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(短編集)
青空の卵
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青空の卵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全52件 1~20 1/3ページ
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良かった | ||||
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この作品で坂木司という作家を知り、その後たくさんの彼の作品を読んだけれど 最近、読んでなかったなあ~と思い再び手にしたが、やはり良い。 こんなに優しい世界線どこにあるんだよ、と思いながらも良いものは良いんだよな、 と感じてしまう。 引きこもり探偵の鳥井真一が相手の年齢に関係なく、名前を呼び捨てにする理由は きっと作者・坂木司が日頃から感じていることなんだろうなと再読して気づいたり。 一度読んだ本を何度も読むということはあまりしていなかったけど、これをキッカケに 他のいろんな作品も再読することになりそう。 何度も読める物語っていいなあとつくづく感じさせてくれる作品です。 | ||||
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Good | ||||
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個人的にはブロマンスの隠れた名作だと思っています。 ブロマンスと勝手に位置付けてしまっていいのかわかりませんが・・・!あくまで個人の感性です! ミステリーとして読んでも非常に面白いです。 | ||||
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多分この人の色は大好きなんだろうなと思った。 相変わらず、この手の直感は外れないもので。 とても澄んでる人なのだろうな。 自分の憧れも希望も嫉みも、全部受け入れた上で吐き出してる。 この本自体が短編仕立てになっていてすんなりと読み込める。 けれど完全な別物でなく、ちゃんと月日が経っている。 これを読み終わったあと、 逆転裁判をプレイし終わった後のような そんな清涼感を得た。 こんな視点で色を見てる人、知らないだけで探せば沢山居るのだろうか。 だとしたら、とても人生無駄にしてるな、と。 | ||||
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とくになし | ||||
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現代版・シャーロックホームズ、といったところか。 シャーロック・ワトスンのコンビと異なるのは、 鳥井・坂木の両者の気持ちが(驚くほど)ピュアな点である。 とりわけ鳥井は「俺様」に見える反面、妙にメンタルが弱い面が見え隠れする。 それが彼の不安定さであるのだろうし、坂木とのバランスでもある。 本巻では、事件解決と並行して 彼らの世界が少しずつ「外」に開かれていく様子が描かれる。 続巻では、どのような展開になるのだろうか。楽しみだ。 | ||||
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テレビドラマ化、漫画化もされ、本作を含む『ひきこもり探偵シリーズ』も3作まで続いた 著者のデビュー作 デビュー作でこれだけの成果を収めたということは、 大成功と言えると思います。 以下、ネタバレ無しでレビューしていきます。 よく出来た物語ですが、どちらかと言うと女性向きの小説に 思えます。探偵役とワトソン役の主人公男性二人が、 ”女性が望む、男性二人の関係性”といった感じなので 私のような中年男性からすると 「男はそんなことしないし、言わない」という印象が強く 大きな違和感を感じます。 低評価をしている人のレビューは、私と同じような 印象を持っていたので、おそらくそれらは男性側の意見かと思います。 とはいえ、そうした描写を好む女性も多いのも事実で そういった描写があったからこそ、ヒットしたのかもしれません。 単純に ”男性はそんなこと言わないし、やらないから直せ!”という話では ない気がします。 本作の漫画版も女性漫画雑誌での連載だったので 読者ターゲットは女性かと思われます。 例えば、男性アイドルグループなどではメンバー同士の仲の良さを よくアピールしますが、それは女性のファンが喜ぶことを知ってて 意図的に行っている部分も多いかと思います。 なので、男性視点から感じる違和感は 女性読者を喜ばせるための演出だとは思います。 ただ、本作品をそうした先入観なく 通常のミステリだと思って男性が手に取ると 違和感を感じるかと思います。 主人公二人の関係性についての 男性側の違和感は、女性読者向けだと念頭に置いて 読んだほうがスムーズかと思います。 それ以外にもう一点 探偵役、鳥居の性格なのですが 「いじめられた経験がありひきこもり」 という経緯と 「自信家で不遜、初対面の人に対して ”ジジイ”や”ババア”など失礼な発言をする」という 強気な態度がどうしても一致しません。 プロの作家の人も 鳥居を好きになれない、と本シリーズの解説で 書いてます。 私も好きになれないのですが、 それ以前にキャラクターとしての成立が怪しく感じます。 ”いじめられて引きこもったような人が、そんな強気な態度をとるかな?” と、疑問が残りました。 これも女性が喜ぶようなキャラクター設定なのかもしれません。 大ヒットした少女漫画などでも そういった矛盾を感じる、男性キャラクターをよく見かけるのですが それは、「女性の、理想化した男性」という部類なのかもしれません。 | ||||
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めんどくさくなると読まない私でも最後まで読めたので星4で。1話完結で次はどんなかなと期待させます。 優しい雰囲気も悪くないし、性描写など無いので中学生あたりから読める。勉強になる部分もあると思う。 でも…作者さんは男性ですか?それにしては…2人の関係が若干気持ち悪かった。中高生ならまだしも、おとなでこれはちょっと幼稚。この気持ち悪さがなければ子どもに読ませたかった。 そして、ひきこもりの話と思って読んだらダメ。 | ||||
