異人たちの館

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評判

異人たちの館の評価:

3.68/5点 レビュー 31件。 A ランク

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平均点3.68pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全58件 21〜40 2/3ページ
No.38
(2pt)

全く読み進められない

ミスリードの小説を探していてオススメの様だったので購入しましたが途中まで読んでから大分時が経っています。そんな感じの内容です。いつになったら読めるのか?無理なのか?
異人たちの館 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: 異人たちの館 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027313
No.37
(5pt)

名作復刊

読みたかったけれど、書店にないので諦めていた一冊
o(・x・)/
倒錯シリーズを高校時代に読んだ際の印象が強かったけれど、
叙述トリック有りきではなくて、
物語構成を活かす文体面に活用されていて
サスペンス性が高まっていく様な一冊でした
(*'-`)
手に入らないと思っていたら、此れは三次文庫になるんですねぇ。。

《あとがき》より
個人的には折原一の代表作と思っている作品だが、三次文庫であるがゆえ、小部数、絶版必至。書店から消えてしまう前にぜひ読んでいただきたいと願っている。
異人たちの館 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 異人たちの館 (文春文庫)より
4167907321
No.36
(4pt)

私は、嬉しい!

中古でしか手に入らなかったので、ほかの出版社からでも、出てうれしい。
異人たちの館 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 異人たちの館 (文春文庫)より
4167907321
No.35
(2pt)

新鮮な驚きはない

この作者の本は、「沈黙の教室」をかなり前に読んだだけで手にしていなかった。
書店にて平積みしてあったことから、同じワクワク感を期待して購入。
読み進むと物語のキーとなる人物やその背景が手に取るように想像されたが、最終の結末は私が想像したものとほとんど同一であった。
この手の本はいい意味で読者をアッと言わせることに価値があると思うので、あまりミステリーを読まない私程度に想定される結末ではミステリーをかなり読む人にはものたりないのではないかと思った。作者の代表作ということだが違和感が残る。
異人たちの館 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 異人たちの館 (文春文庫)より
4167907321
No.34
(1pt)

新刊だと思い購入してしまいました。

以前に講談社文庫から出版されたものと同じです。
いい加減同じ本を新刊の様に出すのやめて欲しいです。
異人たちの館 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 異人たちの館 (文春文庫)より
4167907321
No.33
(1pt)

状態「良い」の物を購入

折れ跡や濡れて乾いた跡などが目立ちました。
読むのに問題はありません。
異人たちの館 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 異人たちの館 (講談社文庫)より
4062734850
No.32
(1pt)

状態「良い」の物を購入

折れ跡や濡れて乾いた跡などが目立ちました。
読むのに問題はありません。
異人たちの館 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 異人たちの館 (新潮文庫)より
4101439117
No.31
(1pt)

状態「良い」の物を購入

折れ跡や濡れて乾いた跡などが目立ちました。
読むのに問題はありません。
異人たちの館 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: 異人たちの館 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027313
No.30
(5pt)

やはり名作でした

名作と名高い本作、やっと読むことができました。最初から叙述トリック系作品だと聞いていたので、ラストのオチはそれほど衝撃的ということはなかったが、最初でと最後で同じ記述でも焙りだされる事実は全く異なる仕掛けはよく出来ています。
あまり叙述トリック云々に拘って読むより、主人公が調査する自殺した青年の年代記が歳を重ねるにつれ異様になっていくのが興味を引き付けます。
折原氏の代表作なのでこの著者を初めて読む人にはお勧めの作品。
異人たちの館 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: 異人たちの館 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027313
No.29
(5pt)

やはり名作でした

名作と名高い本作、やっと読むことができました。最初から叙述トリック系作品だと聞いていたので、ラストのオチはそれほど衝撃的ということはなかったが、最初でと最後で同じ記述でも焙りだされる事実は全く異なる仕掛けはよく出来ています。
あまり叙述トリック云々に拘って読むより、主人公が調査する自殺した青年の年代記が歳を重ねるにつれ異様になっていくのが興味を引き付けます。
折原氏の代表作なのでこの著者を初めて読む人にはお勧めの作品。
異人たちの館 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 異人たちの館 (新潮文庫)より
4101439117
No.28
(5pt)

やはり名作でした

名作と名高い本作、やっと読むことができました。最初から叙述トリック系作品だと聞いていたので、ラストのオチはそれほど衝撃的ということはなかったが、最初でと最後で同じ記述でも焙りだされる事実は全く異なる仕掛けはよく出来ています。
あまり叙述トリック云々に拘って読むより、主人公が調査する自殺した青年の年代記が歳を重ねるにつれ異様になっていくのが興味を引き付けます。
折原氏の代表作なのでこの著者を初めて読む人にはお勧めの作品。
異人たちの館 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 異人たちの館 (講談社文庫)より
4062734850
No.27
(3pt)

