針の眼

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針の眼の評価:

4.00/5点 レビュー 19件。 A ランク

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全43件 41〜43 3/3ページ
No.3
(4pt)

鉄の女の伝統

K.フォレットの代表作。第2次世界大戦中のスパイ物だが、趣向の奇抜さで読む者を驚かせる。ドイツのスパイ「針」がイギリスの機密を盗むのはありきたり。「針」が帰りの航海で遭難し、ある島に漂着するのも平凡。しかし、その島に住む夫婦の妻と「針」が恋愛感情を持つようになってから話はおかしくなる。
これはラブ・コメディかと思わせておいて、「針」の正体が分かってからは二人の死闘が始まる。通常なら、奮戦している彼女に救いの手が差し伸べられるのが定石だ。ところが、最後まで彼女は一人で戦い、何と「針」を打ち倒すのだ。まさに"鉄の女"。そして最後に待っているエピソードが微笑ましい。そう言えば、この物語の語り手は...。
イギリス女性の鋼の強さに圧倒されるスパイ小説の傑作。
針の眼 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 針の眼 (新潮文庫)より
4102358099
No.2
(3pt)

Not the Best But...

「The Needle」というコード・ネームを持つドイツのスパイは英国軍の対ドイツ工作の秘密を知り、本国へ警告を発しようとしている。一方、英国北部で満たされぬ生活を送っていたLucy Roseは「The Needle」に出会い、愛国心と欲望との間で板ばさみに…。Ken Folletのデビュー作にして彼の最高傑作と呼び名の高い作品ですが、「melodoramatically」等のチープな副詞・形容詞を安易に多用した原文は決して褒められたものではなく、明らかに表現よりはアイデアで勝った作品です。また、今回の「新約」なるものは旧訳と比べると離乳食的に簡易化されたものに過ぎず、大人層にのみアピールしているはずの後半のラブ・サスペンスを売り物にしている本作には相応しくない改訳だと言わざるを得ません。
針の眼 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 針の眼 (創元推理文庫)より
448812903X
No.1
(3pt)

Not the Best But...

「The Needle」というコード・ネームを持つドイツのスパイは英国軍の対ドイツ工作の秘密を知り、本国へ警告を発しようとしている。一方、英国北部で満たされぬ生活を送っていたLucy Roseは「The Needle」に出会い、愛国心と欲望との間で板ばさみに…。Ken Folletのデビュー作にして彼の最高傑作と呼び名の高い作品ですが、「melodoramatically」等のチープな副詞・形容詞を安易に多用した原文は決して褒められたものではなく、明らかに表現よりはアイデアで勝った作品です。また、今回の「新約」なるものは旧訳と比べると離乳食的に簡易化されたものに過ぎず、大人層にのみアピールしているはずの後半のラブ・サスペンスを売り物にしている本作には相応しくない改訳だと言わざるを得ません。
針の眼 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 針の眼 (新潮文庫)より
4102358099