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永遠の0



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【この小説が収録されている参考書籍】
永遠の0 (ゼロ)
永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0の評価: 3.96/5点 レビュー 2076件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.96pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1513件 1301~1320 66/76ページ
No.213:
(4pt)

ストーリーに現実味はないが…

ストーリーに現実味はなく陳腐にさえ思え、体験談の会話表現には違和感を覚えるものの、
特攻隊で亡くなった主人公の祖父、宮部久蔵という人物を知るために生き残りの人たちから聞く話に、
当時の情景や心情はリアル過ぎて、読んでいて居た堪れなくなる。
当時許されないとされた「生きる」ことにこだわっていた宮部が、なぜ最後には特攻に志願したのか。
それを少しずつ紐解きながら、戦争の悲惨さや兵士たちの恐怖を伝えた作品づくりに、
私は物語に引き込まれ一気に読んでしまった。
そして宮部という人物像に魅せられ、辻褄合わせのような結末も気にならなかった。
永遠の0 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.212:
(5pt)

欠点を補って余りある傑作

現代パートの弱さ、ステロタイプな現代人のある意味安っぽい描き方に批判が集中するのは分かる。
しかし、それを補って余りある傑作だと思う。
戦闘機に関する造詣の深さには敬意を覚えるし、戦闘シーンには、一種の爽快感さえ感じる。

泣けるから傑作、というつもりはない。
因みに私は、電車の中でぼろぼろ泣いてしまった派。
大震災に遭った今だからこそ、万人に読んで欲しい。
心からそう思える一作です。

永遠の0 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:永遠の0 (講談社文庫)より
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No.211:
(4pt)

戦記物を読まない人に是非薦めてほしい。

理由は独特の用語をさりげなく解説(機動部隊、が空母部隊である等)や多数の戦争体験者を通してそれぞれの戦争を見せてくれたこと。
核家族化した今の日本では実感しずらい、先祖との血のつながりとか、、

シナリオライター出とゆうことでさらりと解説を挿入するテクニックは素晴らしいけれど、その分戦記物好きな自分にとってはのめり込めない部分がありました。当然様々な書物からの既出の部分の焼き直しの部分が多く散見されましたし、、
みなさんも仰るように浅田次郎に書かせたらもっとケレン味たっぷりに書いてくれたんじゃないかと、それこそ行間を噛みしめるようなたまらないセリフでw

あと、会長が高山記者に(おそらくあさ○w)語った言葉はまるっきり同意でずっとそう思ってました。
なんで高みから見下ろして俺たち世直し隊、だから俺たちの言う事は絶対正義。
になるのかな、、インテリでプライド高くて給料高いとああもなるのか、、
と、まぁこの先はこの本のレビューで書くことじゃないな。。。


この本を読んで面白いと感じた方はぜひ坂井三郎著「大空のサムライ」を
エースであり文筆家です。

追記(疑問に感じたところ)
祖父の宮部氏の人物像がいまいち伝わってこない。。
軍隊に入った動機(食い扶持に困った?
特攻隊員に加わった経緯が語られていない、、
ここまではみなさん書いておられるが、
最後のゼロ戦を交換した動機、まるで敗戦日を見通したかの様な設定。。
(一度隊員に選ばれれば何度でも出撃させられる、、得に、上層部から臆病者と目を付けられた士官ならなおさらだと思う、)
よって特攻隊員に選ばれた時点で観念したのではないかと、、おそらく特攻の部隊の一番機だったから、確実に引率し、突入するためにではないか、、
生き残る切符をみすみす云々とかの美談はちょっとどうかと思う。
水を差してすみません。
みなさんはどうお考えになるでしょうか、、
永遠の0 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:永遠の0 (講談社文庫)より
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No.210:
(5pt)

大切にしたい本

寝る間も惜しんで一気に読み進んだ。
生きて帰ることは叶わなくとも、宮部の魂が最後まで妻を守り抜いていたことに感動した。
このフィクションに完全に引き込まれてしまったが、
同時に、戦争、特攻隊というノンフィクションが確かにあったことを、気付かされた。

私はもちろん、私の父も母も戦後に生まれた。
この本は一部ノンフィクションを織り交ぜたフィクションだけれど、
戦争は決してフィクションでは無い。
当然だけれど、かつて実際に、日本で、あったこと。
そのことを本当に心から理解しているか?と聞かれたら、
私はとても「はい」とは言えない。

この本に書かれている、特攻隊員の心境、軍上層部への批判、
戦中戦後に新聞社が与えた世論への影響、それら全てが正しいとは限らないけれど、
あくまで百田尚樹さんという一人の作家が調査し、推考し、まとめ、
フィクションを織り交ぜて書かれたものだけれど、
それでも、この物語を知れてよかったと思う。

戦争を現実のものとして本当には理解できなくとも、理解したいと思うことが出来た。
例え自己満足でも、ただの知識欲でも、もっと知りたい。考えたい。
靖国神社の意味さえロクに知らなかったけれど、
今年のお盆は靖国神社に参拝しに行こうと思う。
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No.209:
(5pt)

戦争の悲惨さと主人公の熱い思い、二つをうまく表現した良作!