プロットは素晴らしいのだが・・・

二冊読んで分かったことは、
この人の作品を楽しむには「慣れ」が必要だということ。
自分の期待しているものは得られないが、
中身を楽しむというよりもただ展開を楽しむための作品なのだ。
最初に読んだ「冤罪者」よりもこちらのほうが
より緻密でまとまりもよく、色んな意味で読みやすかったが、
やはり人物像が薄っぺらすぎる。
不気味な雰囲気で最後まで引っ張るわりにはたいしたことないラストで、
「え?これだけ?」という感じ。
異常な人物を描くだけ描いてその背景やそのようになった経緯は明かさないのだから、
どうやったって気持ちがついていかない。
ゆえに、肩透かしをくらった感じがして仕方がないのだ。
ということで冒頭に書いたことに戻るのだが、
これは叙述ミステリーを楽しむための作品であり、それ以上でも以下でもない。
登場人物に感情移入したり、
異常な人間を形成した背景に恐怖をおぼえたり、
どうしてそうなったのかを考えさせられたり、
そういうことが皆無なのだ。
なので、それを全く期待せずに適度な諦めを持ち、
トリックと展開だけを楽しんで読めば良いのだと思う。
それでも最後は釈然としないものは残るのだが、
「それ以上は描かない作家さん」と分かればもう割り切るしかない。
もう一冊読んでみるかどうかは迷うところだ。
異人たちの館 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: 異人たちの館 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027313
No.26
(3pt)

プロットは素晴らしいのだが・・・

二冊読んで分かったことは、
この人の作品を楽しむには「慣れ」が必要だということ。
自分の期待しているものは得られないが、
中身を楽しむというよりもただ展開を楽しむための作品なのだ。
最初に読んだ「冤罪者」よりもこちらのほうが
より緻密でまとまりもよく、色んな意味で読みやすかったが、
やはり人物像が薄っぺらすぎる。
不気味な雰囲気で最後まで引っ張るわりにはたいしたことないラストで、
「え?これだけ?」という感じ。
異常な人物を描くだけ描いてその背景やそのようになった経緯は明かさないのだから、
どうやったって気持ちがついていかない。
ゆえに、肩透かしをくらった感じがして仕方がないのだ。
ということで冒頭に書いたことに戻るのだが、
これは叙述ミステリーを楽しむための作品であり、それ以上でも以下でもない。
登場人物に感情移入したり、
異常な人間を形成した背景に恐怖をおぼえたり、
どうしてそうなったのかを考えさせられたり、
そういうことが皆無なのだ。
なので、それを全く期待せずに適度な諦めを持ち、
トリックと展開だけを楽しんで読めば良いのだと思う。
それでも最後は釈然としないものは残るのだが、
「それ以上は描かない作家さん」と分かればもう割り切るしかない。
もう一冊読んでみるかどうかは迷うところだ。
異人たちの館 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 異人たちの館 (新潮文庫)より
4101439117
No.25
(3pt)

プロットは素晴らしいのだが・・・

二冊読んで分かったことは、
この人の作品を楽しむには「慣れ」が必要だということ。
自分の期待しているものは得られないが、
中身を楽しむというよりもただ展開を楽しむための作品なのだ。
最初に読んだ「冤罪者」よりもこちらのほうが
より緻密でまとまりもよく、色んな意味で読みやすかったが、
やはり人物像が薄っぺらすぎる。
不気味な雰囲気で最後まで引っ張るわりにはたいしたことないラストで、
「え?これだけ?」という感じ。
異常な人物を描くだけ描いてその背景やそのようになった経緯は明かさないのだから、
どうやったって気持ちがついていかない。
ゆえに、肩透かしをくらった感じがして仕方がないのだ。
ということで冒頭に書いたことに戻るのだが、
これは叙述ミステリーを楽しむための作品であり、それ以上でも以下でもない。
登場人物に感情移入したり、
異常な人間を形成した背景に恐怖をおぼえたり、
どうしてそうなったのかを考えさせられたり、
そういうことが皆無なのだ。
なので、それを全く期待せずに適度な諦めを持ち、
トリックと展開だけを楽しんで読めば良いのだと思う。
それでも最後は釈然としないものは残るのだが、
「それ以上は描かない作家さん」と分かればもう割り切るしかない。
もう一冊読んでみるかどうかは迷うところだ。
異人たちの館 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 異人たちの館 (講談社文庫)より
4062734850
No.24
(4pt)

