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(短編集)
青空の卵
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青空の卵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全89件 21~40 2/5ページ
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私が過去に読んだ本の中で、ワーストといっても過言ではない本です。 日本語の誤用や文章力のなさも目立ちますが、なにより許せないのは作者の知識の無さです。引きこもり・中途失明者・性同一性障害・同性愛・梨園など、てんこ盛りの内容ですが全く理解せずに書いておられるのが手に取るように分かります。仮にも作家を名乗るならもう少し理解してから書いてほしい。軽いタッチで描くからといって深い理解が必要ないわけはありません。 主人公のモノローグ(説明的なセリフ)に明らかに本の引用と分かる部分もあります。ここ切って貼ったのね、と思ってしまう…。しかも随分古い本(おそらく医療本)から…。理解し、自分の血肉としてから書けばこのようなお粗末なことにはならないでしょうに。 主人公が好きになれない。偽善という言葉を体現しているよう。そしてその主人公を通して、作者と気が合わないことが分かりました。もうこの方の本は購入いたしません。 この本がお好きな方もいるようですが、これも一つの意見として投稿します。 | ||||
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嫌いではないです。 ないですが…といったところでしょうか。 読書感想文には向いていると思います。 一話完結なのでどれか一つだけ読めば早く読み終わるし、とても書きやすいと思います。 考えさせられる、今まで考えた事のなかった些細な問題だったから…なんて感想が高校生以上にもなって出たら普段何考えて生きてんだと思ってしまう程度の事ではあるけれども 小中学生が読むならオススメ。 もしくはゆるいミステリー風味のほのぼのBLとして読んでも割と楽しめるかと。 男同士の友情は傍から見ると時に恋愛に近く見えるけれどもコレはそういう男同士の友情というより依存しあう女子高生とかに近い雰囲気で、いっそ恋人同士で会った方が自然。 優しい雰囲気で春や秋に外でおやつでも食べながら読んでほっこりするのにちょうど良い本です。 | ||||
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電子書籍でセールをやっているときにあらすじを見て気になり購入しました。 ミステリーとしては決して面白いものではありませんが、元々話自体が緩いのでそこは気になりませんでした。 ただ、犯人の動機が中々に酷いところに持ってきて、架空の事例からの男性批判をしてきてあっけにとられると同時にうんざりしました。 今では買ったことを後悔し、容量のムダなので削除しました。 | ||||
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最初こそ、暖かい人間模様と日常の情景がうまく描かれていて、 とても優しい気持ちになれた。久しぶりにこういう良い本に出会えたかなと思った。 ところが読み進めて行くにつれて、鳥井と坂木の共存関係がくどく、 耐えられなくなった。私自身は男の友情ものの物語は大好きだが、 これは一般的な男同士の友情ではない気がする。個人的にだが、 男同士の付き合いはもっとスッキリしてて、後腐れなく爽やかなものであり、 お互いに依存はしないものだと思っている。そういった意味で途中から 不快な物語になってしまった。賛否両論あると思うが、私には合わなかった。 | ||||
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いくら何でもひどすぎます。構成も文章も推理も陳腐。これほど内容のないものも珍しい。 主人公の二人の男の関係も気持ち悪い。これはボーイズラヴですか? 歯の浮くような甘さ。 「感激して泣いた」の連発にもウンザリしましたが「幸せに、おなり」で完全にアウト。 それ以上、読む気が失せました。普段はいったん読み始めた本は、意地でも読み終えるのに。 | ||||
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寒い冬にお風呂で温まるような一冊。 ほわ〜んとした坂木ワールドにハマってしまいました。 | ||||
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謎解きありつつの、やさしい短編集です。坂木と鳥井のふたりがかもしだす味わいある関係に、それを理解する個性豊かな人がだんだん増えていって、温かい人間関係がふくらんでいきます。自分の中にも、割りきれない気持ちや正義感や、ねたみや潔さなど、あるよね、と思いながら読みました。私もこんなふうに人とつながれたらいいなと思う作品です。 | ||||
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とても面白く一気に読んでしまいました。主人公も周囲の人達も魅力的で読後感最高でした。 | ||||
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登場人物が個性的だけど、憎めない。それぞれの人物を優しく、そっと描いているようで、作者の優しさを感じる。さりげなくミステリーの要素が、入っているのも楽しい。軽く読めるミステリーとして、星5つがふさわしい。 | ||||
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本当は誰かと一緒にいたい。 本当は大切な人から愛されたい。 誰しもが普通に願うことすらできない人間がいる。 鳥井真一が、まさにそうである。 職業はコンピュータープログラマーであるが自称「ひきこもり」である。 何かあると、鳥井のところへ足を運ぶ友人の坂木。 なぜか彼らの出向くところに事件が転がっている。 男性を襲うストーカーが現れたり、尾行をされていると相談されたり、変な贈り物に困っている人を助けたり…。 どちらかというと、坂木が首を突っ込んで、その後始末を鳥井が推理して解決していくという感じだろうか。 坂木司のデビュー作ということもあってか、未完成感は伴うんですよね。 でも、ここが出発点であり、今の作品ができていることを考えると、このひきこもり探偵シリーズのつづきは気になってしまいます。 ゆっくりですが、シリーズ読み勧めていこうと思いましたね。 | ||||