太平洋戦争の日本は零戦と運命をともにしていた。当初、世界最高だった零戦によって快進撃を続けていたが、零戦を上回る敵戦闘機が現れるにつれ日本は劣勢になっていった。それでも日本は改良することなく零戦を出し続けた。最後には零戦は特攻隊にまで使われた。まるで日本は永遠に零戦で戦うつもりだったようだ。一方、最高の零戦乗り、宮部さんの妻への思いは、彼が死んだ後にも残った。宮部さんに感謝する人たちがその思いを表現した。まさに宮部さんの愛は永遠だったのだ。戦争の悲惨さと主人公の熱い思い、二つをうまく表現した良作だ。
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No.208:
(5pt)

毎日が愛おしく感じることができる1冊

多くの方に読んでいただきたい本です。
戦時中、一生懸命に生きて亡くなっていった方々のお陰で、今の生活があるのだと気づき、
毎日が愛おしく、大切に感じることができるようになりました。
この本に出会えて、本当に良かったです。
百田さんには、もっと戦争の真実を教えていただきたいですが、
同じテーマではご執筆されないと何かの記事で読みました。
そこを何とか!!
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No.207:
(4pt)

戦争を知らない方々に読んでいただきたい

戦時中における戦闘機乗りの生き様や心情がよく伝わってきます。
戦争を知らない現代の方々にぜひ読んでいただきたいです。
私も戦争に対するイメージを漠然と持っていましたが、戦争を日常として生きる人たちの気持ちまではわかりませんでした。
その時代にはその時代なりの楽しみがありますし、夢もあります。
この本を読んで、当時を生きた人たちの思いが少しでも理解できれば、考えることは多いと思います。
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No.206:
(5pt)

批判コメントを鼻で笑う

批判コメント書いてる人の、あなた何様?的な文章を見ると笑える。自分ならばもっと良い作品書けるんだろうか?文章だけは頭良さそうだけど、誰も共感出来ない中身もないものじゃ見る人を感動させれないのに。初めて小説を何度も読み返した、それくらい読めば読むほどもっと深い意味がある気がして夢中になれる小説。高山はネタバレになるから言わないが、私は嫌いだ。確かに現代社会のほうの描写は橋田壽賀子のドラマで有り得そうなところもあったが、戦時中の話しは傑作。最高の出来だと思う。
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No.205:
(4pt)

今も変わらない

フィクションとはいえ、当時の軍部の上層部のあり方は綿密な調査に基づいているものと思われる。失敗しても責任を取らない体質は、現在の日本の官僚体質にそのまま当てはめられる。戦前も戦後も同じ体質は、いつか来た道を又歩き始める可能性を秘めている恐ろしさを感じた。そして戦闘員の命を大事にしない戦闘機の作り方は、日本の車作りにつながるという「ゼロ戦燃ゆ」の著者が指摘したと同様、この本を読むといかに兵士の命が軽んじられているかがよく分かる。この国はいまだに市井の人の命より政治屋、官僚、大企業を重んじる体質を受け継いでいることを改めて気付かされた。
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No.204:
(5pt)

日本人の本質

この作品を通し、日本人の本質というものを改めて考えさせられた。
必ず死ぬと分かっていても受け入れ、笑顔すら浮かべて任務を遂行する。
そんな特攻隊員の姿は日本人の美徳でもあり、欠点でもあると思う。
 
 現代の世の中は、この特攻隊員のメンタリティを昔話と捉え忌み嫌う風潮にあるが、そうとは思えない。
所属する会社や学校などで、疑問を持ちながらも自らを無理やり納得させてはいないだろうか。
世の中の論調にただ身を任せている人が多いのではないだろうか。

 特攻隊を志願した一人が言った台詞「俺たちは弱虫だな」との言葉は、
自らの生活に置き換えてもズッシリと響いた。
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No.203:
(5pt)

軍人必読の書

私は航空自衛隊幹部です。空を飛んではいません。

この本を貪るように読みました。
戦時中の戦いの出来事などは、職業柄聴き知っていたことがほとんどでした。
しかしその事柄のなかで一兵卒が何を感じ、何を思ったのかを子細に著したものはそうないのではないかとおもいます。

