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神の家の災い



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【この小説が収録されている参考書籍】
神の家の災い (創元推理文庫)

神の家の災いの評価: 3.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

中世ロンドンの風物史

中世ロンドンの記述が非常に面白く、ロンドンってこんなに汚い町だったのと唖然とした。
主役の2人はいずれも好人物で、うち一人は大岡越前の太っちょ版という感じで読んでいて非常に楽しい。テンポも軽快で最後まで一気に読むことができた。
ただ推理小説としてはどうかな。3つの謎のうち1つはどこかの推理小説で読んだネタでその場でわかってしまうし、2つめの謎はとってつけたようなうさんくさい感じ。メインの謎である連続殺人もありがちで場当たり的。解説には本格物と記載されていたが、現代の推理物を読むとこれが本格物?という感じになるだろうか。300頁余りに3つの謎を入れているので、頁量から言っても1つの謎そのものに深い落とし穴はない。
中世ロンドンを舞台にした、ちよっとした謎々として読めば肩凝らずして楽しめると思う。
神の家の災い (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:神の家の災い (創元推理文庫)より
4488219047

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