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坂木 司さんの本にはまっています。次々に読んでいますが、すごくおもしろいです。常に持ち歩き、仕事で銀行の待ち時間や昼休み、夜寝る前などに読んでいます。文章も読みやすく、内容も想像がつかず早く先が読みたくなります。坂木さんのどの本もおすすめです。 | ||||
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探偵役の鳥井は、ちょっと変わっている。「引きこもり」をしている若い男性で、語り手の「僕」とは一風変わった友情で強く結ばれている。 語り口がソフトでめぐる事件も一見穏やかだから、当たり障りのない物語なのだろう、と思って読んでいると、驚かされることになる。凶悪な犯罪は起こらず、根の深い陰謀が徐々に明らかになるわけでもないのだけれど。 登場人物たちが、謎解きの過程で見せる事情の複雑さ、それについて「ひきこもり」の鳥井が加える苦く深く、時には暖かいコメントに、読者が生きている日常の重さが映し出されているようで、どきりとする。そこに今のこの世間を映すリアリティを感じる。 | ||||
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引きこもり探偵シリーズ第一弾にして著者のデビュー作です。 四つの短編とエピローグ?が収録されています。 ミステリなのに謎解きよりも人間関係に重点を置いていて、普段本格ミステリ以外にミステリに触れる事が少ない私には目から鱗でした。 それ故か、優しげな語り口も相俟って、穏やかな柔らかい雰囲気が魅力的です。 一つのお話で出てきた人物がそのままフェードアウトせずにコミュニティを築いていくのも新鮮に感じて面白い。 ミステリとしてはあまりオススメはしませんが、謎解き部分も案外悪くはなくバランスが良いと思いました。 ただ、残念なことに論旨に納得できないというか、浅くチープなものに感じてしまう所が多かった。 また鳥井と坂木の性格や関係性に少しだけ気持ち悪さを感じてしまいました。 | ||||
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坂木が社会人で外資系の保険の営業という設定がそもそも違うのではないか…。 感性が思春期の少年のようなので、いっそ高校生の設定にしたほうが説得力があったように思う。 コバルトの若木未生の作品がこの感性に近いかな。イズミ幻戦記とか(懐かしすぎる)。 まあ、気持ちはわかるけどね…という感想。 あんまり自分を追い詰めるような思考をするのはどうかと思うよ、坂木くん。 それを純粋だと思っている君は、若いんだなあ。 しかし、鳥井に依存する理由がいまいち見えてこない。 鳥井より、坂木のほうがよほど精神的に何かが間違っているのではと思いました。 でもまあ、依存関係をやめる方向に話が進んでいくみたいなので、よかったですが…。 ある年齢以上の人には、読むのが厳しい作品でした。 推理の内容は面白かったです。 | ||||
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この作品を好む人もいるのでしょうが、私にはまったく合いませんでした。 語り手を優しい人として描きたいのでしょうが、私には偽善者っぽさが鼻につき、また文中の会話も白々しく薄っぺらい印象を受けてしまい、読み通せませんでした。 小説としての組み立て以前に、作者の価値観に共感も理解もできず、読むのを止めました。 | ||||
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賛否両論のこの作品、第1話に登場する女性に、どうも共感できませんでした。 多くの女性が経験したことのある“不快なこと”からの発想が、変な方向へと飛躍しすぎている気がして…。 「この本は失敗かな…」と思いましたが、2話以降は〇 友愛、夫婦愛、親子愛など、愛情の形は様々ですが、小さな誤解からダメになった人たちが、再び絆を取り戻す、というパターン。 現実はそんなにうまくいかないからこそ、なんだかホッとする…そんな感じがしました。 続きも読むつもりです。 | ||||
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自分自身がひきこもりのせいか、いかにも治そうとして外に連れだそうとしているという意図が強く感じられ、不快だった。 ひきこもりが治すものなのかわからないし、そんなに簡単にどうにかなるものとも思えない。また、治そうと働きかける友人というのも目障りだ。つまりはひきこもっている理由が不当なもので、盗人にも三分の理という言葉さえ認めないからだ。ひきこもる理由ごと肯定してもらえないと、引きこもりは辛いだけだ。 | ||||
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自分自身がひきこもりのせいか、いかにも治そうとして外に連れだそうとしているという意図が強く感じられ、不快だった。 ひきこもりが治すものなのかわからないし、そんなに簡単にどうにかなるものとも思えない。また、治そうと働きかける友人というのも目障りだ。 | ||||
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季節ごとに小さな謎が持ち上がり、ひきこもりの鳥井が悪いことも良いことも暴いていく。 私小説のような性格を持つ推理小説は初めて読んだ気がするが、架空のハードボイルド探偵なんかとは正反対の、武骨でどんくさいけど暖かい話である。 | ||||
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季節ごとに小さな謎が持ち上がり、ひきこもりの鳥井が悪いことも良いことも暴いていく。私小説のような性格を持つ推理小説は初めて読んだ気がするが、架空のハードボイルド探偵なんかとは正反対の、武骨でどんくさいけど暖かい話である。 | ||||
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