私は一昔前まで、猛烈な死にたがり屋でした。
何かことが起これば、その中で壮烈に死ぬことが夢でした。
そのため、必至に体を鍛え、知識を身につけ、他人にも自分にも厳しい人間になりました。
そのことが、必然的に家庭を持つことへの恐怖を植え付けてもいました。

しかし家庭を持って子供ができてみると、死ぬことが恐怖になりました。
私は極端な恐がり屋に変わってしまい、以前の私の考え方からすると、腰抜けになってしまいました。
そのような考え方に、どうやって折り合いをつけるのか。3年くらい、本当に悩みました。

その悩みに一応の解決を与えた時、この本に出会いました。
中に書いてあることは、乾いた砂に水を流すように、私の心に入ってきました。
死ぬような危険を冒したことはまだ人生で数度しかありませんが、死を突きつけられた人間がどうなるのかくらいはだいたい想像できます。
家族の元に生きて帰りたいのは皆一緒です。

この本は、私が軍人として生きる考え方に、妥当性を与えてくれました。

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No.202:
(5pt)

処女作とは思えない完成度の高い作品

百田氏は最近もっとも気に入っている作家の1人で、大半の作品を読んでいるが本書にはどうも手が出なかった。主人公が特攻隊員だと知ったとたんに、特攻に向き合う若者の葛藤を読まされるのはつらいな、と気が進まなくなったのだ。

しかし読者の評価は極めて高いし、百田氏の未読作品もなくなってきたので、覚悟を決めて本書を手に取った。予想外だったのはその設定だ。司法試験を4回落ちて気力を失いぶらぶらしている健太郎が、フリーライターの姉の慶子から特攻で死んだ祖父について調べてほしいと頼まれるところから物語は始まる。二人は実の祖父の宮部久蔵の存在を全く知らなかったため、第二次大戦で宮部と共に戦い生き残った兵士の元を訪ねて、祖父についてインタビューを行う。インタビューを重ねるにつれて、宮部久蔵が腕利きのパイロットであった一方で、生きて妻の元に帰りたいと命を惜しみ海軍航空隊一の臆病者とも言われていたこともわかってくる。

本書の面白さの一つはこの設定にある。インタビューされる元兵士の老人たちは、宮部を嫌うもの、慕うもの、尊敬するもの、憎むものと様々であるが、全員が宮部と何らかの関わりを有しており、読む者の胸を打ち、涙が溢れるようなエピソードを有している。そして宮部という若者がいかに生き残るために戦い、そして何故最後は死んでいったのかが次第に明らかになってくるのだ。終盤にはあっというようなどんでん返しも用意されており、見事なエンディングで締めくくられる。本書は百田氏の処女作とのことだが、処女作とは信じられないほどの見事な完成度である。

そしてもう一つわかったのは、第二次大戦で日本の軍隊がいかに人命軽視の無謀な作戦を実施してきたかということだ。飛行機乗りのロマンやダイナミックで息が詰まるような迫力のある空中戦のシーンも多数描かれており、それが本書の魅力の一つでもあるのだが、その一方で兵士が無謀な作戦の犠牲となりいかに簡単に死に追いやられたかも繰り返し描かれている。この部分からは百田氏の強い憤りが伝わってきた。


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No.201:
(5pt)

ぜひ英語訳を

この本を読んで先の戦争に対する考え方がまた少し変わりました。もちろん全ての人がそうではないと思いますが、机上で無茶な作戦を計画して兵隊に実施させていた側の人々と、現代の高級官僚、愚かな作戦や政策の誤りに対する責任を取らず、出世ばかり追っているという点において本質は変わっていないのではないかと感じました。多くの人が読むべき本だと思います。まだ英語訳は無いようですが、ぜひ海外の人にも読んでほしい本だと思います。
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No.200:
(5pt)

こんな小説が書ける筆者に嫉妬します

小説を読んで涙することは多々あります。しかしこの本は自己最高の涙の量でした。hahaha
充分な調査と確たる信念でこのような優れた小説を書ける筆者に完全に脱帽です。
物書きが単なるストーリーテラーだけでは注目されない今の時代、戦友たちの語りとして物語を進めて行く手法も良い試みだと思います。
筆者と同年代の私には主人公の宮部久蔵(の戦死した歳)、そしてその孫の佐伯健太郎と同い年の息子がいます。息子にもぜひ読むよう伝えます。
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No.199:
(5pt)

感動の嵐

職場の先輩が「これは感動した!おすすめ!」と貸して下さった一冊。
「こんな分厚いの貸してもらっても、すぐ返せるかなあ」と思っていたら、読んでいるうちぐんぐん惹きこまれて、3日で返却。
本当にいい本でした。なんか私のレビューは「良かった」ばっかりですが、本当に良かったんです(笑)

