針の眼
評判
針の眼の評価:
4.00/5点 レビュー 19件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21〜30 2/2ページ
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針の眼の評価:
4.00/5点 レビュー 19件。 A ランク
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MWA1979年 最優秀長編賞
スパイ小説といえば、ジョージ・スマイリー、チャーリー・マフィンを思い出してしまうのだが(ジェームス・ボンドもいるか)、本作品の主役、ヘンリー・フェイバーは、彼らとは違って、最強の敵として描かれている。大戦の趨勢を左右する証拠を自国のドイツに持ち込むべく、冷酷無比に殺人すら厭わず逃避行をつづけるフェイバーと、それを阻止しようとするゴドマリンとの頭脳戦がみどころ。フェイバーの運命を(結局は)決定づけてしまう冷え切ったルーシイとデイヴィッド夫妻、妻の死から立ち直れないゴドマリンの部下ブロックズなど、本筋にうまく絡めながらものがたりは進行していく。歴史の裏側の虚々実々を、ここまでものしている、29歳のケン・フォレット恐るべしというところか。ラストは、ホラーばりの緊迫感あり、いっき読みしてしまった。
ただ、ルーシィの”よろめき”は好悪がわかれるところ。ドナルド・サザーランド主演の映画は未見だが、内面をうまく描かないと安っぽくみえるかもね。