クリムゾン・リバー

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評判

クリムゾン・リバーの評価:

4.42/5点 レビュー 12件。 C ランク

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平均点4.42pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 21〜23 2/2ページ
No.3
(4pt)

私は観てから読みましたが、それでも面白い

頭の中の映像の立ち上がりが早く、分厚い本でしたが一気読みできました。

映画の、コンクリートのような固くて冷たいセットが完璧な出来具合だったことがよくわかります。原作者が脚本家として参加したとのことですから、原作から喚起するイメージを非常に大事にしたのでしょう。

また、やはり、映画では「???」の表現の理由が、この本でよくわかります。

でも、私には表現が残虐すぎるので、星をマイナスしました。
クリムゾン・リバー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: クリムゾン・リバー (創元推理文庫)より
4488214053
No.2
(4pt)

見る前に読め!

決して映画のノベライズではございませんので、安心して書店で手に取って見て下さい。超弩級のフレンチ・ミステリ暴走特急を体感すべし。吉野仁氏強力プッシュ、宮部みゆきも夢中になったという骨太な剛速球を著したのは実は新人作家なんですよね。一種バカミス系だけど、ある部分超越しちゃえば怖いもの無しだもの。グイグイ迫るスピード感たるや凡百の作家を牛蒡抜きにするハイテンション。映画化されたのも宜なるかな。実に映像的な描写もこの作家の得意とするところ。ニエマンス警視正なんて、ジャン・レノそのものだもの。彼を念頭に置いてキャラを練り上げたとしか言いようがないぞ。それほどピッタシはまってるのよ。冒頭、フーリガン相手に暴走するニエマンスの危ないデカぶりで掴みはOKってやつね。
 緋色の川って何? 謎が謎を呼んで猟奇殺人に震撼するフランスの田舎町に展開する推理劇って、一種、横溝正史の世界だよね。ハイパーバイオレンスな調味料で味付けされてるけど、これにロビン・クック味を少々。過去が現在を浸食し、甦った亡霊とともに暴き出された謎のスケールに瞠目すべし。あまりに突出してるがゆえに難色を示す人もいるでしょうが、ミステリの分野を超えたノワール小説としての味わいもフランス産ならではですな。構築された陰謀の荒唐無稽さをカバーするには、それ以上のインパクトを読者に与えればいい。こういう刑事を創造したグランジェの力業が、一気に最後まで読ませる原動力になってるちゅー
わけね。二人の刑事の持つ暗い情念が結実するラストもまたハッピーエンドとは無縁の諸行無常さが仄光る秀逸さ。
 見る前に読め。映画ではかなり各エピソードが端折られて描かれているようで、見ただけでは理解不能な箇所も出てくるようですな。全て納得した上でのジュード・イテロの物語ですから、そのバックグラウンドはしっかり把握して見てこそ映画ともども立体的に楽しめる様子ですね。相方がヴァンサン・カッセルってのもかなりブチ切れた役者起用ですので、期待度高いよね。すでに見ちゃった方には本書を読んで緋色の川の秘密にさらに深く触れてみるのも一興かと思うのであります。アブドゥフは役名変えられちゃってるようですが、脚本もグランジェが関わってるようですので、原作のテイストを損なうこともないと勝手に判断しております。早いとこ見に行かなくっちゃ。
クリムゾン・リバー【新版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: クリムゾン・リバー【新版】 (創元推理文庫)より
448821410X
No.1
(4pt)

見る前に読め!

決して映画のノベライズではございませんので、安心して書店で手に取って見て下さい。超弩級のフレンチ・ミステリ暴走特急を体感すべし。吉野仁氏強力プッシュ、宮部みゆきも夢中になったという骨太な剛速球を著したのは実は新人作家なんですよね。一種バカミス系だけど、ある部分超越しちゃえば怖いもの無しだもの。グイグイ迫るスピード感たるや凡百の作家を牛蒡抜きにするハイテンション。映画化されたのも宜なるかな。実に映像的な描写もこの作家の得意とするところ。ニエマンス警視正なんて、ジャン・レノそのものだもの。彼を念頭に置いてキャラを練り上げたとしか言いようがないぞ。それほどピッタシはまってるのよ。冒頭、フーリガン相手に暴走するニエマンスの危ないデカぶりで掴みはOKってやつね。
 緋色の川って何? 謎が謎を呼んで猟奇殺人に震撼するフランスの田舎町に展開する推理劇って、一種、横溝正史の世界だよね。ハイパーバイオレンスな調味料で味付けされてるけど、これにロビン・クック味を少々。過去が現在を浸食し、甦った亡霊とともに暴き出された謎のスケールに瞠目すべし。あまりに突出してるがゆえに難色を示す人もいるでしょうが、ミステリの分野を超えたノワール小説としての味わいもフランス産ならではですな。構築された陰謀の荒唐無稽さをカバーするには、それ以上のインパクトを読者に与えればいい。こういう刑事を創造したグランジェの力業が、一気に最後まで読ませる原動力になってるちゅー
わけね。二人の刑事の持つ暗い情念が結実するラストもまたハッピーエンドとは無縁の諸行無常さが仄光る秀逸さ。
 見る前に読め。映画ではかなり各エピソードが端折られて描かれているようで、見ただけでは理解不能な箇所も出てくるようですな。全て納得した上でのジュード・イテロの物語ですから、そのバックグラウンドはしっかり把握して見てこそ映画ともども立体的に楽しめる様子ですね。相方がヴァンサン・カッセルってのもかなりブチ切れた役者起用ですので、期待度高いよね。すでに見ちゃった方には本書を読んで緋色の川の秘密にさらに深く触れてみるのも一興かと思うのであります。アブドゥフは役名変えられちゃってるようですが、脚本もグランジェが関わってるようですので、原作のテイストを損なうこともないと勝手に判断しております。早いとこ見に行かなくっちゃ。
クリムゾン・リバー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: クリムゾン・リバー (創元推理文庫)より
4488214053