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BOX!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.51pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全277件 241~260 13/14ページ
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やんちゃで天才的なボクサー鏑矢と、マジメで優等生な木樽・・・二人が織り成す青春グラフティ。 ほのぼのとした恋愛もあり、少年らしい友情譚もあり、読み進めていくうちに何回か涙しました。 私が歳とともに最近涙もろくなっている分を差し引いても、誰もが何回かは泣かされるでしょう。 少年二人がボクシングとの関わりを通して成長していく様子が語られますが、専門用語などは ちゃんとていねいに解説されますので、ボクシングがわからない人でも大丈夫です。(逆にボク シングがわかる人には解説が多くて面倒かもしれませんが) ストーリー進行は、良くも悪くも王道といったところ。個人的にはエンディングが若干尻切れ トンボみたいな感じがしましたが、ともかく上下巻を一気に読みましたので、それなりに引き込 まれたのは事実です。 | ||||
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文章も文脈も洗練されていないような印象は受けましたが、それでも一気に読ませてしまうストーリーと迫力あるボクシングの描写が秀逸です。よくあるスポ魂、青春小説と片付けられない不思議な魅力に溢れる作品です。 | ||||
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ボクシングって、ケンカみたいだけれど、ロマンがたくさんあって、ああ、もうたまらない。それに百田さんの描き方が憎いくらい素晴らしい。 そして、みんながカブちゃんに惚れちゃうのだけれども、最後がね、またいいエンデイングで・・・ Box!最高です。 | ||||
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映画化されるというので知り、ボクシング大好きだし、映画化されるってことは面白いんだろうと思い読んでみた。 結果、読んでみて大正解。映画見てしまう前に読んで、本当によかった。 文章の量も、多すぎず、少なすぎず。ちょうどいい勢いのある時間で読みきることができる。 高校生のボクシング部を舞台として話が進み、ところどころ甘酸っぱく自分の高校時代を思い出したりする。 ただし、この本はそういった甘酸っぱさだけの小説では決してなく。 物語としての展開、スムーズさ、トーンがとてもいい。 筆致が大げさすぎず、劇的な内容を淡々と書いているので。大人も、どんな年齢の人も。素晴らしい読書体験ができる。 筆者の本ははじめて読んだのだが、小説家としての、筆者の力量を感じさせてくれた。 これから、この筆者の本をたくさん読もうとファンになってしまった。 お勧めします。小説好き、ボクシング好き、ぜひ読んでください。 | ||||
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初めから終わりまで,わくわくしながら読みました。映画化も楽しみです。 | ||||
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青春スポーツ漫画を読んでるみたいにサクサク読めた。 作者が元放送作家という為か、堅苦しい文章じゃなくて読みやすい。ストーリーはある意味ではオーソドックスかも。 エピローグで各登場人物のその後に結論を出さず、読者にその後を想像させても良かったかも。木樽にどうしても肩入れしてしまったので、モンスターとの戦いは…… やはり努力型のカメは天才にはかなわないという事か | ||||
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カブ、優紀が高校チャンピオン稲村に挑んで行く青春スポーツ物語 三者三様の性格が上手く表現出来ていて 感情移入がしやすい 稲村の端正なマスクと冷静なスタイルに 若かりし頃の高倉健をイメージした 映画化決定と言うことで今から楽しみで仕方ない アマチュアボクシングと言う点も魅力 爽やかなタッチで一気に読み上げられる作品である | ||||
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鏑矢が大好きなんだよ、おれは そして読み終わった人はたぶんみんな鏑矢フィーバーするんだよ 鏑矢鏑矢言っててもバチは当たらんよ やさしんだよアイツは 人間はいざって時に本質が出るからね | ||||