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とてもきれいな状態の商品で満足です。 またの機会がございましたら、どうぞよろしくお願い致します。 | ||||
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作家ののデビュー作は、まだまだ荒削りなところも多く、あまり期待して読まなかったりするのですが、この作品は素晴らしかったです。登場人物1人1人の思いがすごく深く、お互いを思う気持ちが非常に強く、とても心惹かれる作品です。ミステリー要素より、登場人物の関係の素晴らしさに胸打たれました。身内でもないのに、こんなにお互いがお互いを必要とする関係ってあるんですね。この作者の小説には淡々としすぎていてガッカリすることもあったのですが、デビュー作がこんなに素晴らしいとは予想外でした。こんな奥深い作品をずっと書けたらよかったのに、なんだかこの作品で半分燃え尽きてしまったのかな?というくらいいい小説です。私の若い頃は、デビュー作から作品を書きつづけていって、何作目かにすごく売れる小説を書いたという作家のパターンが多かったのですが、今はデビュー作が非常にいいという場合が多いですね。もちろん、この作者のデビュー作以降の作品で、大好きなのもたくさんありますが、それにしてもビックリです。 | ||||
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初読の時にシリーズと知らず、順番ばらばらに読んでしまったので、「細かい部分忘れる」のを待って、再読。 宝物を宝石箱に大事に大事にしまっておきたい気持ちが分かる。 「純粋」に本人の為を思って…(性根が卑しい自分なら、宝物を見せびらかしたい気持ちも多分に含まれるw)の部分で葛藤するのも分かる。 そんなんで世間渡って行けるか?と思うより先に、愛おしい者を守りたい、抱え込みたい。世話したい。自分が居なきゃという甘い陶酔に浸りたい…に同調してしまう感じ。 全体の雰囲気が好きです。 | ||||
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寒い冬にお風呂で温まるような一冊。 ほわ〜んとした坂木ワールドにハマってしまいました。 | ||||
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謎解きありつつの、やさしい短編集です。坂木と鳥井のふたりがかもしだす味わいある関係に、それを理解する個性豊かな人がだんだん増えていって、温かい人間関係がふくらんでいきます。自分の中にも、割りきれない気持ちや正義感や、ねたみや潔さなど、あるよね、と思いながら読みました。私もこんなふうに人とつながれたらいいなと思う作品です。 | ||||
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とても面白く一気に読んでしまいました。主人公も周囲の人達も魅力的で読後感最高でした。 | ||||
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登場人物が個性的だけど、憎めない。それぞれの人物を優しく、そっと描いているようで、作者の優しさを感じる。さりげなくミステリーの要素が、入っているのも楽しい。軽く読めるミステリーとして、星5つがふさわしい。 | ||||
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本当は誰かと一緒にいたい。 本当は大切な人から愛されたい。 誰しもが普通に願うことすらできない人間がいる。 鳥井真一が、まさにそうである。 職業はコンピュータープログラマーであるが自称「ひきこもり」である。 何かあると、鳥井のところへ足を運ぶ友人の坂木。 なぜか彼らの出向くところに事件が転がっている。 男性を襲うストーカーが現れたり、尾行をされていると相談されたり、変な贈り物に困っている人を助けたり…。 どちらかというと、坂木が首を突っ込んで、その後始末を鳥井が推理して解決していくという感じだろうか。 坂木司のデビュー作ということもあってか、未完成感は伴うんですよね。 でも、ここが出発点であり、今の作品ができていることを考えると、このひきこもり探偵シリーズのつづきは気になってしまいます。 ゆっくりですが、シリーズ読み勧めていこうと思いましたね。 | ||||
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坂木 司さんの本にはまっています。次々に読んでいますが、すごくおもしろいです。常に持ち歩き、仕事で銀行の待ち時間や昼休み、夜寝る前などに読んでいます。文章も読みやすく、内容も想像がつかず早く先が読みたくなります。坂木さんのどの本もおすすめです。 | ||||
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探偵役の鳥井は、ちょっと変わっている。「引きこもり」をしている若い男性で、語り手の「僕」とは一風変わった友情で強く結ばれている。 語り口がソフトでめぐる事件も一見穏やかだから、当たり障りのない物語なのだろう、と思って読んでいると、驚かされることになる。凶悪な犯罪は起こらず、根の深い陰謀が徐々に明らかになるわけでもないのだけれど。 登場人物たちが、謎解きの過程で見せる事情の複雑さ、それについて「ひきこもり」の鳥井が加える苦く深く、時には暖かいコメントに、読者が生きている日常の重さが映し出されているようで、どきりとする。そこに今のこの世間を映すリアリティを感じる。 | ||||
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引きこもり探偵シリーズ第一弾にして著者のデビュー作です。 四つの短編とエピローグ?が収録されています。 ミステリなのに謎解きよりも人間関係に重点を置いていて、普段本格ミステリ以外にミステリに触れる事が少ない私には目から鱗でした。 それ故か、優しげな語り口も相俟って、穏やかな柔らかい雰囲気が魅力的です。 一つのお話で出てきた人物がそのままフェードアウトせずにコミュニティを築いていくのも新鮮に感じて面白い。 ミステリとしてはあまりオススメはしませんが、謎解き部分も案外悪くはなくバランスが良いと思いました。 ただ、残念なことに論旨に納得できないというか、浅くチープなものに感じてしまう所が多かった。 また鳥井と坂木の性格や関係性に少しだけ気持ち悪さを感じてしまいました。 | ||||
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