惨な 救いのないオチに変更されたようで、敢えての描写だと分かりました。 美に執着しすぎてそれだけになった女に男は結局心底からは惚れないって ことでしょうか。復讐譚というよりは整形業界あれこれという感じでした。 | ||||
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ブスは生きる価値が無いという御話しデス。 みなさん整形しましょう。 | ||||
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人間は、出自や容貌にかかわらず皆平等と謳われる世の中ですが、それはいかに偽善ともとれる表面上の文句でしかなく、主人公が命を削っていく様子は壮絶でした。内容は感情移入して深く読み込む程ではありませんでしたが、娯楽?と考えるならすら〜っと読めるのでお勧めです。 | ||||
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OKあああああああああああああああああああああああああああああ | ||||
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並のブスではないモンスターと言われるほどの常軌を逸した醜女が、整形を繰り返して美貌を手に入れ、かつて醜かった頃自分をいたぶった男たちに次々と復讐をとげる話。 シンプルで通俗なストーリーなのだが、美醜にまつわるディテールは、プロットに関係あるなしにかかわらずなかなか真実をついている。 藤野美奈子氏と西研氏の対談本『不美人論』(http://amzn.to/1ccWziO)を思い出した。『不美人論』は2人が美醜について本格的な哲学的本質看取したもので(といっても小むずかしい哲学用語などはなく、平易な言葉で語られている)、考えてみると本書はあの対談本のカリカチュアみたいなものかもしれない。 百田氏が『不美人論』を読んだかどうかわからない(たぶん読んでないだろう)けれど、やはり作家の直観で美醜の問題についてかなり突っ込んでいることはたしかだ。建前はなんであれ、美醜という基準が人間社会、とりわけ都会では、家庭、学校、職場などあらゆる場面で隠然たる力を持っていること、それは文字通り人ひとりを滅ぼす力を持ち得ること、その恐ろしさをリアルに描いている。幼少時はともかく、大人になってからの主人公の女性がいちばん辛かったのはたぶん、粗野な人間のあからさまな差別よりは、それなりに教養も分別もありそうな人々からの「同情」だろう。差別には「対抗」という形で同等の立場に立つことができるが、同情には拒否すべき論理はないからなお本人にとってなお屈辱的なのだ。 とはいえ、私も長く生きてきたけれど、このレベルまでの醜さはというのは見たことがない。電車の中などで、ウーン、ちょっと大変かなという容貌の人を見かけることはあるが(自分のことは棚に上げて)、それでもどこか必ず感じが悪くないとかカワイイとか、そんな部分はあるような気がする。自然の設計はそこまで極端な差異性をつくり出すことはないのではないだろうか。 フィクションとしての本書はそのような極端な例を創造したわけで、それはそれで一つの試みではあるが、そのおかげで、世の中そんなに単純じゃない、もっといろいろな人がいるし、多様な可能性があるのだということを提示できなかった。極端なブスと極端な整形美女の越えられない溝というところで終わってしまったのは残念だと思う。 | ||||
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夢を売る男、永遠の0、海賊とよばれた男、風の中のマリア、輝く夜ときて・・モンスターを読みました。 モンスターは好きか嫌いかと聞かれたら、私は嫌いかな。 この女性の人生ってなんですか? ただひたすら整形の金を得るために体で金を稼いで、挙句の果てに体を病んで40前に死んでいく。 英介は確かに誠実で良い男です。結局、家庭を選ぶ選択をしたのですから、まともな人だと思います。 最後に看取って、去ったのも家庭を守るためだと理解します。 でも4歳の時に好きになった人を30年以上って異常ですよ。 そんな幼い時のときめきなんて、とっとと捨てて次へ次へと行かなくては。 崎山の背中を追いかける勇気がなかったんですね。 全てを知って惚れてくれた男なのに。男を見る目がないじゃないの! 和子の強さはどこか風の中のマリアを思い出させました。 英介はこの後どんな思いで生きていくのだろう。 家族のもとへ戻って、普通に暮らしていけるだろうか。 せめて英介や崎山、村上の未来が幸せであってほしい。 | ||||
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その容姿、歪んだ愛が引き起こした事件から、 モンスターと呼ばれ、故郷を追われた未帆。 整形を通じて自己変革を遂げ、遂に故郷に戻る。その目的とは? 内容は未帆の整形を通じた自伝となっており、 現在と過去とを行き来しながら描かれる物語。 だんだんと変わっていく未帆を見ているのは楽しくもあり、悲しくもあり。 もっと過激な復讐劇に振った内容でも良かったように思えるが、 愛に生きた未帆の迎えるこの結末を含めた内容は、これはこれでありだと思う。 | ||||
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百田さんの作品と言うことで購読しましたが、一部には「整形」部分は良く取材しているものの、他は歪んだラブストリーでしかなかった。 | ||||
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