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面白かったんです。 文庫になったら買おうと!(借りて読みました……)思った矢先、映画化を知ってわりと凹みました。べつに映像化はなくてもいいのに、怖いし。 専門用語も、腕の動きやらステップやら体格差やらと全ッ然想像できなかったものの、読まされました!!!先が気になってしかたなかったです。 ジャケットの赤色は鼻血の色ですね、きっと。いいやそうに違いない。もの凄く赤いんですもん。 試合の中身より、少年達が気になって読んでました。天性の才を持つ鏑矢と幼馴染みの木樽。ふたりの幼稚園時代の、家出エピソードが面白かったです。木樽少年ええ子やわぁと感心してしまう。それに比べてカブは追い詰められんと発揮せんお莫迦な少年でしたね。木樽を想う気持ちは男気でかっこいいけれども。 このふたりの青春小説であると! エピローグが意外と短かったので、それだけが残念です。文庫になったらほんの少しでも加筆して欲しいです。カブと木樽の短編あたり。 曽我部のじいさんは、中尾彬さんだと考えてたけど、映画はどーなのだろう。考えていた自分のイメージキャラとちっともかぶらんですわ。 メディア化は好みでないけれど、この映画化は気になります! | ||||
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スポーツを扱った小説は結構読んでいるが、ほとんどの作品は「競技としてのリアリティが薄っぺらい」「競技そのものに真摯に向き合って書かれていない。単にネタの一つとしてしかそのスポーツを見ていない」という感が強く、感動出来ないものが多いと思っていた。 また、元スポーツ選手がそのスポーツをテーマにした作品を書くと、作家としてのレベルが低すぎて駄作に終わる、というケースも見てきた。 そんな中、この作品は最高に好きだ。 自分がボクシングのシロウト(見るのは好きだけど、実際にやったことはないという意味で)なのでそう思うのかもしれないが、リアルにボクシングの世界が描かれていると感じたし、登場人物もキャラがはっきりしていて感情移入しやすい。優等生で努力家の優紀、自由奔放でケンカ好きで天才ボクサーの鏑矢、そんな二人を見守る教師の耀子。 一見対照的なキャラの優紀と鏑矢、どちらに偏ることなく二人とも応援したくなったし、耀子の存在が男臭いボクシングの世界に青春の甘酸っぱさを添えている。 この作品、実際にボクシングをやっている高校生が読むと、どんな印象を持つのだろう? 大人が読むと、最高に熱くなれるし、優紀と鏑矢、二人の主人公を応援したくなるし、自分も高校生に戻りたくなります。 | ||||
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終始ハイテンションで読ませてくれます。細かなファイトシーンは圧巻の一言! 青春小説の入門書にぴったりです。僕的にヒロインは先生じゃなくてクラスの女の子にして欲しかったので−1。 まあこれも好みの問題でしょう。買って損はないと思います。 | ||||
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これほど読んでいて、熱くなったのは初めてかもしれない。 ぜんぜん飽きさせないし、主役の一人である木樽の成長は凄く震えた。 またもう一人の主役の鏑矢は、天才のボクサーだが、深い挫折を味わう事になる。 読み終わった後は、興奮で眠れませんでした。 青春小説として、文句無しだと思います。 | ||||
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俺自身、ボクシングってテレビで全く観戦しません。 ボクシングを全く知らない人にも、純粋に青春スポーツ小説として読めます。 又、ボクシングの入門書としてもお勧めできるじゃないかと思います。 (ボクシング初心者が入門書として勧めてもいいんじゃないかと思う位、面白い本です) 誰が見てもボクシングは危険なスポーツです。 ”今どき、他人を殴るスポーツって有り得ないでしょう” ”人を殴って喜ぶなんて普通じゃないですよ” って、競技を知らない人は思います。 (どの格闘技についても言える事かもしれませんが) 相手の殴るのですから.... でも、相手が憎くてやるものではありません。 攻撃と防御の技術を競うスポーツ。 この一言につきる。 って考えが出てくる程、良く書けていてお勧めします。 | ||||
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世の中の大半の方は、プロボクシングの試合をTVで観たことはあれど アマチュアボクシングの試合は観たことはなく、あまりご存じないでしょう。 私もそうです。 アマチュアボクシングってこういうものなんだ・・・という発見と ボクシングに情熱を傾ける少年たち、特に主要登場人物、三人三様の熱さ、必死さは この少年たちの身内にでもなって気持ちで入り込めました。 顧問の先生たち、マネージャーの少女、脇を固める登場人物も生き生きしていて魅力的です。 楽しく、熱く、爽やか。 オススメの1冊です。 | ||||
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電車の中で不良グループにからまれる高校教師・耀子。それを救ったのは風のようなボクシング少年・鏑矢義平。彼は燿子の勤務する高校の生徒だった・・・・。よくある導入部の展開である。だが、わかっていても惹き付けられる冒頭のプロローグ。本書は作者の出身である大阪が舞台である。私のような関西人にとっては、リアリティな関西弁がとても心地よい。地名、駅名も現実のもので、何やら小説がノンフィクションのように思えた。登場人物に感情移入してしまったのはそのせいもあるだろう。関東の読者にはその方言のやりとりがきっと新鮮に映ると思う。 鏑矢の幼なじみで親友の木樽優紀。スポーツ万能の鏑矢と違い、成績優秀だがスポーツは苦手。中学時代には不良グループにいじめられたこともあった。