折原叙述ミステリーの代表作

折原一の作品の中で、3指に入るといわれているもの。折原自身も、叙述ミステリーとして自分の到達点みたいなこと言っています。確かに、分厚いけど、どんどん読める。半日で一気に読ませる折原ワールドは魅力ですね。出てくる人物のユッコも魅力的。こんな女と付き合ってみたい。ただ、ミステリーとしての切れ味はどうか。意外性といえば、いろいろあるが、連続幼児殺しの犯人については、想定の範囲内というか、意外性なし。主要人物の生死という点でも、一人称の樹海の中のモノローグが最初から出てくるので、予想しやすい。あと、なぞの、もう一人の取材者は、ちょっとつけたしっぽい。そういうわけで、あまり驚愕のラストとはいえない。むしろ、この作品の優れているのは、女経営者が、異様な息子の自伝を書いてくれとたのむ設定と、この異様な館の不気味さにある。そして、その「天才少年」が年を重ねるにしたがって、今生きている人たちの秘密もわかってきて、ゴーストライターも実は、その物語にかかわっているということ!(これが意外な真相か!)だまし絵をこれだけ、いっぱい重ねるとどれが真相か、どれが驚愕の真実かということが、わからなくなってしまう。その意味で、これは折原叙述ミステリーの到達点だが、飽和点でもあると思う。初期の作品や、中町信くらいの、複雑さのほうが、最後のカタリシスがあるんではないかな。
異人たちの館 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 異人たちの館 (講談社文庫)より
4062734850
No.23
(4pt)

折原叙述ミステリーの代表作

折原一の作品の中で、3指に入るといわれているもの。折原自身も、叙述ミステリーとして自分の到達点みたいなこと言っています。確かに、分厚いけど、どんどん読める。半日で一気に読ませる折原ワールドは魅力ですね。出てくる人物のユッコも魅力的。こんな女と付き合ってみたい。ただ、ミステリーとしての切れ味はどうか。意外性といえば、いろいろあるが、連続幼児殺しの犯人については、想定の範囲内というか、意外性なし。主要人物の生死という点でも、一人称の樹海の中のモノローグが最初から出てくるので、予想しやすい。あと、なぞの、もう一人の取材者は、ちょっとつけたしっぽい。そういうわけで、あまり驚愕のラストとはいえない。むしろ、この作品の優れているのは、女経営者が、異様な息子の自伝を書いてくれとたのむ設定と、この異様な館の不気味さにある。そして、その「天才少年」が年を重ねるにしたがって、今生きている人たちの秘密もわかってきて、ゴーストライターも実は、その物語にかかわっているということ!(これが意外な真相か!)だまし絵をこれだけ、いっぱい重ねるとどれが真相か、どれが驚愕の真実かということが、わからなくなってしまう。その意味で、これは折原叙述ミステリーの到達点だが、飽和点でもあると思う。初期の作品や、中町信くらいの、複雑さのほうが、最後のカタリシスがあるんではないかな。
異人たちの館 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 異人たちの館 (新潮文庫)より
4101439117
No.22
(4pt)

折原叙述ミステリーの代表作

折原一の作品の中で、3指に入るといわれているもの。折原自身も、叙述ミステリーとして自分の到達点みたいなこと言っています。確かに、分厚いけど、どんどん読める。半日で一気に読ませる折原ワールドは魅力ですね。出てくる人物のユッコも魅力的。こんな女と付き合ってみたい。ただ、ミステリーとしての切れ味はどうか。意外性といえば、いろいろあるが、連続幼児殺しの犯人については、想定の範囲内というか、意外性なし。主要人物の生死という点でも、一人称の樹海の中のモノローグが最初から出てくるので、予想しやすい。あと、なぞの、もう一人の取材者は、ちょっとつけたしっぽい。そういうわけで、あまり驚愕のラストとはいえない。むしろ、この作品の優れているのは、女経営者が、異様な息子の自伝を書いてくれとたのむ設定と、この異様な館の不気味さにある。そして、その「天才少年」が年を重ねるにしたがって、今生きている人たちの秘密もわかってきて、ゴーストライターも実は、その物語にかかわっているということ!(これが意外な真相か!)だまし絵をこれだけ、いっぱい重ねるとどれが真相か、どれが驚愕の真実かということが、わからなくなってしまう。その意味で、これは折原叙述ミステリーの到達点だが、飽和点でもあると思う。初期の作品や、中町信くらいの、複雑さのほうが、最後のカタリシスがあるんではないかな。
異人たちの館 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: 異人たちの館 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027313
No.21
(4pt)