構成が大変秀逸で、太平洋戦争という、戦争を知らない世代は暗い、重いと敬遠しがちな時代へ、同じく現代を生きる姉弟の視点を使うことによって、あっという間に引き込んでいってくれます。
主人公と全く同じように、「特攻隊って?あの時代って?」と疑問だらけ、かつちょっとしり込みしがちだった私が、一人また一人と体験者の声を取材によって聞くことで、「もっと聞かせて!おじいさんについてもっと知りたい!早く次の体験者を!」とどんどん小説の世界に入っていくことができました。
まるで推理小説のように、特攻に散った若き日のおじいさんの素顔が少しずつ見えていって、ページをどんどんめくりたくなります。
戦時中の時代のプロットに加え、現代を生きる主人公達のドラマも織り交ぜ、おじいさんと共に彼らも成長していく姿もまた胸に響きます。

構成だけでなく、零戦戦闘機や太平洋戦争における軍部の状況など、非常に精緻に描写されており、フィクションなんだけどとてもリアルに読むことができました。
当時の日本軍幹部の愚かしさ、その下で散っていく若者達を背景知識と共に語られ、やるせない思いがより強くなりました。
こんなことが本当にあっただなんて…おじいちゃんおばあちゃんに感謝せずにはいられません。

ラストは感動の嵐です。電車で号泣です。
こんな感動する本久しぶりに読んだ。。。

外しのない名作です!!!
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No.198:
(4pt)

必読の書

あの戦争でゼロ戦に乗り、特攻隊員として死んでいった若者たちを描いている。
「お国のために」散った若い命。
背景に何があり、彼らは何を考えていたのか。

フィクションとはいえ、一気に読み進み、読み終えてしばらく涙が止まらなかった。

どうしても古本屋に持ってゆけない一冊である。
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No.197:
(5pt)

ハッピーエンド。

「司法試験浪人」とは名ばかりのニートな弟、そしてまた「ライター」とは名ばかりの浅学な姉の"現代の若者ぶり"が描かれる冒頭のルーツ探訪記に失笑させられる。
しかし、911テロと特攻を同一視するジャーナリスト気取りな新聞記者のステレオタイプ論評にムカつきながら、少しずつ弟と姉(今の若者そして読者)は主人公・宮部と同時代を生きた老人達との面談が進むに連れて「何故日本が戦争に走ったか」「何故負けたのか」「何故特攻が行われたのか」をすら考えさせられていく。
戦友会の生き残り老人達との面談が進むにつれ、主人公・宮部の人物像が詳細に描き出され始めると頁を繰る手が止まらなくなった。
エピローグで主人公・宮部は無事本懐を遂げたであろう事が判明するが、読後評から「あれだけ生きたかった人が何故死ぬ事になったのか」余りにサラリと書き流された感もあり、謎解きになっていないと感じる読者もいるようだ。
特攻に出向くとなったら全うするべく全力を傾けた主人公の「ハッピーエンド」に落涙を禁じえなかった。


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No.196:
(5pt)

感動しました。

泣きました。
こういうストーリー構成は、テレビ構成作家の強みなのかもしれません。
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No.195:
(5pt)

若い人にこそ読んでほしい

私は、文章や構成の分かりやすさこそ、作者がこの物語を、
本が苦手な若い世代でも抵抗なく読めるように配慮しての結果だと思います。
多少ドラマチックすぎるきらいもありますが、
それも、読みやすさ、共感を意識してのことと思います。

この本を読んで以来、見るものすべてが違って見えるようになりました。
通勤電車の中の人々を見るだけで、
一心に働く男性を見るだけで、
なぜか涙がこぼれそうになります。
そして、この国の財産は、産業でも経済力でも技術でもなく、
一人一人に流れている日本人の血なのだと、誇らしく思うようになりました。

今でも、主人公宮部を想うとぼんやりしてしまいます。
このように心に長く残る小説は人生でも数冊だけです。

作者の勇気と、思い入れ、そして誰をも引き込む筆力に感謝します。
この作品に出会えてよかった。

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No.194:
(5pt)

半年後くらいに読み返したいです

戦争についての知識がほとんどない状態で「永遠のゼロ」を読んだ私は、
読み始めてすぐに、宮部久蔵という人物に引き込まれました。

宮部のエピソードについてもっと知りたいという一心でページをめくっていたと思います。
その分エピローグを読んだ時は、特攻の際の描写があまりにも悲しく、どうしようもないくらい涙が溢れました。

他に色々と思うことはあったのですが、読み終えた今最も印象に残っていることは、
単純に宮部久蔵の生きざまです。本書をまだ読んでいない方、ぜひ宮部の生きざまに触れてみてください。






永遠の0 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:永遠の0 (講談社文庫)より
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