ある時、クラスメートの女生徒と一緒に買い物中、中学時代の不良グループに出会い、女生徒の前で恥をかかされ、屈辱を味あう。そして優紀は、母と教師の反対を押し切り友人・鏑矢のいるボクシング部に入部することを決意する。 月日がたち、幾多の試練の元、もう昔の弱ったらしい優紀ではなくなっていた。 やがて彼は、幼なじみで天才ボクサーの鏑矢とリングの上で対峙することになる・・・・。 そして、それは優紀が望んだことだった。 そこまでは想像できた。結果も想像できた。だが、その先の展開をどうするのだろうと興味津々でワクワクしながら一気に読んでしまった。結果は非常に練られた構成である。 優紀の教師・燿子への恋 燿子の鏑矢に対する説明できない気持ち 二人の友情は・・・・。 そして高校NO.1ボクサー稲村を倒すのは優紀か鏑矢か?とにかく早く一刻も早く、エピローグに辿り着きたい、結末が知りたいと思わせる作品である。 また、才能が傑出した者たちだけを賛美するのではなく、ボクシングを通じて一生懸命努力することの素晴らしさを訴えている。15歳から17歳の多感な時の3年間。大人になってからの3年間とは段違いの日々なのだ。この多感な時期に彼らはいろいろな「出会い」をする。 将来の方向を決めることに影響を受ける人との出会い かけがいのない愛する人と出会い 忘れられない恩師との出会い 一生付き合っていくことになる友人との出会い この時期に出会った人々が、いまの自分自身を創っていることに、大人になってから気付いたりする。彼らの3年間はまさにその通りだったろう、と確信を持って言えるのだ。 作者はボクシングを通じて「出会い」の素晴らしさ、重要さを気付かせてくれる。 | ||||
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天性のボクシングセンスを持つ鏑矢と、中学時代いじめにあっていて運動が苦手な木樽、親友の二人がボクシングを通じて成長していく様子が丁寧に描かれていて、500ページ超の長編を一気に読んだ。友情、挫折、恋心、真剣勝負、感動とまさに青春小説の定番と言える作品で、ボクシングをやったことがない人にも分かるよう、ルールやパンチの種類、ガードの方法がきちんと説明されていたのもよかったと思う。単に努力すれば強くなれるというだけでなく、勝ちたいという気持ちの強さや負けることの恐さ、恐怖心を克服する力など、ボクシングの醍醐味も満載で最後まで飽きずに読むことができた。 | ||||
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ボクシングを扱った小説や漫画は数多くあるが、アマチュアボクシングをまっとうな形で取り上げた作品は少ない(『リングにかけろ』も一応アマチュアボクシング漫画だったが・・・)。 それはたぶん、プロボクシングと比べると非常にマイナーであり、またRSC(レフェリーストップコンテスト)ですぐに試合が止められることが多く、エキサイティングなKOシーンが少ないためではないだろうか。 だがこの作品は、そうした地味なスポーツの面白さを引き出すことに成功し、その結果、見事に良質なエンターテインメントとなっている。 主人公・木樽と鏑矢の関係は「はじめの一歩」における、一歩と宮田の関係にも比すことができる。のろまな亀・木樽と天才肌・鏑矢という二人の大阪高校生が織り成すドラマは涙あり笑いありで飽きさせない。 他の脇役陣もキャラが立っていて魅力的。 こういう作品は、映画かドラマにしてみると面白いのではないか。 | ||||
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同じ作者の『永遠のゼロ』も読んだが、その時は面白いのだがこじんまりまとまり過ぎている印象を受けたが、今作で作家として化けた気がする。元々読ませる力は抜群だが、今作は登場人物たちが作者に踊らされる事無く劇中を生きている。俗に言う「登場人物たちが勝手に動いてくれた」状態になっている。すべての青春小説の中でも最高レベルのすごい作品だと思う。 | ||||
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ボクシングが題材ということで、 マンガ的なノリの小説かなぁとは思っていましたが、 読んでいくうちに引き込まれました。 アマチュアボクシングの説明などはちょっとダレましたが、 後半あたりから止まらりませんでした。 で、どっちが強くてどっちが主役的なの?と 悩んでいましたが、最終的なオチには感動しました。 小説であまり泣かないほうですが、 中盤思わず涙するシーンもいくつかありました。 割と重厚感のある小説です。 是非一読してみてください。 | ||||
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高校ボクシングの世界をみずみずしく描いた一冊。天才ボクサーである友人と宿命のライバルを背景に、努力型の主人公が着実に才能を開花させていく。縦糸と横糸が見事に織りなすタペストリー。異端のスポーツとしてのボクシング世界を、アマチュアボクシングとプロボクシングのルールの違いを踏まえて描きあげている。 テレビの企画で、お笑いトリオ「ロバート」のメンバーがプロテストに挑戦するドキュメンタリーがあったが、過酷なトレーニングである。その過酷なトレーニングに、ストイックに取り組む主人公が非常に魅力的である。 | ||||
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