プロローグとエピローグの対比が見事な傑作

折原氏の表芸の叙述トリック物の代表作。プロローグで富士の樹海で死んでいく男が、薄れいく意識の中で母の呼ぶ声を聞くシーンが描かれる。

話は一転、売れない作家島崎にゴーストライターの仕事が舞い込む。宝石商の小松原という女が、一年前に富士の樹海で遭難死した息子の淳の半生記を書いて欲しいというのだ。金のため、島崎はイヤイヤながら仕事を引き受けるのだが、小松原家の様々な謎に魅入ってしまい、否応なしに事件の渦中に巻き込まれる...。

作家志望だったとは言え、夥しいまでに残された淳の資料。女の子として育てられたらしい淳の幼年期。淳の義父の謎の失踪。時折挿入される童謡「赤い靴」。淳の義妹が狙われた幼女誘拐殺人事件。謎、謎、謎。これらが、作者得意の文体の書き分けで、1人称、3人称、新聞記事、作中作、誰とも分からぬモノローグ等で構成されるのだ。読者は錯綜した謎の迷宮に入り込む。

最後に明かされる真相は意外なもので、作者の構想に驚かされると共に、歪んだ母子関係に慄然とさせられる。エピローグで描かれるシーンはプロローグと見事に対応していて、作者の手腕を改めて感じさせてくれる。叙述トリック物でありながら、構成の整然性が見事な傑作。
異人たちの館 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 異人たちの館 (講談社文庫)より
4062734850
No.20
(4pt)

プロローグとエピローグの対比が見事な傑作

折原氏の表芸の叙述トリック物の代表作。プロローグで富士の樹海で死んでいく男が、薄れいく意識の中で母の呼ぶ声を聞くシーンが描かれる。

話は一転、売れない作家島崎にゴーストライターの仕事が舞い込む。宝石商の小松原という女が、一年前に富士の樹海で遭難死した息子の淳の半生記を書いて欲しいというのだ。金のため、島崎はイヤイヤながら仕事を引き受けるのだが、小松原家の様々な謎に魅入ってしまい、否応なしに事件の渦中に巻き込まれる...。

作家志望だったとは言え、夥しいまでに残された淳の資料。女の子として育てられたらしい淳の幼年期。淳の義父の謎の失踪。時折挿入される童謡「赤い靴」。淳の義妹が狙われた幼女誘拐殺人事件。謎、謎、謎。これらが、作者得意の文体の書き分けで、1人称、3人称、新聞記事、作中作、誰とも分からぬモノローグ等で構成されるのだ。読者は錯綜した謎の迷宮に入り込む。

最後に明かされる真相は意外なもので、作者の構想に驚かされると共に、歪んだ母子関係に慄然とさせられる。エピローグで描かれるシーンはプロローグと見事に対応していて、作者の手腕を改めて感じさせてくれる。叙述トリック物でありながら、構成の整然性が見事な傑作。
異人たちの館 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 異人たちの館 (新潮文庫)より
4101439117
No.19
(4pt)

プロローグとエピローグの対比が見事な傑作

折原氏の表芸の叙述トリック物の代表作。プロローグで富士の樹海で死んでいく男が、薄れいく意識の中で母の呼ぶ声を聞くシーンが描かれる。

話は一転、売れない作家島崎にゴーストライターの仕事が舞い込む。宝石商の小松原という女が、一年前に富士の樹海で遭難死した息子の淳の半生記を書いて欲しいというのだ。金のため、島崎はイヤイヤながら仕事を引き受けるのだが、小松原家の様々な謎に魅入ってしまい、否応なしに事件の渦中に巻き込まれる...。

作家志望だったとは言え、夥しいまでに残された淳の資料。女の子として育てられたらしい淳の幼年期。淳の義父の謎の失踪。時折挿入される童謡「赤い靴」。淳の義妹が狙われた幼女誘拐殺人事件。謎、謎、謎。これらが、作者得意の文体の書き分けで、1人称、3人称、新聞記事、作中作、誰とも分からぬモノローグ等で構成されるのだ。読者は錯綜した謎の迷宮に入り込む。

最後に明かされる真相は意外なもので、作者の構想に驚かされると共に、歪んだ母子関係に慄然とさせられる。エピローグで描かれるシーンはプロローグと見事に対応していて、作者の手腕を改めて感じさせてくれる。叙述トリック物でありながら、構成の整然性が見事な傑作。
異人たちの館 (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: 異人たちの館 (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027313